ここ数日、太陽が射し始める早朝の涼しい時間帯に、自転車で走っている。車も通らない道路を風を切りながら、快走すると実に気持がよい。先週の半ばに思い切って運動不足を補うために、軽い気持ちでやりだしたが、本日で五日目。往きはサイクリングロード、帰りは、あまり知らない道や路地に入り込んでうろうろ感を楽しんでいる。本日は、いつもより、速度を上げて走行してきたが、少し体に負担をかけると、息が切れて、汗が出る。でも、だらだらの暑い一日の始まりに体を動かすことは、良いことしているなという気持ちになるから不思議だ。今日は、14km走った。
京都は着倒れと言われ、針は京都文化の象徴でもある。その造る技術を知れば知るほど、実用工芸品と思うほどである。針先の角度は、繊維を傷つけずに、繊維間をくぐり抜けやすいように、針は、糸が引っかからずに糸切れもしにくいように丸穴。針の先は硬め、穴部は柔らかめ、胴部分は弾力を持たせ、随分工夫が施されていることを知った。
『みすや針』(三条通り)は、東海道五十三次の始発点、江戸日本橋からは旅の終着点にあり、荷物にならない良質の京土産と喜ばれ、旅人によって全国に知れ渡ったという。『池ノ端針』の家号で店を今の場所においたのが江戸初期。現在十七代目の優しい穏やかな表情のご主人からいろいろお聞きしました。
・1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は、後西院天皇より賜わる。
・御所で針を造っていたが、清めの意味とその技術が秘であったことから、御簾(みす)の中で作業する。天皇がそれをご覧になって名付ける。
・現在では、日常、ほとんど使われていない裁縫針。お土産品、特に外人に喜ばれている。
・日本針の生産の90%が、広島市内。




『みすや針』(三条通り)は、東海道五十三次の始発点、江戸日本橋からは旅の終着点にあり、荷物にならない良質の京土産と喜ばれ、旅人によって全国に知れ渡ったという。『池ノ端針』の家号で店を今の場所においたのが江戸初期。現在十七代目の優しい穏やかな表情のご主人からいろいろお聞きしました。
・1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は、後西院天皇より賜わる。
・御所で針を造っていたが、清めの意味とその技術が秘であったことから、御簾(みす)の中で作業する。天皇がそれをご覧になって名付ける。
・現在では、日常、ほとんど使われていない裁縫針。お土産品、特に外人に喜ばれている。
・日本針の生産の90%が、広島市内。



