つつきはっけん研究会(THK)も本日で、八回目です。『神君伊賀越え』で家康の逃走路について、史料を調べ、現地に出向き、いろいろ調べています。予想通り、これぞ間違いなしと言われるものには、なかなか見当たらないけれど、徐々に、少しずつ、これは、信じて良いというものでTHKの考えの基準になるものができつつあります。宇治田原山口城の京都所司代報告書における家康の行動とその時刻、これから、各地での出来事と時刻を推測、逃走時の道案内人登場の妥当性、街道や間道・抜け道の妥当性などを、明治の陸軍測量地図・地形を追いながら検討を進めています。とにかく、明治と現在の地図上では、道路が相当異なります。当たり前だけどびっくりします。とともに、これだけ発展して、今日があるのだなと感慨深げになります。




