核兵器禁止条約の交渉に参加しない政府に、広島、長崎で批判が相次ぐが、安倍首相は「条約署名、批准を行う考えはない」と記者会見で明言。被爆者と対面した際には条約に一切触れず、「あなたはどこの国の総理ですか。私たちをあなたは見捨てるのですか」と強い口調で言われても平然とする。加計学園問題でも、加計側面会時に「記憶にない」を通した柳瀬前首相秘書官が事務局長と会っていたことが判明した。審議時に明らかに嘘を言い逃げているのがその表情でも分かったのだが、なぜその時にすぐ後から分かる情報を入手できないのかが不可思議である。本日審議される南スーダンの日報問題も稲田前防衛相欠席のままである。野党の詰めの甘さを痛感し、益々政治不信に陥る2017真夏である。司馬遼太郎さんの発信していたことがまた脳裏に浮かぶ。