市の駅ナカ案内所に講演会申込みの電話を入れたところ、少々お待ちくださいといって、随分待たされた。担当の部署に電話を回しているのか?担当の方に確認しているのか?よくわからないが、窓口業務としては、いただけない。2年半前に、観光のおもてなしやサービス向上に力を入れる一環で、新田辺駅前に新装したのであるが、相変わらずいい加減になっているなと思った。時々訪れて案内人と話すが、自ら「ようこそとかいらっしゃませ」との言葉はなく、座ったままの対応に少し「お客様第一」のアドバイスした時もあった。関係する要職者にも問いただしたこともあるが、苦笑しながら改善しようとする気持がうかがえない。新装に当たり、議会でも期待感含めた取組み発言があったが、できてしまえばそれで完了というのでは情ない。形である建物ハードばかりに意識がいき、日々の運営運用ソフト面がお粗末な文化観光振興に似ている。PDCAを回さない行政自治体の悪さがここでも表れている。知人の首長が市改革に取組んだ時は、新装になった駅前の案内所に毎週訪れて、観光客の反応や業務へのコメント・アドバイスをしていた。本当に力を入れるということは、計画実施したことへの十分なる成果を見届けることであり、できていなければ、責任をもって最後まで取組むべきものである。そういうことが一つ一つできなければ、市の発展は期待できない。関係者は、今一度よく考えて頂きたい。もう、すっかり忘れているだろう、あの議員にも、首長にも責任があることを。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a1/2cecbcda7814be88664ea55573dd45d3.jpg)