教育改革により、2020年までに小学校~大学までの教育内容が大きく変わろうとしている。大学入試の在り方や道徳の科目制などにあるように、教科書や教え学び方、評価がいつも本質的な課題となってくるのは致し方ないかもしれない。がしかしである。あまりにも、達成度評価に偏っているのではないかと疑問視する。結果、受験のことが中心軸の議論となり、入試試験の方法論などの狭まった論議となる。その際には、選択方式ではなくて、考える力を重視ということで、これまたおかしな議論に深まる。そこで、本来の個人が所有する能力を導き出すことが教育であると正論を言ってしまう。正論とは、にも意見を交わす場面が浮かんでくる。益々、浅学者には、混とんとして複雑怪奇なものになってきそうである。科学文化の発展とともに、多様性が伴い色々な考え思いの善悪の判断をすることが難しくなってきているが、概して言えば、価値観の違いを認識しあい、コミュニケーションを図り、お互いに協力し合うこころを養うことが頭に浮かぶ。できうるならば、小さい時から色々な経験をし、物事の自己判断をつける力が大切ではないかと思う。そのために、その考えが正論かな?と問いかけて、考えさすことが今の教育として必要ではないかと思った。