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クモの生態には学ぶものが多々ある

2019-12-07 13:51:09 | 学ぶこと
庭に張るクモの糸が顔にくっつき、なかなか取れずに、気持ちが悪く感じた季節も過ぎ去り、今頃になって、クモの巣の糸について、ある雑誌を読んで面白いなあと感じている。巣の張り方に芸術性を感じ、なんと糸の種類は7つもあるとのこと。「横糸」は、エサとなる虫を捕らえるために粘着球が付き、獲物を巻き付ける時には「捕獲帯」という糸を使い、また、横糸を張るために「足場糸」をあらかじめ張っておくとのこと、特に興味を抱くのは、獲物を迅速に捕まえる際や、危機に遭遇して逃げる場合などの『命綱』として使う「牽引糸」である。この糸をたくさん集めて、ハンモックの一部に使って、ぶら下がりの実験に成功したこともあるという。この牽引糸は、2本からできていて、一本が切れても、もう一本を使用することができる。壊れた巣の糸は再利用して、新たな巣をつくるという。糸は、紫外線に強く、劣化しにくい。まさに、リスクマネジメント、リユース、耐久性、合理的、効率的なクモの生態は、人類として学ぶものが多くある。




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