尊敬する緒方貞子さんに続き、アフガンで活動する医師中村哲さんが銃撃され亡くなられた。危険にさらされながら、自らの命を、アフガンに捧げ続けた姿は、小さな巨星であったと思う。水があれば多くの病気と帰還難民問題を解決できるとして、井戸を掘り、ガンベリ砂漠まで25kmを超える用水路が完成し、荒れ地を開拓、農作物を栽培し、65万人を救ったといわれている。荒れ地と現在の姿をビフォアー、アフターでTVは映し出し、緑のじゅうたんが人間の住む希望や平和を表していた。 日本はもちろん、世界の政治家は彼らの偉大なる働きをどのように思っているだろうか。そして、自分も含めて、どういう思いで活動したらよいのですかと問いたくなる。