子ども科学電話相談で小学1年生の男の子が「コロナが怖くて眠れないんです。どうしたらよいですか?」「あなただけでなく、お母さんも、お父さんも、私もみんな怖いのです。怖くて泣きたいときは我慢せずに泣けばよいのですよ。今は、守らなければならないことを守り、感染者がなくなることを待ちましょう。」と、実に優しく、わかりやすく、男の子の気持ちを十分察して、答える心理学者の先生。あとから調べてみると発達心理学 (親子関係・家族問題・少子化対策・子育て支援)が専門の恵泉女学園大学長、大日向雅美さんであった。科学教育関連、厚生省や内閣府主催の懇談会でも多数活躍されている。自己ちゅうの人間がますます世の中を悪化させる現在、この人格者に人としての生き方、接し方を教えてもらいたくなる。