2021年度の阪神タイガースの戦いが終わった。惜しくも、ゲーム差0の2位。クライマックスも、巨人に敗退。前半2位に8ゲーム差なしの独走であったが、終盤全然打てずに、けが人続出でみっともなく失速した。やはり打てない、肝心の時に打てない。ここぞという時には、伝統的な精神的な弱さが出て、いいところまで行きながら、打てない守れないため、当然のごとく、負ける。本日も二つのエラーが引き金で勝利の女神が巨人に行ってしまった。相手投手がストライクが入らないのに、チャンスに初球を狙って併殺・凡退が4回もあった。やるせない、今年を象徴するゲームであった。走攻守力を持った若手右打者を育成させることが最大の課題。広島カープは、大化けしそうな若手選手が後半戦、活躍し大飛躍した。彼らとのちがいは、ハングリーさである。タイガースの選手は恵まれすぎている。それを作り出しているのは、まさしくファンであり、スポーツ関連メディアである。