明治29年、16歳で故郷内海から伊勢湾を渡り、松阪にやってきて味噌醤油の商売を始めた祖母のことを調べている。内海の味噌醤油醸造業の梅原半兵衛がかかわっているのだが、その詳細が分からず、梅原の出で哲学者梅原猛氏の「私の履歴書」や醸造業松阪支店への手紙や、支店での出来事資料を入手し、調べているが、つじつまが合わない。多くの波乱万丈な事件や人物が出てきて、ドラマを観ているようである。梅原猛氏の親兄弟・祖父母にかなりかかわっているようであり今一度、十分調べたうえで、現地に出向きたく思っている。
『つつきはっけん』11月のイベントポスターが出来上がり、本日、市の広報板に掲示してきました。同志社大学キャンパス内の遺跡・史跡にロマンと明日の希望の光をもたらすパフォーマンスにご期待ください。
年2回の『いとこ会』の秋の集まりがありました。愛知の知多内海から明治の中頃に船一艘分の味噌醤油で松阪で商売を始めたのが、我々の祖母(当時16歳)。これらのルーツを訪ね昨年から調べた、曾祖父母までさかのぼる、ファミリーヒストリーを資料やipadでまとめて報告しました。昨年から始まったこのいとこ会は、年配者の意向で進められていましたが、より充実を図ろうと準備し整理して、報告したのが皆さんから評判が良かったのです。家系図、写真、各家族の出来事、エピソード、著名人との関係、昔の松阪の写真、そして、写真屋の叔父が親戚アルバムを制作、その時に、子や孫たちに伝えたかったことも披露しました。翌日は、いとこ会の次の世代である現役組に、苦労してここまで来たファミリーヒストリーをお伝えしました。彼らも初めて知った曾祖父母や祖父母のことに何度もうなずいていました。また遺訓とりわけ【腹をたてるな寿命がちじむ】は、いつも私に祖母が聞かせてくれた名言ですが、苦笑しながらお話しました。和という言葉が好きで、親戚中仲良くを常に言っていた祖母が今でも瞼に浮かびます。
昨日は、江戸店を持つ伊勢豪商人、長谷川治郎兵衛家旧宅の公開日で、二時間じっくりとみせていただきました。江戸時代から現在に至るまで営業を続ける老舗。うだつが目立つ玄関、土間、大正座敷と庭園、大蔵、回遊式の池、最近見つかった大判金貨、小判。4月から説明役となった新人学芸員のSお嬢さん、詳しく説明頂いたIさん、教育委員会のNさん、みなさんお疲れ様でした。頑張ってください。長谷川邸の魅力をどうぞ、全国発信していただきたく思っています。
最後は、2点取られ、いつものように、負けるのではないかとの不安があった。巨人の潔い、諦めでセリーグの覇者になったが、クライマックスシリーズは、なくしてほしいと思っている。ペナントレースは、7ゲームの差で巨人が優勝。それから、上位3チームでハンディはあれ、もう一度、決戦をやるのは、おかしい。勢いづいた、タイガースが勝ったのだが、あまりうれしくないと言うのは、素直でないといわれそうだが、本当にそう思う。勢い・つき・運を感じた不思議な闘い、まあこれが勝負の世界と言えばそうだが、・・・。
「つつきはっけん」のイベントやその他の市民活動、先ごろの「ドック健診」で見かけた、シニアのご夫婦の会話や動きについて、意識して少し観察していると面白いものがある。ご夫婦でしかわからない呼吸、目ですます会話、他人にはわからなければわからないほど、興味深いものを感じる。どちらかが引っ張り、相手方がそれについていく、長年の力関係でその状態が成り立っているようでもある。どちらかが元気であると、もう一方は、やや精彩がないように見えるのは、致し方がないことか。阿吽の呼吸で会話する仲良し夫婦もよく見かける。室内で腕を組みながら一緒に歩く健康なご夫婦もいるが、どことなく、滑稽だ。いずれにしても、言葉、顔、動作において、長年のご苦労や生き抜いてきた実績が表れている。どのご夫婦を観ても、先ずは、ご苦労様です、と思わず言ってしまいたくなるのも自分としては納得がいくものである。
先週の週末休日は、秋祭り・稲刈りが多く、今週は地域区内の文化祭が開催されている。知り合いの人が住む近くの文化祭を覗いてみた。子供や地域の人の作品の展示、ケーキバイキング、フラワーアレンジメント、もらってねコーナーなど、公民館のフロアーを有効活用し、多種多様なブースを作っている。とりわけくすっと笑ったのは、今やおじいさんやおばあさんになっておられる夫婦の結婚式の写真が掲げられており、思わず、今の面影を頼りに、ああこの人だと一人納得しながら、観た。まず感じたのは、誰しもが若い時代があったんだあ~~~っと。また、区内の鍼灸院の健康のお話、チェロ・リコーダーの演奏コンサート、演奏に合わせてみんなで歌うなど、中々趣向を凝らした内容豊富さを感じる文化祭であった。明日は、神輿の巡行、交流コーナーもあるという。老若男女が一緒に、楽しめるこの地域には、地域としての頼もしさを実感できる。新興住宅が増え、若い人たちが、そして子供たちが増えつつある区域には、明るい血潮で盛り上がっていくように見えた。一方、当方の我が地域などは、まったく文化祭なんて、開催する気構えもない。その要因の一つは、子供がいないから、過疎地域だから・・・?。いや、いや、やろうとする区民意識がないからだけでは済まされないものがあると思う。
年1回のドック健診日。どういうわけか、昨夜は、眠りに時間がかかり、3度も起きてしまった。比較的体が丈夫な自分も、幾分かの体の衰えを感じており、やや不安に思うことがあるからなのか。自宅から2時間弱のいつもの健康管理センターで検査に入る。いつもより、手際よく、検査が終了したのが、1時間45分後。その後1時間待って、胃バリュウム、肺レントゲン、内臓超音波検査以外の報告があった。血圧は、家庭での測定で異常なければOK。悪玉コレステロールが基準内だからOK。尿酸値は、休肝日で対応。言われるままああそうですかの返事。ここ半年、のどの調子が悪く伝えるが、気にしないこと。夜の眠りが浅く、短時間なことに対しては、急がず、じっくりと暮らすセルフコントロールをアドバイス頂いたが、そのほとんどが、良くわかっていること。年を重ね、どのように生活習慣を変えるかが自分にとっての最大の課題である。今日から、新たな気持ちで幾つかに対応してみようと思った。
同志社大学に行って、用事が終わり、南門の近くを通ると、学生さんらしき連中が、何かを組み立てていました。興味深く、尋ねてみると、コウモリの発する超音波をキャッチするマイクロホンセットを組み立てているところでした。すかさず、以前、大学で、生命科学的なお話を聴き興味を持ったことを思い出しました。目を使わずに、口や鼻からの超音波を発したエコーで即座に分析、障害物等の動静をキャッチしたり、距離や飛行速度により発する音や周波数の強弱をコントロールし、エコーの音を一定にすることも可能で、人間様には到底できない真逆の発想があるようです。頭脳で柔軟に分析判断行動するよりも、緻密で超高速な情報処理能力を保有する生物の方がはるかに優れていると思いますが、新たな創造物(仕組み、決め事、製作物など)ということでは、人類のほうが断然、先を行っています。しかし、成果や成功に繋がる新たな創造が出来なくなっては、人類としての役割を果たしているとは言えないのではないでしょうか。昨今の世の中をみても、そんなことを感じることが多いものです。
なお、この実験計測地は、世界的な場所ということです。
京田辺の新たな魅力を見つけました。
秋晴れ、爽やか、絶好の写真撮影日和、と思い、同志社大学キャンパス内の史跡や資料館を巡ってきました。
・筒城宮伝承地・・・継体天皇皇居旧跡、筒城宮址碑
・マムシ谷窯跡・・・奈良時代の須恵器窯跡。近くの寺院造営手工業生産窯
・下司古墳群 ・・・飛鳥時代造営の8基の群集墳、横穴式石室と周りが堀
・田辺天神山遺跡・・2世紀の高地性集落跡。20棟の竪穴住居跡
・歴史資料館 ・・・同志社大学に関連する歴史関係資料・出土品の展示
昨日、本日とみて回ったが、今までは、かなり荒廃し、柱の跡、石室、古墳の堀などが枯木・葉で埋まり、また雑草等でわからなかったが、上手く、整備され、しかも、その場所に向かう道も、足が運びやすいようになっていた。これは、驚きである。ヤル気になれば、できるのだと思った。