今年のノーベル物理学賞に、日本人3人の受賞が決まったと昨夕7時前に、ニュース速報が飛び込んできた。しかも、以前から話題の中村修二さんがその一人。青色発光ダイオードの実用化で今や、環境に優しく各種デバイス適用度の高いLED、厳しい表情の中村さんの怒りが瞼に浮かんでくる。画期的な実用化において、企業のあまりにも不十分な対応に、退社後怒りの訴訟。大人しい日本人でこのような行動に走ると世の中の非難を浴びるが、それにもめげずに、日本企業の開発に対する幾つかの提言をその後も発信してきた。グローバルで画期的な開発には、自由、熱心さ、執着心、少々の変わり者、など…、なかなか、普通人には備わっていないものが多々あり、それらを理解することが必要である。これらが、日本には、ないと自ら飛び出し、自由な米国で研究にいそしむ中村さんに大拍手を送りたい。
※まさに、世の中を変えるには、常識的なことから外れることも必要である。
※まさに、世の中を変えるには、常識的なことから外れることも必要である。