初めてのビオ多々羅企画イベント~古民家マルシェ~暑い中、沢山の方がお越し下さいました。有機野菜、白いコーヒー、お茶、ピザ、キーマカレー、女性に人気なハンドメイド作品、・・・今後とも、このような催しは、つつきはっけんと連携して、実施したいと思いました。ご近所の方、知り合いの方、初対面の方、兎に角沢山の方とお話ができました。
昨日の朝から、パトカーやヘリコプターが騒々しく、戸外に出ると、警察のヘリコプターが京田辺の三山木から普賢寺方面に大きく旋回をはじめ、事件が発生し、犯人を追跡しているのだと思った。そして、もしものことを考え、玄関や窓には施錠し、金属バットとゴルフクラブを手元に置いた。TVやラジオに耳を傾け、インターネットで関連の情報を探すが、その実態を知ったのは、2時間後であった。自宅から直線距離、500mの南山西で、19歳の女性が隣人に包丁で切り付けられたとのこと。その場所は、ウォーキングコースの裏手にあたるマンション。幸い命に別状はなかったが、助けを求め、被害者が前の保育所に駆け込んだという。夕方、現場を見てきたが、マンション前の血痕もなく、辺りは何もなかった様子。家の近所にも聞いてみたが、誰も知らず。3月は殺人事件が起こり、今回は殺傷事件。今朝の新聞には消防署員の盗難事件逮捕も掲載されている。人口が増え、住みよい町、便利でええやんが、何もしなくては、その良さが次第に失われてきている。市長選、市議選まで、1年を切った。
高校の同級生からの情報で、ここ数日、中学卓球三重県大会のことで盛り上がっている。どちらも、卓球部でこの大会に出場、もしかしたら、対戦したのではないかということになって興奮したが、そうではなかった。しかし、その時に各市及び各地区の代表選手として、県大会に出たことは、半世紀を経ても感慨深いものである。我が松阪市立久保中学は、団体戦で準優勝するのだが、準決勝の最後の5番目で登場し、2-0で勝利。特に第2セットは、10ポイントリードされながら、半ばあきらめ境地となったが、ジュースに持ち込み、24-22で勝った。昨日も、アルバムを探していたら、その時の写真が何枚か出てきて、しかも、写真の裏には、相手チーム、試合結果が記述されていた。写真を見ると、チームの仲間、試合を観戦している人たちの若かりしあの時がよみがえってくる。(昭和38年8月8日:松阪市鎌田中学校講堂)
大阪府北部地震から1カ月、西日本豪雨死者223名、米原では竜巻、その都度家族や家屋農作物を一瞬にして奪われた被災者への気の毒なインタビューには、目を背けるとともに、ドキュメンタリーを制作するような気分になっているニュース報道には、うんざりする。台風や暴風雨でも海岸近くで激しい風雨にさらされながら現場の状況を伝える若い女性、もうやめて欲しいと何度も思ったことか。その一方で、土砂や家屋の下に埋もれたかもしれない、川に流されたかもしれない高校生を探し続けるボランティアの方々には、本当に頭が下がる。しかし、その高校生の死亡もついに確認された。未体験のためにその恐ろしさがわからずに、対策や避難が遅れたことが反省事項としてよく出てくるが、各地域の防災センターなどで、暴風雨の恐ろしさを体験して欲しいと思う。数年前に体験して吃驚したのを鮮明に覚えている。
伊勢高校時代の同級生の一人が、同級生らのその後や近況をメールで知らせてくれている。生徒数が5百人を超え、現在までに紹介があったのが、53名。医者、学者、教師、音楽家、家業継承者、お店を持たれた方、等現役でバリバリ働いている方が多い。みなさん、全国に散らばってはいるが、関東や関西、地元伊勢では、同窓会などが盛んにおこなわれ、集合記念写真なども拝見するが、ほとんど昔の面影がない。あれから半世紀、それぞれの人生があり、今日があるのだと感慨深げにその便りを読んでいる。
連日、38度を超す暑さ。確かに暑いが、『心頭滅却すれば火もまた涼し』とはよく言ったものだ。確かに、何かにこころを奪われている時には、それ程、暑さが苦痛とは感じられない。つつきはっけんイベントにおける調査や資料をまとめていると不思議に暑さを忘れる。また時間のたつのも忘れている。更に、世間も忘れてしまうことも何回かある。これは、高齢化に伴うちょっとした問題の初期症状かもしれないから留意しなければならない。
市と同大が共催する「京たなべ・同志社ヒューマンカレッジ」に参加してきました。イスラーム研究の第1人者である同大内藤正典教授の『ヨーロッパとイスラームの共生は破綻に向かうのか?』というテーマであった。あらためて、日本でもイスラームのことを正しく伝えずに、知らないことが多すぎるのかを思い知らされた。15~17世紀イスラーム教のオスマン帝国がヨーロッパを支配する。17~19世紀の第二次百年戦争で、英仏がアフリカ大陸やインドを身勝手に支配する領土を決め言葉を奪い、自国の労働力に使い、今でも、英仏では差別として残っている。(イスラーム教徒は英:300万人、仏:600万人、独:500万人)。西欧とイスラームとの相容れない考え、価値観が根本課題。(政教分離と聖俗不可、国民主権と神がすべて)。イスラーム本来の思想を西欧的に変革したことに怒りの声が上がるが、弾圧してきた国の力が働けばイスラーム主義運動の暴走となる(究極はIS)。お互いの歴史観を断絶したのが問題。知り、課題解決を図ろうとしていない。テロ頻発、元々暮らしていたムスリム(アラビア語でイスラーム教徒のこと)移民に難民(ムスリム)が増え、反イスラーム感情が高まる。各国で反イスラーム・反難民を掲げる政党が躍進。過激でないムスリムを追い詰めている。シリア内戦終結失敗、イラク分裂悪化、サウジアラビアの内部崩壊、米は、イスラエル安全保障しか関心なし、ロシアのアサド政権支持で国連安保理の制裁拒否、国連の人道危機回避能力の喪失、・・・最悪の状態である。内藤教授は、アフガンで戦う敵同士を同志社大に呼び対話を実現(2012)。対話継続をコミットしたが、その後新たな政権となり、実現していない。世界に存在する大きな問題は、民族や歴史観に始まり、価値観の相違はあろうとも大国が小国の自由・平等を奪い取る非人道的なことに拡大している。まずは、同じテーブルに着き、時間をかけて話し合うところから進展があるのだと強く思った。我が国も、米国の意のままにされていることも知らずに、大切な時間が経過していく。14日、フランス革命記念日の軍事パレードに河野外相(本来は安倍首相)が観覧、自衛隊もパレードに参加するといった軍事を前提とした外交を展開する、安倍政権にあらためてノーと言いたい。
気になっていた広島の親戚が土砂災害にあっていたことが分かった。東広島市八本松も被害を受けたということを数日前に知ったので、気になりその兄弟に連絡をとると裏山の土砂が家に舞い込んだそうで、幸い人的な被害はなかったということで少し安心した。親戚や各家庭も世代が変わると行き来が途絶え、疎遠になり、音信不通になる。世の中は、ドンドン進化発展していくようだが、変わって欲しくないものは、沢山あるなと思い起こしている。本日は、38度になると天気予報が伝えている。これから、外出するが、熱中症に十分留意しなければならない。
一筆書きの問題に出あい、関係する雑誌や出版物をペーパーサーフィンすると、あたらめて自己の頭の固さに情けなくうんざりしている。しかし、折角出あった人生最後の運命チャンスと思い、事例としてよく知れた『ケーニヒスベルグの橋渡り』の、同じ橋を2回以上は渡らずに7本の橋を全て渡ることは可能かという問題を考えてみた。地図を変形して簡単グラフ化、奇数になる辺(橋)の地点が0または2個の時に一筆書きが可能であると昨夕からず~っと考えて今朝わかった。実は、この問題は、位相幾何学やオイラー・ポアンカレといった数学者も関係していることに気づき、今さらながら学生時代に勉強しなかったことを大反省している。
桂歌丸さんが亡くなられた。日曜日の夕方のサラリーマンにとっては、翌日出勤という何か気分が悪くなる時間帯の中で、それを忘れさせてくれる人物であった。落語の面白さがわからないまま、この人を知ったが、大変な苦労人であり、努力を重ねて最後の最後まで、はっきりした口調で高座を作り上げた功績は、偉大なる落語家の一人になるのではないかと思っている。浜っ子、愛妻家、番組の中では常に敵を作りながら私的には敵はおらず誰からも愛される、病魔に負けずにお客様に喜んでもらうために、全てをささげた人であった。先日から、歌丸さんの本格的な落語を聞いている。話の場面に吸い込まれる状況とすぐ側に歌丸人物が座っているような不思議な雰囲気となる。もうそこは、歌丸さんに陶酔してしまっているのだと思った。これこそが、真の落語である。