時折風が吹く湿気を帯びた日陰で２週間分の新聞に目を通していたが、周辺の静けさもあり、いつも間にやら眠ってしまったようである。その間全く夢も見ずに、心地よい時間帯であった。目を覚ました時に、ここはどこ、私は誰状態であり、やや驚いたが、息を途絶えるときは、こんな状況なのかなと思った。これから、十年さあどう生きようかなと思いながら、時間が過ぎてゆく。
今朝の日の出直後は、うっすらとした帯状の雲が流れていきます。霧でもなく、もちろん雲海でもないのですが、自然の生きた営みがあるからこのようなことも発生するのでしょう。西日本豪雨で犠牲となられた方々や被害にあわれたご家族のことを思うといたたまれなくなります。平成もあと一年を切った時期に、平成最悪の水害とは、悲しすぎます。
太陽が顔を出す直前に、府道６５号線に出て、近所の風景を撮りました。近畿地方も今日で梅雨明け。豪雨の後は、また厳しい夏がやってきます。生かされていることに感謝しながら、また朝が明けていきます。
夕食前に、近くのビオ多々羅のオーナーから電話が入り雨降る中自転車で一走りし、依頼事項を引き受けてきました。７月２１日（土）に『古民家マルシェ（市場）』を開催するので、参加呼びかけをお願いしたいとのことでした。豊かな自然の中で安全安心な美味しいものを味わい過ごす古民家での一日。手作りの作品を選び、ワークショップに参加し、のんびりするのはいかがですか、とあり、無農薬有機野菜・お茶・梅ジュース・しそジュース、野菜たっぷりのキーマカレー、石窯で焼いたピザ、ハンドメイド作品、ヨガ、・・・と、バラエティに富んだ市場の開催。なにしろ初めての事なので、参加者がどれだけ集まるかが心配な様子。それではと、早速明日から、市民が集まる場所へのポスター掲示、講演会場でのパンフレット手渡し、つつきはっけん参加者へのお知らせを流したいと思っています。開催会場は、ビオ多々羅（京田辺市多々羅中垣内８５）、１０時～１５時、入場無料、駐車場はあります。もし満車の場合はコインパーキングをご利用下さい。雨天決行です。
ビオ多々羅ＨＰ。
ビオ多々羅ＨＰ。
日本全国各地で集中豪雨が多発し、被害は益々拡大している。予報通りの線状降水帯は、停滞や数日続くから予測をはるかに超える被害となる。なすすべもなく、死傷者が出て、家屋が水害で壊され、その現場をＴＶ中継で見ると、目を覆いたくなる。ここ数年、この夏の時期に発生する、特別集中豪雨対策は、避難することだけではなく、危険地区に対する集中的な根本対策を行うべきである。特に、山を切り崩して、土地宅地開発を行う地方自治体、土木関係業者の責任は重大なるものがある。社会とは、自分だけのものではなく、他人や未来を考えたものでなければならない。住まいする地区でも避難勧告を呼び掛ける市の広報車が連日、連夜回っている。後処理対応対策ではなく、リスクマネジメント力を高めた地域開発でなければならない。
サッカーワールドカップ日本代表の帰国記者会見をラジオで聴いていた。日本サッカー協会田嶋会長、西野監督、長谷部主将の素晴らしいメッセージが伝わってくる。戦いを終えて素直で冷静に語る姿を思い浮かべながら、報道されていない出来事や場面が刺激的な感動の言葉で発せられる。実力的に劣る日本がチーム力で戦い結果を残せた背景があった。前回ブラジル大会の悔しさを晴らすために、監督や選手は言うまでもなく、代表以外の選手、スタッフ、スポンサー、サポーター、が本気でやろうという気になったのが大きい。協会としては１％でも勝つ確率を増やそうとした。西野監督は、小さな奇跡を起こそうと短期間でそれまでの財産にプラスなるものを考え抜いた。長谷部主将は、期待されていない雰囲気をひっくり返すために、自分たちがやらねばという気持を作り上げようとした。それらがチームが一つになることに生かしていこうということだった。協会・監督・選手（アンダーも含めて）・支援スポンサー・サポーター・国民・ファミリーが一丸となる。特に、国民が無関心になるのが怖いとのこと。１％の後悔がこれからの人生に繋がる。ロッカールームの清掃など、日本人を誇りに思う。洞窟に閉じ込められたタイのサッカーチームにＳＮＳでエールを送ったが、自然とやれるようになったのは、日本サッカーの成熟である。まさに、心に響く記者会見であった。
Ｗｉnｄｏｗｓ１０におけるサインインは、ＰＩＮが簡単で、安全と分かり、昨日から変更した。起動が速くなり、現在のところ、問題は出ていない。パスワードを複雑文字列にした従来より、４桁の数字で覚えやすい。短い数字であるのに、なぜ安全かというと、認証するパスワードの格納場所が、従来のインターネット上ではなくて、自分のパソコンであるから、他人のパソコンでは成りすましができなくなるからである。自分のパソコンが盗まれない限り、安全というわけである。詳しくは、こちらをクリック。
昨日は、中部住民センターで京田辺市観光ボランティアの役員、８人に対して、『神君伊賀越え』のお話をしました。南山城地域のボランティアで伊賀越えガイドをやろうとの思いが高まり、まずは、京田辺で取組んでいくために、伊賀越えを知っていただくものでした。興味深さ・面白さ、その魅力を感じて頂けるように、１時間喋りました。逃走のエピソード、その周辺の知られざる観光資源なども意識してお話しました。参加された方々は、どのように思われたでしょうか？以前から毎年ガイドするところが同じで、新たな観光資源を開拓しなければとの声が聞こえてきていますが、各地域には知られざる価値ある宝物がまだまだ埋まっています。そのものの謂れや歴史を紐解き、現地に行けば、ご紹介できる資源は少なくないと思っています。田宮の館、観音寺の塔芯礎・松香石、新宮社のハートマーク、大庄屋古民家、伊藤若冲屋敷跡、・・・、というように、ご紹介するところやモノの候補があがってきます。そして、それらを上手くエンターテインメント構成編集してご案内するのがガイドさんの役割ではないでしょうか。
朝三時、お隣さんの窓から明かりが見える。皆さんサッカー日本を応援だな。前半の２点まで良かったが、点を取られてから苦しい展開、最後は、不意を付かれて逆転の敗退。誠に惜しいゲームだったので、選手は茫然とし、泣いている。選手や解説者もまともな話にならなかった。実力の差は明らかでありながら、ここまで戦ったサムライに大拍手です。
飯盛城調査報告会に参加してきました。大東市の歴史とスポーツふれあいセンター四条体育館で、４００人の熱心な歴史ファンが集合、冷房もなく３時間、夏の暑さ我慢大会のようでしたが、国指定史跡を目指す大東・四條畷市の意気込みが十分見られました。千畳敷・御体塚曲輪の発掘調査、飯盛城と私部城との関係報告やパネラー討論があり、学者や研究会メンバーも発言があり、中々良かったと思います。討論のコーディネーターは、昨年、つつきはっけんウォークでお世話になった、四條畷歴史民族資料館長の野島稔氏。課題に対する討論を深めようとする明快な進行で好感を持ちました。始まる前に、野島館長にご挨拶したら、昨年のことを覚えていらっしゃいました。機会があれば、つつきはっけんで講演をお願いしたいと思っています。
