確実な歩

長男（小６）が今月７日に受験した英検３級二次試験の結果が発表されました。

結果は、33点満点中26点で見事に合格！懇談会で早帰りだった長男と一緒に合否結果を見て大喜びしました。試験日直前までアメリカに行っていたのが奏功しました（笑）。

親として、指導者として一安心の結果です。そして何より、小学生のうちに３級＝中学３年間の内容をマスターできたことが大きいです。中学では学校の進度を気にすることなく、大学受験へ向けて自学できます。

今回の３級一次・二次試験を通して分かったことがあります。音読を徹底することで語彙力が増して長文が読めるようになるだけでなく、二次試験の面接でも絶大な効果をもたらす、ということです。二次試験は、30語程度の初見の英文を音読させるところから始まります。この音読で、面接官は受験生の英語力を直感的に感じ取ってしまうと思われます。その後に続く質問で多少つまることがあったとしても、この第一印象で採点が変わってくる・・・、と長男の二次面接の様子を聞いて感じました。とにかく、音読を徹底して、英語を口に慣らしておくことです。まあ、音読は語学の基本ですので、当たり前のことですが、学習者で音読を徹底されている方がいかに少ないことか。

今回の英検３級合格で使ったテキストは『中学版　速読英単語』のみです。

内容的に小学生が自学で使うには限界がありますので、適切な指導者が必要になると思います。

今日からまた気持ちも新たに、大学入試そして実用英語の習得に向けて、英語に取り組んでくれることでしょう。自分のペースで、でも舵取りは誤らず確実に。夢を実現するには、そんな心構えが大切です。

Without haste, but without rest. --- J.W. Goethe