英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

第114回TOEIC結果

2005年06月26日 | TOEIC・英検など
先月受験したTOEICの結果が返ってきた。結果は920点(Listening 465点, Reading 455点)だった。これで、5回目の over 900 となった。

以下に、シアトルに留学する直前からの私のTOEICスコアの変遷を示したい。

〔左より、受験日、Totalスコア、Listeningスコア、Readingスコア〕

2001/01/28 800 375 425
2002/01/26 835 420 415
2002/05/24 920 460 460
2003/03/23 940 475 465
2003/05/25 915 460 455
2003/07/27 910 465 445
2004/11/28 865 435 430
2005/05/29 920 465 455

留学から帰国して受けた2003/03/23のTOEICで自己最高の940点を出して以来、915 → 910 → 865 と下がってきていたので、正直、今回の920点はホッとしている。特に、昨年3月に今の仕事に転職してからは仕事の忙しさに追われ、前回は865点という不甲斐無いスコアだったので、900点代に復活した意味合いは自分の中では相当に大きい。

今回は Listening で多少てこずったが、Reading は完璧に全問正解できた感じがあった。しかし、蓋を開けてみると、Reading の結果は455点。まだまだ、修行が足りない証拠だ。

昨日は、本屋に注文していた『2006 全国大学入試問題正解 英語』の私立大編と国公立大編が手元に届いた。塾の生徒への使用教材として、また、昨年度入試の傾向を知る意味でも、掲載されている全大学の問題を解かなくてはならない。これまたゴールが見えない作業になるが、一日一学部ずつ解いていくつもりだ。TOEIC の Reading対策にもなる。

今日は青山学院の文学部と法学部を解いた。大学入試の長文は、内容的にも濃度があり、それだけで知的好奇心をそそる絶好の読み物となる。これでしばらくは、読書には困らない日が続きそう・・・。
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斬れる表現

2005年06月23日 | 実用英語
『TIME』アジア版 6月20日号の“The North's Bitter Harvest”の特集記事中で、面白い表現に再会した。P24で If you let things slide, it can go south really quick. という文中の go south である。

この英文は、北朝鮮への援助を外交的な戦略手段に用いようとすると、北朝鮮の食糧危機回避を遅らせることにもなる、という文脈の次に出てきた文である。直訳すれば、「事態をそのままにしておけば、状況は早急に悪くなりかねない。」といったところか。

この go south という表現。LONGMANでは、if a situation, organization, or standard of quality goes south, it becomes very bad although it was once very good と定義されている。つまり、事態などが悪くなる、という意味。

実はこの表現、シアトル留学中によく見ていたテレビ番組「ELIMIDATE」という番組で、耳にしたことがある。この番組名は eliminate(除外する)と date(デートする)の造語。一人の男性(女性)が、複数の異性と一緒に一日デートして、気に入らない異性を振り落としていくという内容のもの。出演者の一人が、確か The relation has gone south. と言っていた。

今回の『TIME』でこの表現が斬れると思ったのは、「北朝鮮に関連した状況が悪くなる」と、南に行く、つまり「韓国に亡命しようとする人々が増える」ということを、掛けている点だ。さすが TIME。読めば読むほど奥が深い。
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留学体験記

2005年06月21日 | 取材・出版関係
私がシアトルのワシントン大学に留学したときのエージェントである「ICC国際交流委員会」のホームページトップ『Monthly Interview』のコーナーで、私の留学体験が掲載されました。

本ブログ6月7日投稿の体験記
http://www.ibpprogram.com/06voice/02/07uw.html
とも大きく異なりますので、是非以下のURLにアクセスしていただき、ご一読下さい。
http://www.iccworld.co.jp/m_interview/vol6/index.html


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私の『英語道』の原点

2005年06月17日 | 英語勉強法
昨日の就寝前、松本道弘著『「タイム」を読んで英語名人』を久しぶりに本棚から引っ張り出して読んでみた。これは、私が米国留学前、英語力の伸び悩みを感じていた時に読んだ英語関係の書籍の中で、最も刺激を受けたものである。

松本先生が示す英語道の道程は以下の通りである。

迷人(点で英語を読むレベル)英検2級レベル、英語道3級以下
鉄人(線で英語を読むレベル)英検1級レベル、英語道2級
達人(円で英語を読むレベル)英語道初段~2段
名人(球で英語を読むレベル)英語道3段以上

冷静に今の自分を判断すると、かろうじて初段のレベルに入ったぐらいのように思われる。ここから段を上げていくには相当の覚悟が必要。

まだまだ英語の乱読や速読が足りない。英和辞典の使用を止め、もっぱら英英辞典を使うようになって4年が経とうとするが、まだまだ英語そのものとの対話が必要だ。認識語彙を倍増させ、運用語彙の底上げも図っていかなければならない。やるべきことは山のようにあるが、3年以内には、2段になりたいと思う。
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routine 確認

2005年06月16日 | 英語勉強法
近頃は仕事に追われ、自分自身の英語道修行の時間が充分に取れていないのが現状。しかし、これは、英語道を極める上では、単なる言い訳 (a feeble excuse) に過ぎないこともわかっている。
自分の性格上、何をやるべきかを記し公言することで、今までは様々なことが実行できた。今日はここに、私の普段やっている勉強方法、つまり英語道を極める上での基礎トレーニングを述べたいと思う。

【Reading】
 『TIME』の講読
【Listening】
 月刊誌『English Journal』 の別売CD 
【Speaking】
 NHKラジオ『やさしいビジネス英会話(2002年10月~2003年3月)』のshadowing
【Vocabulary】
 留学中に作成した単語帳の見直し
 植田一三著『発信型英語 10000語レベル スーパーボキャビル』

やはり基本はListeningになるだろう。自分の中ではListeningが調子いい時は、英語力全般もいいと実感できる。
しかし、英語をやっている上で調子の良し悪しが出るようでは、英語道を極めることは不可能。常に平常心で高いレベルを維持し、それ以上を追い求めなければならい。

実際、自分の英語力は高原現象(plateau)にあると思う。これを打破するには、相当の負荷を自分にかけて、上記基礎トレーニングのうちのどれかを徹底的にやりぬくことが必要だ。

まずは『やさしいビジネス英会話(2002年10月~2003年3月)』にこだわってやってみようと思う。これは杉田敏氏が手がけたもので、全然「やさしく」ない教材。半年分をもう一度徹底的に復習し、shadowing することで何か見えてくるかもしれない。
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愛息が覚えた New Words

2005年06月13日 | 子育て
最近、アルファベットのパズルに夢中の我が子。なぜかBだけは得意で、いつも「ビー」と叫んでいる。このお気に入りの「ABCパズル」(1365円)は、『たまひよ こっこクラブ 2月号』綴じ込みのたまひよSHOPで購入したものだ。しかし、ここ2~3日“J”のピースが missing 。息子も、Jがないボードを見て、「うー、うー」と嘆いている。Jさん、早く出てきてね。

昨日は感動的なことがあった。毎朝欠かさずに見ている教育テレビの“英語で遊ぼう”で、先週は open と close が連呼されていたのだが、そのお陰で、本を開く時に息子の口から「open」という英単語が発せられた。その直後、ママが「close」というと、「クロチュ」とまねていた。なんと天才なんだろう!(I know I'm a doting parent!)

→ここまで来ると「親バカ」というよりは「バカ親」ですね。
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最近の高校生

2005年06月12日 | 指導現場にて
最近、塾で指導している高校3年生らと受験について話をした。危機感が全く感じられないため、唖然としてしまう。大学受験の本当の厳しさを知らないからだ。
結果の悪かった模試成績表を眺めながら「どうしよう、やばい。」と口では言っているものの、顔は笑っており、危機感の微塵も感じられないもの。

「そんなに覚えられない」といって逆切れし、勉強をしようとすらしないもの。

私が浪人している経験から、大学受験の過酷さを言っても、「何とかなるさ」とあたかも他人事のように聞いている生徒。

彼らに共通するのは“向上心の欠如”である。少しでも良い大学に行きたいとか、この大学で勉強してみたい、という強い目標を持っている者が稀有だ。

彼らが考えるほど大学入試は甘くない。浪人生や都会の進学校は死に物狂いで勉強しており、既に違うレベルにある。そのような連中と、この片田舎のぬるま湯で育ってきた彼らが互角にやりあうには、相当の努力と苦労が必要だ。

私も英語指導以上に、彼らのやる気を引き出そうと試行錯誤している。しかし、一部の生徒を除いて、勉強に対する姿勢は変わらない。彼らの将来が不安でしょうがない・・・。
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確実に英語力がつく方法

2005年06月11日 | 英語勉強法
「どうしたら英語ができるようになりますか?」---英語指導に携わっている者が最も多く耳にする質問です。

「単語を覚えなさい」「文法をやりなさい」「やさしい英文で書かれた長文を読みなさい」等々、アドバイスや方法は様々だと思いますが、私はいつもこう答えます。
「習った英文を大声で音読しなさい。」
以下、具体的なやり方とその効用を、私自身の経験に基づいて述べたいと思います。


私の場合、小学校6年の時から英語塾に通わされていたため、「他の人よりも英語はできるはずだ」という自負がありましたが、中学1年1学期の通知表は“4”。この最初の“4”は私にとって、“1”に等しく、その悔しさをバネに英語を極めるための努力が始まりました。

まず、教科書は丸暗記する。繰り返し大声で音読し、自分の体に英語を染み込ませる。3年間これを続けた結果、教科書の何ページに何が書いてあるかまで、諳んずることができるまでになりました。

次に、覚えられない単語は、新聞の折り込みチラシの裏に書きまくります。そして、問題演習。塾の教科書準拠の問題集を繰り返し解き、わからないところは先生にしつこく聞きました。その結果、中学時代は英語は常に学年トップクラスとなり、通知票は1年1学期以外はすべて“5”となりました。

こうして、地元の進学校に入学しましたが、「自分は英語はできる」という思い込みのため勉強しなくなり、最初の中間テストは40点台。他科目も振るわず、1学期は405人中328位という散々な結果に終わりました。

2学期のある日、「これではいかん」と思い、英語の教科書を読んでみました。遅々として先に進まない。文章も長い、それ以前に一つ一つの単語の発音もままならない。まして、文章の意味や構文など区別できるはずもない・・・。それまで英語を甘く見ていた自分が情けなくなりました。そして、なぜ中学の時は英語ができたのか、と考えました。それは、「暗記するために、英語を音読していたからに他ならない」と気づいたのです。

そこから久しぶりに英語との格闘が始まりました。中学に比べ、高校の英語の教科書の文章は途方もなく多い。暗記するのは無理だ。ならば声に出して音読した回数を tally(正の字)で記録していこう。単語も相当数だから、カード化して効率よく覚えよう。文法も、徹底的にやりこもう。

この結果、2年次には、英語に関しては405人中30番以内をキープできるようになり、3年夏の河合塾の全統記述模試では偏差値60以上をとることができました。

結局は浪人することになりましたが、浪人してからは代ゼミの潮田五郎先生に師事。そのときも音読学習に重点を置きました。まず、師が作成されたテキストの英文をコピーして、B4ノート見開きの左側に貼る。授業は常に最前列で聞き、講義で習う重要ポイントや単語の意味や例文等を右側に書く。英文は全て大学入試問題の長文から精選されており、内容は非常に濃い。そして、苦労して読解したその英文を大声で音読し、英文そのものを自分の体に血肉化させていきました。

当時のノート
この英文音読学習にも注意点があります。
①構文(or文型)と一つ一つの単語の発音まで理解したうえで読む。
②音読する時の切れ目は、意味の切れ目。
③音読しながら、同時に、頭の中では日本語に訳していく。
④すらすら読めるようになるまで、同じ英文を20~30回読み込む。

上記①~④を心がけると、一石二鳥にも三鳥にもなります。単語は書かなくても覚えられてしまう。発音問題にも強くなる。流暢に英文を読もうとすると、必然的に英文構造を瞬時に捉えられなければならず、しかも英語の語順で直読直解せざるを得ないので、速読力もつくのです。

この音読学習により英語力は爆発的に伸び、偏差値は70前後で常に安定。早稲田受験前日、全英文の音読回数を総計してみると、なんと1,200回以上音読をしていました。

早稲田合格後に受けた英検2級は何の対策もしませんでしたが、余裕で合格。結論としては、ここまでできれば、大学入試に関する英語は充分です(英検準1級合格とTOEIC高得点取得ためには、乗り越えなければならない更なる巨大な壁がある、ということを当時知る由もありませんでしたが・・・)。


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Active English 掲載

2005年06月10日 | 取材・出版関係
昨日(9日)発売の『Active English 7月号』(アルク刊)の71ページに、私のインタビュー記事が掲載されました。全国の書店で販売されておりますので、是非ご一読をお願いします。
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大学受験

2005年06月08日 | 指導現場にて
私が指導している塾の高校生もインターハイ予選が終わり、いよいよ受験モードに突入してきた。この時期は、自分が受験勉強を始めたころのことを思い出す時でもある。
友人と「早稲田に行こう!」と決意し、勉強に明け暮れた日々。今となれば良き青春の1ページ。
私が大学受験勉強を始めた時に役立った本がある。それが和田秀樹著『偏差値50から早慶を突破する法』。

和田氏を最近テレビでよく目にする。彼を見るたびに、彼なくして自分の大学合格はなかったと、感謝の気持ちを抱かざるを得ない。受験勉強に悩める諸君には一読を勧めます。
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