毎日走っているランニングコースに、葵(アオイ)の花が綺麗に咲き始めました。
アオイは、梅雨が始まると花が下から咲き始めて、先端の蕾が咲き終わる頃に梅雨が明けると言われていますので、今年は一ヶ月も遅いような気がします。でも、走っていると季節の流れや自然の営みを直接感じることができるので、これもランニングの効用かも知れませんね。
アオイは英語では marsh mallow と言います。marsh は「沼地」、mallow は「アオイ科の植物」の意味です。お菓子のマシュマロはこの花に因んで名付けられたんですよ(^^)
古代エジプトではアオイの根をすりつぶしてのど薬として使っていたそうで、アオイのエキスと蜂蜜を混ぜたのど飴に砂糖を加えた菓子が、現在のマシュマロの原形だそうです。
さて、昨日は10km+ダウン走4kmを走って今月の走行距離が408kmとなり、8年前にランニングを始めて以来、月間走行距離が初めて400kmを超えました。
ランニングを始めた時は、月間100kmを走ることも遠い目標に思えました。しかし、100kmが当たり前になると、200kmを目指し、200kmが当たり前になると300kmを目指すようになりました。月間300kmは平均毎日10kmを走らなければなりません。そんな気の遠くなるような距離も当たり前になると、次は400kmを目指したくなるのは人間の性でしょうか?
月間400kmは、毎日13~14kmを走らなければなりません。今やそれが当たり前に思えるようになるなんて、ランニングを始めた時は想像だにしませんでした。
常に高みを目指して継続していけば、以前は高く感じられたレベルも当たり前のレベルとなる。その結果、より高いレベルを目指して目標を達成できる。このプロセスは、英語習得や大学受験の勉強とも重なります。