自分だけのリゾーム

私は代ゼミで浪人生活を送りましたが、その当時からトップの座を維持している西谷昇二先生の自叙伝的エッセイ『dreamtime―負けたら終わりじゃない、やめたら終わりだ』を読了。

前著『壁を越える技術』『何があっても、生きてろよ。』とも読んでいたので、本著もスッと自分の中に入ってきました。一見精神論的なことが書かれて終わりになりそうな類書は多いですが、非常に実践的なことが書かれており、今の自分の年齢を意識して読めるので、実に刺激的でした。英語講師という共通点があるからかもしれません。

自分だけのリゾーム（地下茎）を育てよう

一見すると役に立たないように思えることであっても、ある物事の追求が、自分という存在にとって「根」を張ったものなら、つまり、自分にとって「好き」なものであるなら、いざというチャンスが来たとき、それに対応できるかもしれない。（62～63ページ）



The best way to change the world is to change yourself.
「世界を変えたければ、まず自分を変えろ」

「自分を変える」ということを方法論的に言えば、自分の価値観を変えるというようなことよりもむしろ、第一に心身ともに健康な状態を保つこと、これに尽きると思う。食事、運動、生活環境、ストレス解消の方法･･････そうしたことの全体を個人的な方法論として、経験的に作り上げていくことが必要だ。（154～155ページ）

ちなみに、私は潮田五郎先生に師事していたものですから、西谷先生の授業は受けたことはありません（汗）。

冬期講習会のパンフレットに載った、代ゼミ時代の私（右）と友人。

2012年上半期振り返り

早いもので今年も半分が過ぎました。充実した下半期につなげるためにも、上半期を振り返りたいと思います。

１月　長男テレビ出演

１月の記事でも紹介させていただきましたが、とても貴重な経験をさせていただきました。この経験が、長男そして親である私にも、継続することの偉大さを教えてくれ、勉学に対するモチベーションを与えてくれています。

２月　四十路突入
いよいよ勝負の10年が始まりました。

３月　TOEIC
結果は965点。まだまだ改善点、そして伸びしろがあります。

４月　術後４年目で薬の量が減る
５年前に受けた甲状腺癌による甲状腺全摘手術の経過は良好。

５月　佐渡へ家族旅行

私と妻の両方の両親を誘っての旅行。とても楽しい思い出が残りました。

５月　TOEICと国連英検
TOEICは945点、国連英検特Ａ級は10点足りず不合格。秋の満点と合格を目指して既に精進しております。そういえば、はんにゃの金田さんと川島さんにも「満点とります！」と宣言してしまったから、何としても次回は！


と、主な出来事は以上のような感じですが、この上半期で特に変わったことは、３月末に一大決心をし、平日の飲酒を禁じ、飲むのは土・日のみとしたことです。その結果、体重が－５㎏、体脂肪が－６％となり、現在の空腹時体重は55.8㎏、体脂肪は19%で推移しています。ロングブレスダイエットや筋トレも継続できていますので、体脂肪を15%前後にすることがこれからの目標です。

下半期のイベントは、まず高校時代の同窓会でしょう。昨年、中学時代の同窓会があったのですが、今年の８月は高校時代の同窓会をやることになりました。フェイスブックをとおして同窓生と連絡が密になったほか、彼らを通じてさまざまな出会いがあり、刺激も受けています。自分の進むべき道も見えてきた感じがします。この同窓会を通じて、何か自分にもプラスになることを吸収できるよう、幹事を頑張っていきたいと思います。

TOEIC満点と国連英検特Ａ級合格は、今年乗り越えなければならない大きな壁です。以前、TOEICオタクのブログのTEX加藤先生が、素敵な言葉を紹介されていて、それ以来、常にその言葉とともに日々を歩んでいます。

乗り越えられる試練しか、あなたの前には現れません。しかも、人生のスケールの大きさに合わせた試練は、その先に同じスケールの幸福を用意してあなたを待ってくれているものです。

『合格のお守り』（伊藤真著）より