英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

英語で俳句

2006年06月30日 | 趣味
昨日の午前中、所用のため、友人が住職を務める竜勝寺に行ってきました。古杉が鬱蒼と繁る参道を2キロ余り車で行った山の中に本堂があります。

車を下りると、真夏のような気候に誘われてか、時期的には早い蝉の声が四方から聞こえてきました。その時です。思わず英語が口を衝いて出てきました。
Deep in the woods,
the cicadas are chirping,
my mind is calm.
直訳すると、
森深く
蝉時雨聞きて
平静なり
と言ったところでしょうか(日本語で俳句を考えた後にそれを英訳したものではないので、日本語に直すと、必ずしも五・七・五にはなりません)。

初めての英語俳句にしては上出来ではないでしょうか?

自分でもびっくりしました。思わず英語の俳句が口を衝いて出てきたのですから・・・。偶然の賜物ではありますが、英語俳句はとても興味深いと感じました。是非とも自分の趣味にしていきたいと思った次第です。

無理に英語俳句を創ろうとは思いません。今回のように、何かが心の琴線に触れた際に一句捻り、紹介させていただきます。

英語俳句に造詣が深い方、いろいろとアドバイスをいただければ有難いです。

※当ブログ内に掲載される英語俳句の無断転載・転用を一切禁止いたします。
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感謝の気持ちをこめて

2006年06月29日 | 閑話
結婚して自分の家庭を持っても、ついつい親には甘えてしまう。近くに住んでいれば尚更のこと。大した親孝行も出来ないまま、毎年の父の日・母の日にはメッセージカードを送るだけでした。

今年は趣向を凝らし、以前のエントリで紹介したブログ「似顔絵~顔面狂喜~」の管理人のきすけさんに、私の両親と愛息の似顔絵を描いてもらいました。

courtesy of きすけ
両親にプレゼントしたところ、大喜び!きすけさんの描く似顔絵は、写真では表すことができない温かみが感じられます。誕生日や記念日の贈り物に最高です。是非皆さんも、世界に二つとないプレゼントをされてみては?
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第52回ペン祭

2006年06月26日 | 子育て
昨日は、我が母校伊那北高等学校の第52回ペン祭に行ってきました(生徒会のHPはこちら)。ペン祭と呼ばれる所以は、校章がクロスペンだからです。慶應義塾大学のそれとそっくりなのですが、その由来は明確ではありません。恐らく、“The pen is mightier than the sword.(ペンは剣よりも強し。)”の概念が根底にはあるのではないでしょうか?

さて、ペン祭の代名詞と言えば、入り口で迎えてくれる巨大な張りぼて

今年はカラフルな馬でした(私が3年生だった17年前の第35回は「となりのトトロ」をつくりました)。鉈を使って竹から竹籤を一つずつ作るところから始まり、それらを用いて張りぼての枠を組み、最後に小麦粉を水に溶いて作った糊を新聞紙などと混ぜて貼り付けていくのです。考えただけでも気が遠くなる作業。例年、一般公開直前に完成し、ペン祭最終日には解体。校庭に移されて、ファイアーストームで火を放たれて、生徒がその周りを水をかけながら夜遅くまで、走り続けるのです。いいな~、青春って。

さて、今回ペン祭に行ってきた目的は二つ。まず、英語を指導している高校生の半数以上が伊那北高校生であり、普段の高校生活の様子を見られる絶好のチャンスなのです。皆、塾とは違う表情を見せてくれ、露店などで顔が合うたびに「先生、これ買ってって~」と気さくに声をかけてくれるのは、嬉しい限り。

二つ目は、愛息の勉強に対する意識付け。私は実家が伊那北高校の近くであったため、小さい頃から親に「ここは勉強しないと来られない高校だよ。」と教えられ、羨望の眼差しで伊那北高校を見てきました。そのお陰で、勉強に対する意識を高く持ち続け、進学校である伊那北高校に合格できたのです。愛息にも、早い時期から伊那北高校を意識してもらいたく、ペン祭に行く前は「今日はパパの通っていた高校に行くよ。勉強をしっかりやった人たちが来られる高校だよ。」と話しました。

ペン祭見学後の昨晩、お風呂の中で「今日は面白かったね。伊那北高校に行くために勉強できるかな。」と聞くと、「うん、僕、勉強好きだから。」の一言。

本人が今日の出来事を、今後覚えているかどうかは分かりません。しかし、このような、親による日々の意識付けが、子供の勉強に対する姿勢にかかわってくると、私は信じています。
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GREAT THANKS!

2006年06月22日 | 閑話
昨日、アクセス数が20,000件を突破いたしました。

昨年5月14日にスタートした本ブログ。約8ヵ月半後の今年2月6日にアクセス数10,000件を達成いたしました。しかし、それからわずか4ヶ月半での20,000件突破となり、想像を上回る速さに自分でも驚いております。

これもひとえに、毎日「英語道」を訪れていただく皆様のお陰です。今後ともよろしくお願いします。

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Saint Helens

2006年06月21日 | 実用英語
先日、シアトルに住むホストマザー Judy に近況を報告する写真を送ったところ、お返しに、セント・へレンズ山(Mt. St. Helens)の綺麗な写真が転送されてきました。

セント・へレンズ山は標高2975mで、米国ワシントン州南部にある活火山。1980年5月18日に大噴火しましたが、噴火予知に成功したため、死者は62人にとどまったそうです〔『百科事典マイペディア』参照〕。

以下に、添付されてきた英文と共に写真を紹介します。
Here is something not many of us get to see, unless you live near there - Mt. St. Helens at sunrise. Mt. St. Helens continues to spew ash, while it is forming a lava dome in the crater and still having minor tremors. Here in this sunrise shot, she appears to be blowing smoke rings (and anything so benign is welcomed, given recent history). What forms the "smoke rings" is the air flowing over the mountain getting pushed up higher as it goes up and over the top. The moisture content and initial temperature are just right so that the moisture condenses from a vapor to small particles at the higher altitude. When the moving air moves past the peak and comes down again, the particles evaporate back to an invisible vapor. The two "pancakes" describe that there are two layers of air for which this is happening, thus making this awesome picture possible.




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新TOEIC結果

2006年06月20日 | TOEIC・英検など
5月28日に受験した新TOEICの結果がネット上で発表された。恐る恐るアクセスして結果を見ると・・・、910点(Listening 455点、 Reading 455点)であった。

前回より10点下がったものの900点突破は出来た。今回は自身27回目のTOEICであったが、7回連続レベルA入り、6回目の900点突破となった。

英語道を追求し英語指導者の立場である以上990点満点が未だ達成されていないことは遺憾ではあるが、今回は新TOEICを体験できただけでも善しとしている。中には二の足を踏んで様子を見ている指導者もおられるようではあるが・・・(They have gotten cold feet, haven't they?)。

次回の受験は未定であるが、自己最高得点の940点の更新はもちろんのこと、満点を目指して日々精進していこうと思います。

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what I used to be

2006年06月17日 | 指導現場にて
高校3年生の塾生の一人が、教室に来るなり「先生、慶應にも興味がわいてきました。」と話しかけてきた。

彼の第1志望は高校入学時から早稲田大学。早稲田目指して、英語・日本史・国語を徹底的にやってきた。高校では、英語に関しては1位。塾での授業中も、時間が少しでもあれば、すかさず単語練習するなど勉強に隙が無い。

彼の向上心は旺盛で、高いハードルがあればそれを乗り越えて行くという気力に満ち溢れている。選びさえしなければ、どこでも大学に入れる今の世の中。楽な方、楽な方を選んでいく学生が増えているなか、彼のような学生は稀有だ。

慶應は早稲田以上に英語力が必要となる。それは彼も重々承知している。しかし、彼から出た言葉は、「今まで以上に徹底的に英語に取り組みます。」

そんな彼の言葉を聞いて、懐かしくなった。受験生時代のかつての自分(what I used to be)を見ているようであったからだ。早稲田合格という目標に向かって我武者羅だったあの時。超えられない壁は無いという信念のもと、無我夢中で勉強したあの頃。

そして、懐かしいと思うと同時に、羨ましく思った。これからの努力次第で、如何様にも人生を変えることが出来る。自分にもそんな時代があったんだな~と考えると、ノスタルジーな気持ちになる。若さは素晴らしい。

そんな彼を指導し応援できる今の仕事には魅力がいっぱいだ。是非とも彼には、早稲田と慶應を合格してもらい、贅沢な人生の選択に悩んでもらいたい。

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新ブログへのご案内

2006年06月16日 | 閑話
春・初夏の陽気・梅雨と日々季節が移り行く中、自分が生まれ育った信州伊那谷の素晴らしさを再認識している今日この頃です。私が暮らすこの伊那谷を一人でも多くの方に紹介したい、という思いから、ブログ「信州伊那谷の風土記」を立ち上げました。

是非ともご覧いただき、コメント等をいただければ幸いです。
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末恐ろしい中3生

2006年06月15日 | 指導現場にて
以前のエントリで紹介した現在中学3年生の女の子が、先日、英検準2級(高校中級程度)を受験しました。

仮定法を習得後は関係詞や過去完了形などを教えて、ここ2ヶ月は、ひたすら準2級の過去問に取り組んできました。

そして、今回迎えた英検。私の中では、「ボーダーラインにのれば充分だな」という気持ちがありました。しかし、どうでしょう。今日、私の授業を受けに来た時、今までにない笑顔で「先生、準2級の1次試験、多分受かっている!」と満面の笑みで報告してくれるではありませんか。準2級は75点満点。ボーダーラインは60%なので、45点取れていれば合格の可能性が出てきます。しかし、彼女の自己採点は60点!余裕で受かっています。

ここまでくれば、もう指導に遠慮は要りません。英語指導者の立場からすると、教えられる側が5文型を習得していると、レベルの高い指導が可能となるため、今日は5文型を指導しました。

彼女は、ほんの1時間で5文型を理解してしまいました。来週からは、更なる高度な指導が可能となります。

このように、教える側と教えられる側の歯車がしっくりと噛みあうと、その指導結果は自ずと良いものになります。こんな時、「この仕事をしていてよかったな~」と、心から思えるのです。

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英検2級

2006年06月13日 | TOEIC・英検など
一昨日、2006年第1回英検が行われました。英検2級はセンター試験レベルなので、特に高校3年生の塾生には積極的な受験を促しています。

ここ数年の私の指導経験論から言うと、英検2級合格はセンター試験英語の170~180点に相当(因みに準2級合格は100点~120点位)します。

妻も2級を受験したため、問題用紙を見せてもらいました。私が合格した14年前とは比較にならないほど、実用的な表現が出題されています。いくつかご紹介しましょう。

第1問
(7)
A: How        do the buses run in this area?
B: Pretty often. There's usually one every 20 minutes.
1.seriously
2.frequently
3.temporarily
4.particularly

(15)
Helen dreamed of becoming a chef, but she had second        when she heard how difiicult it would be to get a job.
1.thoughts
2.attempts
3.waves
4.choices

(17)
A: This party is boring. Let's go home.
B: I didn't want to come here        . I told you it wasn't going to be fun.
1.one after another
2.in the first place
3.at the least
4.on the average


(7)の正解は 2.frequently。
頻度を表す副詞の知識が求められています。

(15)の正解は 1.thoughts。
have second thoughts は、『Longman 現代アメリカ英語辞典』によると、to have doubts about a decision you have made と定義されており、「考え直す」という意味です。
この表現は、私は留学中の Conversation & Pronunciation の授業で習いました。

(17)の正解は 2.in the first place。
『Longman 現代アメリカ英語辞典』では、used to give a fact ot reason that proves what you are saying in an argument と定義しており、「そもそも、端から」という意味です。

(15)(17)とも、日本の受験英語参考書では余りお目にかかれません。しかし、この他の問題で問われている語彙は、受験英語で習うものばかり。結局、受験英語といっても実用英語と余り大差はありません。

英検2級・準1級・1級は語彙力がないと、勝負になりません。だからと言って、単語集に取り掛かるのは危険です。飽くまでも、文法力があり、英文構造を瞬時に把握できることが前提条件。その後に語彙力がつけば鬼に金棒です。
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