英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

He is catching on the present continuous pretty quick.

2006年05月31日 | 子育て
昨日の午前中は久しぶりにゆっくりとした時間があり、天気も良かったので息子と散歩に出かけた。

必然的に英語の勉強タイムとなってしまう。息子の方から、「パパ何しているの。英語で教えて~。」と投げかけられる。

そこで、“I'm taking a walk with you.”と答える。

すると彼は、“Taking a walk!” と言って、ニコニコ顔。

こんな感じで、最近は現在進行形に興味を示しています。食事中も、「パパ何しているの。英語で教えて~。」と頻繁に聞かれる。そのたびに、“I'm eating rice!”とか、“I'm drinking coffee!” と応える。そして引き続き、「ママ何しているの。英語で教えて~。」とママに振る。

ママは、“I'm feeding you!”などの表現を覚えて応答にも幅が広がってきたが、返答に詰まる場面もある。つまり、きちんと応えなければと難しく考えてすぎてしまうのです。

小難しい表現を使う必要はないので、まずは反応を早くするという意味で、
“I'm watching you!”とか、“I'm reading a book.”などの受け答えで十分。

実はこの訓練、TOEICのPARTⅠ対策にはもってこい。日常の一場面を通して、資格試験の対策が出来るなんて、贅沢だと思いませんか・・・?

そんな訳で、昨日の午前中は軽く汗をかき、リフレッシュできました。今月初旬からひいていた風邪も完璧に治りつつあります。まさに、“I'm getting in good shape.” と進行形で表せる感じです。

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stressed-out

2006年05月28日 | 閑話
GW中に風邪をひいて喉を痛め、熱が出ないこと良い事に放っておいたら、声が出なくなり、ようやく医者に薬を処方してもらっても思うように治らない。

仕事でも、新しい企画を始めるためにやるべきことが山のようにあり、心配で眠れない日が続いた。そこに親類の葬式が重なり・・・・と、5月は正直 groggy で精神的にかなり追い詰められていた。恐らく、今まで最もバイオリズムが乱れていると感じた。

そんな中で迎えた今日のTOEIC。体調不良を理由に棄権だけはしたくなかった。しかし不思議なことに、1年ぶりとなるTOEICと格闘してきて、絶好の気分転換となった。TOEICを受験したことで、体調が戻ってきたような気がする。やはり、自分には英語しかないと思った。

今回でTOEICは27回目の受験となった。私の英語力はTOEICのスコアと共に伸びてきたため、人生を変えてくれた英語を語る際、TOEIC抜きでは語ることは出来ない。

今回も英語に救われた。心地よい疲れの中で、眠れそうな気がする。英気を養い、明日からまた頑張っていこうと思う。明日からは、保護者対象の「大学入試制度説明会」があり、20名以上が出席予定。そして、ゲリラ講座もある。

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新TOEIC

2006年05月28日 | TOEIC・英検など
今日は第122回TOEICを受験してきました。自身27回目のTOEICです。今回から、TOEICは大幅にリニューアルされ、more authentic になりました。

英語指導に携わる者として、TOEICがどのように変わったかを体感するのが今回の目的であり、自分のスコア更新は二の次。以下に、受験直後に私がもった感想を述べます。

【Listening について】
・新たに採用されたアメリカ英語以外の発音(イギリス・カナダ・オーストラリア)はさほど苦にならない。
・出題形式が変わった PartⅢ・Ⅳ については、明らかに以前より難化している。問題用紙に印刷されている設問の先読み、つまり速読力が Listening でも重要となってくる。

【Reading について】
・PartⅤ の空欄補充は、今まで以上に英文構造を瞬時に把握する力が求められている。
・PartⅦ は、受験者に読ませる英文が相当量増えているため、かなりの曲者。内容把握の設問だけでなく、英文中に使われている単語の言い換えも問題も3問ほどあった。

全体を通じて、従来のTOEICと比して、かなり難化していると思われる。私も、受験後に「出来た」という満足感は感じられなかった。

リニューアル後の最初の結果を見て、次回以降、ETSがどのように問題レベルを修正してくるか、見ものである。


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初山踏(うひやまぶみ)

2006年05月25日 | 英語勉強法
私は、高校生に大学受験英語を教えていますが、中学文系科目も担当しています。今週の中学3年生の授業で用いる国語(古文)の過去問に、本居宣長著『初山踏(うひやまぶみ)』がありました。英語学習にも的を射ている文章ですので、紹介したいと思います。
詮ずるところ学問は、ただ年月長く倦まずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、学びやうは、いかやうにてもよかるべく、さのみかかはるまじきことなり。いかほど学びかたよくても、おこたりてつとめざれば、功はなし。

〔現代語訳〕
結局のところ学問は、ただ長い年月嫌にならずに怠ることなく、励むことが肝要で、学び方はどんな風でもよく、そんなに深くこだわる必要のないものである。どんなに学び方が良くても、怠って努力しなければ効果はない。

本居宣長は江戸時代中期の国学者。広辞苑によると、国学とは「古事記・日本書紀・万葉集などの古典の、主として文献学的研究に基づいて、特に儒教・仏教渡来以前における日本固有の文化および精神を明らかにしようとする学問」とあります。

我々日本人の祖先は、はるか大昔から、「とにかく何でも努力を続ける事が大切である」と説いていたことが分かります。

「英語が出来るようになるにはどうすればいいですか?」という質問は仕事柄よく受けます。その人の実力や性格から判断して、適切な勉強方法を提示することを心掛けていますが、結局はそれを生かすも殺すも本人の努力次第。勉強方法は二の次。とにかく続けることが大事です。

私も小学校6年生の時から現在までの23年間、英語に嫌気がさすことなく勉強を続けられてきました。もちろん、英語道を究めるためには、これからも英語の勉強を続けなければならないでしょう。しかし、英語の勉強をしていて苦痛を感じることはありません。まさに、「好きこそ物の上手なれ」だと思います。

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奥深き英文法

2006年05月21日 | 指導現場にて
大学受験英語を多少なりともやられた方なら一度は耳にしたことがあるのが「クジラの公式」。

A is no more B than C is D    
(AがBでないのは、CがDでないのと同じである。)

この公式に当てはめられる以下の英文から、クジラの公式と呼ばれている。
A whale is no more a fish than a horse is (a fish).
(クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じである。)

Bに名詞が入るときはいいのだが、問題は形容詞が入る場合だ。

The dog was no bigger than a cat.
She was no more careful than I was.

つまり、比較級がmore~となるか、~erとなるかで、Bの位置に形容詞を入れる場合は注意が必要となる。

ところが、先日塾で教えている生徒が学校で使っている問題集に、以下のような問題があった。

あなたは私と同様に怠惰ではない。
You are no               than I am.

形容詞 lazy は lazier - laziest と変化するので、

You are no lazier than I am.

と思った。しかし、括弧が一つ余るため、

You are no more lazy than I am.

も一応正解となるのか?

生徒には、以上二つの可能性がある旨を説明し、「ミスプリントの可能性もあるかも知れない。学校の授業で先生の言う解答に注目しておこう。」と指導した。

案の定、学校の先生が示した解答は後者の You are no more lazy than I am. だけだった。

その生徒は、授業後、その先生に質問に行った。「lazy の比較級は lazier ではないですか。」

するとその教師は、その他の可能性すら示すことなく、「more lazy で何ら問題ないよ」との返答。

これは調べてみなくてはならないと思い、江川泰一郎著『英文法解説』を隈無く読んでみた。

この事項について、『英文法解説』より抜粋しまとめると、以下のようになる。

・no more ~ than … の構文では、than 以下の内容が(形は肯定でも)事実ではないという前提のもとに使われる。than 以下の内容の事実性ゼロについて次の例文を対照させて考えてみる。
① He is no younger than I am.(彼は私より決して若くはない。)
② He is no more young than I am.(彼は私と同じで若くない。)

① は、年齢の比較だけで、両人とも実際に young かどうかは不明。
② は、I am (young) の事実性ゼロが前提。

ということは、先の問題では、日本語に照らし合わせると、

You are no more lazy than I am. 

で正解となる。しかし、この2文の区別をしっかりと説明している参考書は『英文法解説』以外は見あたらない。高校生が使用する参考書で学べば、大抵が no lazier を正答としている。

今回の件で、私が言いたいのは次の2点。
・本問の正解は日本語に照らし合わせれば、この教師が言うとおり、You are no more lazy than I am. が正解となる。しかし、大抵の文法参考書に従うと、You are no lazier than I am. を正解として解答せざるを得ない。

・この教師が、以上述べてきたようなことにまで疑念を抱き、熟考・研究して、指導していたかは甚だ疑わしい。

今日は、この文法事項について、3時間ほど時間を費やして熟考した。このような研究ならいくら時間をかけても惜しくない。それにしても、英文法は奥深いです。

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継続は力

2006年05月17日 | 子育て
子供英語教室に、息子がいよいよ通い始めた。昨日がその初日。同伴したママからのレポートは以下の通り。

・教室に入った時、担当の先生の“Hello.”という挨拶に、“Hello.”と応えた。
・ネームタグを渡されて、ママが「ありがとうは英語で何て言えるかな?」と聞くと、“Thank you”と言えた。
・壁に貼ってあるアルファベットを A から Z まで、自発的に声に出して言った。
・授業中に流れた英語の歌は、すべて家で聞かしているものであり(というか、むしろ息子が自分ですすんでCDプレーヤーにCDを入れて聞いているのだが・・・)、一緒に歌うことが出来た。
・授業中に、例の「いま何時ですか?」攻撃を連発。
・ママ曰く、「毎日繰り返して聴いていると、自然にフレーズを覚えてしまうものだと感動した」。
・授業中に先生が英語で言うフレーズはほとんど理解できていると感じた。
・帰り際にも、先生に“See you.”の一言。

同じクラスには、他に同い年の2歳半~3歳の子供が3人いたらしいが、この様なうちの息子の様子を見て、かなり退いていたらしい。

生まれてから、周りには早すぎると言われても、学ぶべきものを与えて教えてきた。「ママ~、あいうえお書いて~。」「パパ~、ABC書いて~」と一日に何十回言われようとも、その都度きちんと応えてきた。そのお陰で、ひらがな・カタカナを含めた50音もすべて読めて、諳んじることも出来るし(最近では、あかさたな・・・と50音を横に読んでいます)、アルファベットの大文字・小文字、1000までの数字(英語・日本語とも)は全て理解できるし、読める英単語も着実に増えてきている(言わずもがな、発話できる英単語は数知れず)。英語で、月名と曜日名も読めて、言えます。そして、いまや九九をマスターする勢い。

愛息よ、これからも共に勉学の道を歩んでいこう!
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仏道と英語道

2006年05月16日 | 閑話
14日は同級生の結婚式に参加しました。しかし、ただの結婚式ではありません。1334年に創建された龍勝寺(伊那市高遠町)で、第43世の住職をしている同級生の結婚式だったのです。初めて、「仏前結婚式」に出させてもらいました。


龍勝寺本堂 - 我々が普段目にするお寺の本堂とは雰囲気が違いました

式師(式の立会人)をなされた木村励雲老師の説法で、「今日はおめでたい日ではあるが、同時に、これから平凡と繰り返される日常の出発点でもある。日々助け合い、仏様に生かせれているのだという気持ちをもって慎ましく年月を重ねていきなさい。」という言葉には重みがありました。

式師だけでなく、住職をしている同級生も、お寺という特殊環境のなかで、日々淡々と仕事をこなし、仏道の修行に励んでいます。

自分はどうだろうか?仏道ならぬ英語道において、妥協や自己満足はないだろうか?日々のルーティーン的な勉強を、当然やるべきものとしてやっていただろうか?

自分が生きていけるのは英語があるから。そして、その英語を必要としてくれる人がいるから、自分が生かされている。

今一度、謙虚で真摯な姿勢で英語に取り組みなおし、自己を高めていきたい。なぜなら、私が生きていくには、英語しかないのだから。

今回の結婚式は、自分の英語道と人生について考えさせられた有意義な一日でもありました。

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祝!1周年

2006年05月14日 | 閑話
今日5月14日で、ブログ「英語道」を始めてちょうど1年となりました。よく1年間続いたな~、というのが正直な気持ちです。今までに何か一つのことを継続してできたのは、英語の勉強ぐらいかも・・・。

そこで、今日は私なりに当ブログ「英語道」の1年を総括してみたいと思います。

実は、「英語道」の前に「英語学習相談所」というタイトルでブログを始めましたが、ブログという情報媒体の性質上、相談を‘待っている’だけでは意味はなく、自ら情報発信してこそブログの本質だと気づき、この「英語道」を開設した次第。最初のころは、私の日々の英語学習記録帳のような雰囲気がありましたが、試行錯誤し、現在のような形になりました。

1年間に私が投稿したエントリ数は152。2~3日に1エントリの計算になります。

1年間のアクセス総数は16,684件。平均すると1日約46件です。当初は、1日のアクセス数が10件を超えれば、両手を挙げて喜んでいましたが、昨年9月6日に信毎ホームページ大賞2005ブログ部門にノミネートされ、信濃毎日新聞紙上で紹介されてから、多くの方々にご覧いただけるようになりました。(因みに9月6日当日は188件ものアクセスをいただきました。)

その9月6日から昨日までの1日平均アクセス数は約59件で、アクセス数が100件を超えた日は9日ありました。そして、2006年に入ってからの平均は約67件となっています。アクセス数が着実に増え、皆さんに毎日読んで頂けることが、私のブログを続ける原動力になっています。

ブログを始めてから自分にある変化が起こりました。それは、日常生活の何気ないことでも、人にうまく伝えられないか、と考えるようになったことです。それにより、日々の生活が新鮮に見え、新しい発見をしてやろうという姿勢が自分の中に生まれました。これは最高の「ブログの賜」だと思います。
また、コメントやメールをいただいた方と交流が始まり、人脈が広がったことも、素晴らしいことでした。

これからも、英語を生業としている私が日々感じたことを、率直に書いていきたいと思いますので、「英語道」をよろしくお願いします。
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愛息と時計

2006年05月11日 | 子育て
現在2歳8ヵ月の息子は、異常なまでに数字に執着している(He is so obsessed with numbers.)。 999までの数字と月・曜日も、英語と日本語で言える。

電卓で遊ぶのが趣味で、私の実家に行くと「white の calculator をとって下さ~い」と言って、ジイジやバアバを驚かせる。

昨日も、外出先で「パパ、eighty がいっぱい!」と指差した先を見ると、そこには「80-80」のナンバーを掲げた車が・・・。
とにかく、自分で “Numbers are interesting!” と言うほど、数字が大好きだ。

その最たるものが、時計。朝起きてから夜寝るまで、「今何時ですか?」を連発する。一連の流れはこうだ。

「今何時ですか?」
-「9時3分だよ。」
「9時3分ってな~に?」
-「短い針が9、長い針が12と1の間だよ。」

このやりとりが、2~3分おきに行われるから、周りにいる大人にとっては堪ったものではない。

最近はエスカレートして、
「今何時ですか?パパ、英語で教えて~!」
-「Nine, three だよ。」
「Nine, three ってな~に?」
-「hour hand が nine、minute hand が twelve と one の between だよ。」

というように、英語バージョンを要求してくる。

この一連の流れが一つでも狂うと、彼は満足できず「ちゃんと教えて!」と言って、最初からやり直しを要求する。

先日は、私のいない所でジイジに英語バージョンを要求したらしく、英語が全く分からないジイジに向かって「おじいちゃん、英語分からないの?」と言ったらしい。これにはジイジもショックだったらしく、凹んでいた(ドンマイ、ジイジ!)。でも、その一方で、成長している孫の姿に、ジイジの顔はどこか綻んでいた。
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捲土重来

2006年05月09日 | 指導現場にて
以前のエントリで紹介した浪人を決意した生徒が、浪人生活1ヶ月目を終えて、6日(土)に経過報告に来てくれました。勤務先はGW中でお休みだったため、我が家で3時間ほど語り合いました。

第一志望は早稲田大学法学部に変わりなく、目標に向かって邁進している様子。勉強そのものについての質問は一切なく、勉強方法が早稲田対策になっているかに終始しました。

難関大学に合格するには、勉強方法が大事。ただ、闇雲にやればいいというものではありません。出題傾向にマッチした合理的な勉強方法が求められるのです。

彼は、試行錯誤しながら、早稲田合格の為に必要とされる最善の勉強方法を模索していました。このような意識が持てるようになっただけで、かなりの成長を感じますし、合格も近づいたと思います。

早稲田合格を夢見る浪人生活は、私も経験しました。文字通り「適切」なアドバイスが出来たと思います。来春の彼の合格を祈って止みません。


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