英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

TOEICから国連英検へ

2011年05月31日 | TOEIC・英検など
一昨日のTOEICでは脳ミソをフル回転させました。

そのお陰で、今でも英語を読むスピードが高速状態で維持されているので、不思議なものです。

TOEICなどの時間に追われる英語の試験で、極限状態において自分の能力以上の負荷をかけざるを得ない状況を体験するのは、潜在的な英語力の向上につながるのかも知れません。それだけでも、資格試験を受ける効用はあります。

さて、今回のTOEICは、国連英検特A級に向けての勉強をしているなかでの受験でしたので、TOEIC対策が100%だった訳ではありません。

しかし、それなりに達成感を感じることができたのは、根底にある英語力の底上げにつながる勉強をしていたからかも知れません。

つまり、「ボキャビル×音読」です。今年1月から1日たりとも休んでいないこの日々のルーティーンは、今後も意地でも継続していきます。


さあ、いよいよ今度の日曜日は国連英検特A級です。2週連続の英語の試験ですが、自信と謙虚の心、そして何より楽しむ気持ちを忘れずに、問題と対峙したいと思います。


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第162回TOEICの感想

2011年05月29日 | TOEIC・英検など
第162回TOEICを受験してきました。フォームは4HIC10です。

ここ8年ほどは毎年1回ずつ受験していますが、私が毎回気にかけるのが、パート3・4の先読みについてです。

今回受験した直後に感じたのは、「パート3・4に関してすべての設問と選択肢を、パート1~4のイントロダクションの間に完璧に先読みするのはそもそも不可能である」ということ。

ある程度読んでおいて、気持ちの安定剤にするくらいに考えるのがベター。パート3・4に入ったら、次のダイアログやショートトークの3つの設問と選択肢を先読みし、内容を推測する。そして、実際に音声が流れて解答を終えたら、次の設問のダイアログやショートトークが流れるわずかの間に、その3つの設問と選択肢を先読みし、内容を推測する。この繰り返しを20回(=計60問)、テンポよく行うことが大切だと改めて気付きました。そのためには、やはり速読力をつけ、話しの内容を推測する力を養うことが大切です。

Tommyさんが直前対策の一つとして紹介されていた対策を引用させていただきます。
今の時期に有効な手段として、こういう方法もあるというのを紹介します。
模試を引っ張り出してきて、パート3と4の設問と選択肢に目を通します。
出来るだけたくさんです。
自分の目の置き方、頭の入れ方、何を聞かれそうか・・・などイメージするんです。

これはイメージするだけの練習。
なので、出来るだけ、パッ、パッ、パッと見て頭に入れるようにする。
そうすると、本番で先読みする方もしない方も少しだけ設問と選択肢が早く読めます。
私もこの対策を実行し、今回の本番では、テンポよく先読みと解答ができたと思います。

リーディングについては、やはり読ませる英文量が増えたと思います。毎回受けていらっしゃる受験者の方はあまり気付かないかもしれませんが、私のように1年に1回、同じ時期にコンスタントに受けていれば、その違いを実感できるのではないでしょうか。

パート5の40問中、悩んだ問題が3問ありました。112番の問題は連鎖関係代名詞を問う問題でしたが、試験終了直前まで連鎖関係代名詞だと気付かず、「あ、連鎖関係代名詞じゃん!なんで初見で気付かなかったんだろう」と正答をマークしたところで試験終了のアナウンスがありました。こういったわずかな時間のロスの積み重ねがTOEICでは全体に負の影響を与えてしまいます。

分かっている問題でも何回もトレーニングを繰り返して、無意識のうちに答えが見えるようにしないといけません。

今回は時間内に全問解答できましたが、時間に追われる自分がいました。こういった場合、精神的にブレてしまうので、何らかのミスを犯しているかもしれません。990点満点とはいかないかもしれませんが、前回よりはいい結果がでることを祈っております。


それにしても、「TOEICはスポーツだ」と改めて実感しました。試験会場を出た時は、心地よい疲労感とともに緊張の糸が解けるのを感じました。

この感覚が癖になるんですよね。TOEICって本当におもしろいです。

帰宅後は家族で居酒屋に出向き、ご苦労さん会を慣行。いつも以上においしいビールをいただきました。


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自信と謙虚

2011年05月29日 | TOEIC・英検など
岩崎武雄『正しく考えるために』にこんな一節があります。
自信と謙虚さということは相矛盾するものではなく、むしろ批判的精神という同一の根源から生じてくるものであるといえましょう。権威に対する盲信を捨てて自信を持つということは、自己の能力に対する自信を持つということであるよりも、むしろいかなる人間も絶対の真理を把握しているとは限らないということについての反省であるといえましょう。そしてこの反省は謙虚さに通ずるものなのです。

自信を持ちながらも、謙虚さを忘れずに・・・。

そんな心構えで、自身32回目となる今日のTOEICに臨みたいと思います。

岩崎武雄 『正しく考えるために』


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今日の気づき

2011年05月27日 | 閑話
“一地方の商店街”と聞いて、皆さんは何をイメージしますか?

郊外型大型店の出店によりお客を奪われ、シャッター街化するかつてのメインストリート。

私はそんなイメージを抱きます。


しかし、地元の通り町商店街で買い物して、そのイメージは覆されました。


昨年の記事で紹介させていただいた我が家の薔薇。手塩に掛けたせいか、この1年で大きく成長し、大きな鉢に植え替える必要が出てきました。

昨年はインターネットで鉢とツルを巻かせるオベリスクを手頃な価格で購入しましたが、今年はもっと大きなものを探すことに。でも、どうしてもネット上では、妻がイメージするものが見つかりません。

郊外のホームセンターでも探しましたが、鉢はあってもオベリスクがありません。

途方に暮れていたとき、通り町商店街が薔薇栽培で商店街を盛り上げていることに気づき、観察に行きました。どこの店先にも我々が理想とする大きさの鉢とオベリスクに、薔薇が大切に育てられていました。

ふと見ると、ある金物屋さんの店先に、様々な大きさの鉢とオベリスクが置かれているのに気づき、早速ご主人と話しをしてみました。

ご主人は、本業の金物のこと以上に薔薇に詳しく、我が家で育てている薔薇の種類、環境、今後の育て方の希望などを聞き出し、土のことから剪定まで詳しく教えていただきました。

話しながら、「絶対このお店で買うぞ!」と感じている自分に気づきました。

郊外のホームセンターで買い物するときは、安さを優先し、店主と話しをして買うべきものを決めるという買い物の楽しさはどこかに忘れ去られています。

そして、驚いたことに、購入した鉢とオベリスクは、ホームセンターのものと比較しても同じくらいの値段なのです。

商店街というイメージだけで足を遠のけるのではなく、実際に足を運び、お店の人と色々と話してみると、意外な発見があります。

そして、お客の立場からではなく、経営の観点から改めて気づいたこと。それは、「親身になってお客さんのニーズを聞き出し、お客さんが期待する以上の付加価値を提供し、いい意味で期待を裏切ることができれば、お客さんの財布のひもは自然と緩くなる」という点。

これは、どんな業種でもあてはまることです。


通り町商店街では、季節ごとに様々な催しをやっています。また行ってみよう!

※今日は‘春の呑み歩き’が夕方からあるそうですが、仕事で行けません。残念!


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仙台のお菓子

2011年05月26日 | 指導現場にて
東日本大震災・長野県北部地震で被災された多くの方々に対する支援の手が差し伸べられています。

私の勤務する塾でも何かできることがないかと話し合い、避難して来られた被災学生に学習支援をしようとの結論に至りました。

仙台から避難し、今月から塾に通われている小学生の親御さんから、菓匠三金の「萩の月・伊達絵巻・伊達小巻」の復興支援菓子セットをいただきました。
心痛める状況にありながらも、私たちにまで気を遣っていただき、恐縮するばかりです。常に周りに気を配る、古き良き日本人の心意気を感じました。


被災者支援の一環として7月には、塾の先生たちのバンドでチャリティーコンサートを行う予定です。


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何気ない光景

2011年05月23日 | 閑話
昨日は所用で中央道を利用しました。

不安定な天気でかなりの雨が降りました。
普段ならあまり目が向かない道路沿いの木々。でも、今日は雨に洗われた新緑が一層に鮮やかに映りました。

伊那市の案内板近くで、助手席からパシャ!
何気ない光景も、少し見方が変わると、心にスーッと入ってくるから素敵です。

凝り固まった見方をせずに、身の周りにある当たり前のものを、あらゆる角度から捉えていくことを心がけたいです。


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やるべきはリサイクル

2011年05月22日 | 英語勉強法
今年1月から始めた『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』を使ったボキャビル。

今日まで一日も欠かさずに続け、未知の単語をカード化した結果、こんな枚数になりました。
国連英検まで2週間。

やるべきことは、このカードを何回も見直すことで脳内でリサイクルし、認識語彙・運用語彙のレベルまで近づけることです。

とにかく、毎日の継続。何があっても、自分の決めたノルマは毎日実行します。


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hence の用法

2011年05月21日 | 英語勉強法
今日は、少し真面目に文法の話しを・・・。

私は大学で言語学を修めたわけではないので学術的なことは詳しく分かりませんが、小6の時から現在までの28年間、中・高を除いてほぼ独学で勉強してきた結果、文法についてある結論めいたものを自分の中にもっています。

それは、“英語は主語と動詞があって成り立つ言語である”というものです。当たり前のように聞こえるかも知れないことですが、意外とこの大原則に気づかずに、辞書で調べた英単語の意味をくっつけて、何となく解釈して済ましている学習者が如何に多いことか。

日本語の「が・は・て・に・を」のような助詞がない英語は、語順を重要視します。そのため、文頭の名詞はほぼ間違いなく主語となり、その主語の人称と時制により、動詞の形が決まります。そして、その動詞が、後ろにどのような文型を成立させる決定権を持っています。よって、ノンネイティヴが英語を習得する際、主語と動詞を見抜けることが、最大のポイントとなります。

しかし、英語も言葉ですので、いくつか例外があります。

昨日読んだ、ある私立大学で出題された英文では、動詞を省略してしまう副詞 hence の用法が出てきましたので紹介します。

hence は、「それゆえに、したがって」という意味で覚えている方も多いと思いますが、動詞なしで文頭に使われることがあります。
No one helped him. Hence his failure.
(誰も彼を手伝わなかった。それゆえ、彼の失敗ということになったのだ。)
Hence the phrase “bell the cat”.
(したがって「猫に鈴をつける」という句が出た。)
He said nothing, hence her anger.
(彼は黙っていた。それで彼女が怒った。)
hence は格式語ですので、あまり会話では使わないと思われますが、副詞の意外な用法はTOEICでも出題されますので、覚えておいた方がいいかもしれません。

そういえば、去年受けたTOEICでは anyway の相関的な構文が出題されていました。
anyway
[通例but節で文尾に置いて]
とはいうものの、それでもやはり《◆neverthelessより口語的》
I'm tired, but I'm going anyway.

私は、こういった類の文法事項の例外が大好きです。昨日も hence の用法を調べていたら深夜1時を回ってしまいました。

魅力的な文法の奥深さ。でも、それを極めるには、やはり基本である「主語と動詞」を瞬時に見抜ける構文把握力が大前提です。


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ブログ開設6周年

2011年05月20日 | 閑話
気がつけば、ブログ「英語道」を始めて6年が経っていました。

6年前は“ブログ”という言葉自体が珍しい、ブログの黎明期でした。
「ブログ?ウェブログの短縮形?何それ?」
といった感じで、私自身、HPとの違いすら分かっていないような状況でした。
今からでは、考えられない時代です。

2005年5月にAOLダイアリーで始めた「英語道」は、2008年12月までに128,000件あまりのアクセスをいただきました。

その後、AOLダイアリーの廃止に伴い、現在の AutoPage に引越し。今日まで約130,000件のアクセスをいただきました。

6年間で合計、258,000件のアクセス。この数字は私にとってはとても大きな意義を持っております。

飽きっぽい私が6年間続けてこられたのは、弊ブログをご覧いただいている皆様のお陰です。改めてお礼申し上げます。

今後も、英語のある何気ない日常と、子育て・趣味などについて書いていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

ブログ「英語道」管理人 fukken


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奥深い if 節

2011年05月19日 | TOEIC・英検など
英検3級の過去問を見ていたら、こんな英文整序問題がありました。
もし遅れるようなら知らせて下さい。

〔 ①you ②me ③be ④if ⑤tell ⑥will 〕

Please ----- ----- ----- ----- ----- ----- late.
答えは
Please tell me if you will be late.

3級の問題なので、出題者の狙いは、接続詞 if を使って複文を作られるかを試していると思われます。

しかし、もっと奥深いのは if 以下の副詞節で will が使われている点です。

多くの高校生は、次のように習います。
・時や条件を表す副詞節の中では、未来形の代わりに現在形を使う。

・if 節内で will が使われる場合は名詞節であり、if = whether (~かどうか)。
しかし、この問題文のように、副詞節内でも will を使える点について言及している高校の授業は少ないようです。言及したところで複雑になるだけですが・・・。

副詞節内でも will が使えるのは、時や条件を表す場合だけですので、当然のように、本問のように意図(~するつもりなら)の意味を表す副詞節内であれば、will は使えるわけです。

「副詞節」という言葉から紋切型で判断してはいけないです。しっかりと「時や条件を表す」という、それこそ“条件”とセットで覚えておきたいです。

偉そうに書いてきましたが、この用法を知ったのは留学中の10年ほど前のこと。英文法は奥深いです。


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