「大学の測量の授業で使いたいから、あの関数電卓を送ってほしい」と、大学3年の長男からLINEが来ました。
探すこと数十分。長男の部屋の本棚で見つけました!
この関数電卓は、前職で毎年行っていた大学見学ツアーで、小4の頃の長男にお土産として、東大の生協で購入したものです。
ブログ記事を振り返ってみると、2013年12月7日の記事にもこの関数電卓の写真が載っていました。懐かしい!
十年以上の時を経て、日の目を見た関数電卓。ゆうパックで長男の住む京都まで約300kmの旅に出ます。
「大学の測量の授業で使いたいから、あの関数電卓を送ってほしい」と、大学3年の長男からLINEが来ました。
探すこと数十分。長男の部屋の本棚で見つけました!
この関数電卓は、前職で毎年行っていた大学見学ツアーで、小4の頃の長男にお土産として、東大の生協で購入したものです。
ブログ記事を振り返ってみると、2013年12月7日の記事にもこの関数電卓の写真が載っていました。懐かしい!
十年以上の時を経て、日の目を見た関数電卓。ゆうパックで長男の住む京都まで約300kmの旅に出ます。
今朝-8.5℃を記録した伊那市。一昨日の雪が凍って、ガリガリ君状態です。日の出前に愛犬と散歩していた時、ふとその凍った雪を見て、昔に書いたブログ記事を思い出しました。
While waiting for the kindergarten bus, my son and I made the Japanese Archipelago with snow.
As he is really interested in geography, he enojoyed himself at the time. I had fun, too.
I've wanted to be a educator for him rather than a breadwinner. So, the time is precious which I spend with my son during busy morning.
16年も前に書いた記事だったんですね。でも、鮮明に覚えています。当時、4歳だった長男も今では20歳。大学で地理学を専攻しているのですから、あの日のことが確かに現在につながっています。
長男のアメリカ旅行のお土産は、リンカーンのブロックと、ワシントンD.C.の飾り皿でした。
早速、指導室の本棚に飾りました(^^)/
生徒の多くがすぐに気づき、アメリカの話で盛り上がりました。そんな些細なことでも世界を近くに感じ、英語を学ぶモチベ―ションにつながっていると確信しています。
今回の旅の様子を長男の撮った写真と共に当ブログでも紹介してきましたが、ある高3生の保護者の方から次のようなコメントをいただきました。
「ブログ拝見させていただき、息子さんのアメリカの旅が想像をはるかに超えてました。生きる力が備わっていてすごいです」
第一子ということもあり中学生の頃まで過保護に育ててしまったと、親として自覚があります。しかし、幼少の頃からの地理好きが高じて大学生で地理学を学ぶようになり、旅行に憑りつかれたようで、好き勝手に全国各地も飛び回っています。18歳で成人したということもあり、親は基本的にノータッチです。旅費はすべてバイト代で賄い、すべて自己責任で行わせています。今回の長男のアメリカ独り旅から「可愛い子には旅をさせよ」の意味が分かりました。
そして、チャンスを生かす大切さ。私の浪人時代からの親友がボストンに居を構えており、以前から「子どもや生徒がアメリカに来ることがあればボストンに足を延ばすように言ってよ。俺の家に好きなだけ泊まって、そしてここを拠点に色々と回ったらいいよ。ここにいたら宿泊代タダだし、食費もかからんよ」と言ってくれていました。授業でアメリカやボストンが出てくると必ずこの彼の提案の話をしてきましたが、行動に移した生徒は一人もいませんでした。
ところが、大学生になった長男はすぐに「ボストンに行く!」と行動しました。チャンスがあるならまずはそれを生かして行動する。その結果、多くの可能性が広がることを長男本人も実感しているはずです。
The moment when chance first chose to betray us was also the moment when we were least likely to suspect that it might.
(チャンスが我々を裏切る行動に出た瞬間は、チャンスがそのような行動に出るかも知れないとはこれっぽっちも疑っていない瞬間でもあった)
これは東大で出題された英文です。チャンスは常に自分の周りにある。問題はそれに気づけるか否か。あとから「あれがチャンスだったのか」と逃してからでは遅過ぎます。特に学生時代は自由になる時間が社会人より圧倒的に多いですから、学生諸君はチャンスと感じたらまず行動にうつそう!
Facebookの「過去のこの日」を見ていたら、8年前(2015年)の今日は当時小6の長男の小学校最後の運動会で、こんな写真と文章を投稿していました。
今日は長男(小6)の最後の運動会。プログラムの大トリは6年生の組体操。周囲への感謝の気持ちを表現した演技は、これまで過ごした時間と成長の表れでした。
保護者のすべてが涙していました。入学してから今日まであっという間の5年半でしたが、子育てとは何気ない日常の積み重ねだということに、改めて気づかされました。
6年生の皆さん、素晴らしい演技をありがとう!
この時、それまでの感謝の気持ちと共に、これからの夢を乗せて大空に投げた赤白帽子。今年度中に20歳になる彼らはみな、どこで何をしているのかな?
一人一人が自分の夢に向かってその歩を進めていると期待します。
昨日は長男の二十歳の誕生日でした。
生まれた日の空
昨日は20年前と同じような秋晴れのお天気でしたが暑さは異常で、アメダス伊那は最高気温35.3℃を記録し、観測史上9月の最高気温を更新、最も遅い猛暑日となりました。これはこれで忘れない誕生日となりそうですね。
私自身が二十歳を迎えた誕生日は、二浪していて大学受験の真っ最中で、第一志望の受験日の5日前。不安でしかありませんでした。もうあれから30年以上もの月日が流れ、我が子が二十歳を迎える・・・。人生はアッと言う間だな~・・・。
ボストンを後にした長男。最後の目的地、ニューヨークに降り立ちました。
Times Square
ただ、その日のニューヨークは嵐に巻き込まれ、スコール級の大雨でろくに観光は出来ず、自由の女神像のあるリバティ島にも行けなかったようです。
Rockefeller Center
Empire State building
市内を少し見て回ってフライトの時間になり、JFK国際空港へ。
日本へはANA機、羽田への直行便で、14時間のフライト(^_^;)
そして、羽田から国内線で伊丹空港に着陸し、無事、京都のアパートに帰還しました。
機内食で久しぶりの和食に感動したようです。
仁川(インチョン)、ロサンゼルス、フィラデルフィア、ボストン、ワシントンD.C.、ニューヨークと巡った長男のアメリカ独り旅。でっかいアメリカ、でっかい世界を感じたことでしょう。
旅程を決め、航空チケット、ホテルの予約、海外旅行保険の手続きをし、日本に帰ってこれたことは、彼の今後の人生において大きな糧となるはずです。今週末には20歳となる長男。十代最後の旅行は、人生最高の思い出の一つですね。土産話が楽しみです(*^^*)
2週間に及ぶ長男のアメリカ独り旅も終盤。この日はボストンレッドソックスの試合を観に、フェンウェイ・パークへ。
バックネット裏のこの家族席も、ボストン在住の私の友人が用意してくれました。感謝です!
フェンウェイ・パークの代名詞、グリーンモンスター(^^)/
残念ながら、吉田選手は3タコ(1三振)、レッドソックスは2-11で大敗、対戦相手のオリオールズの藤浪投手も登板せずでしたが、日本の球場とは全く違う本場MLBの雰囲気を存分に味わえたようです。
2泊3日のワシントンD.C.観光を終え、ボストンに返ってきた長男の夕飯は、お世話になっている親友が用意してくれた新鮮な海鮮丼!
ボストンで「Sakanaya Boston」を経営しているだけあって、さすがの鮮度とお味だったようです(#^.^#)
翌日はボストンにある大学を巡ってきたようです。
バークリー音楽大学
ハーバード大学
マサチューセッツ工科大学
ボストンは全米を代表する大学都市としても知られています。
わが家にお金があれば、「そのまま数年、留学して来い!」と言えるのですが・・・(^_^;)
If I had more money, I could say, "Hey, you should stay there and enter the university!"
ボストンを堪能している長男でしたが、お世話になっている私の友人が、首都・ワシントンD.C.への航空チケットとホテルを手配してくれるという粋な演出をしてくれたようです。
ワシントン記念塔・・・ジョージ・ワシントン初代大統領を讃える高さ169mのオベリスク。ワシントンD.C.の象徴。
アメリカ合衆国議会議事堂・・・2021年1月、トランプ大統領支持者らが襲撃した暴動で、メディアを通して何度も目にした場所。
メトロ スミソニアン駅
思わぬ旅程の追加で、「多分、これを超える独り旅はできない。一世一代のとんでも旅行してる」と、長男も喜びは半端なく、発狂寸前の様子。一日で12kmも歩いたようです。
本当に貴重な素晴らしい機会をプレゼントしてくれた親友に感謝です!
ボストン在住の私の親友宅に到着した長男。
こんな一室を用意してくれ、自由に使っていいそうです。
82インチのテレビ!
早稲田大学大学院(教育学研究科)修了後、25歳で単身アメリカに渡った友人は、世界でビジネスを経験し、ボストンで entrepreneur として現在の地位を築きました。
「スコーピオンバーガー」なるもの
ボストンを象徴する公園 Boston Common(数年前の中学教科書『NEW HORIZON』に出ていましたね)
高級住宅街 Beacon Hill の Acorn Street
Tatte Bakery & Caffe でランチ
Benjamin Franklin Statue(アメリカ合衆国建国の父 ベンジャミン・フランクリン像・・・こちらも『NEW HORIZON』で紹介されていました)
アメリカを満喫しているようで何よりです。そして、息子に旅の拠点を提供してくれた親友には感謝してもしきれません。