英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

気持ちを込めて

2008年03月31日 | 子育て
昨秋から英会話学校に通い始めた我が子ですが、半年間お世話になった先生が辞められて帰国されるとのこと。

ママのアイディアで、thank-you card を作って最後の授業の時に渡しました。
文字と絵は全部息子が書きました。なかなかの出来でしょう?

先生も大喜びされたそうです。
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another year

2008年03月30日 | 指導現場にて
一昨日、年度最後を締めくくる春期講習が終わりました。

毎年のことですが、年度の最終授業の後は、極度の脱力感に見舞われます。その日の夜は、帰宅して晩酌を終えるや否や、布団の中になだれ込みました。

本年度指導した高校生の大学受験結果もすべて出そろいました。早稲田大学や東京医科歯科大学を筆頭に、今年も名立たる大学に生徒達が巣立っていきました。

塾発行の新聞より
今日から、新年度に向けての準備期間に入ります。今年度は、体調を崩したために手術し、2週間の入院を経験しました。しかし、そこで感じたすべてのことが、私の人生観・仕事観にプラスに作用しています。

来年度も様々なことを経験することでしょう。新学期までに心の整理とリフレッシュをし、新たなスタートを切りたいと思います。
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幅を持たせる授業

2008年03月27日 | 指導現場にて
昨日、中学1年生に歴史を教えていたときのこと。

私は、日本の歴史の大まかな流れを理解させるために「幕府 VS. 朝廷」の対立構造を使います。なぜなら、「幕府=武士(or武家)の政治」と「朝廷=天皇(or公家)の政治」という根本的な内容を理解できていない場合が多いからです。

源氏と平氏、六波羅探題、建武の新政、南北朝、大政奉還など、歴史に出てくる実に多くの事項が、幕府と朝廷の政権争いに端を発しているのです。

さて、この一連の事項を説明すると、その生徒はこう言いました。
「先生、歴史って繰り返すんですね」
何という名言でしょう。それを受けて私が、
「英語にも、History repeats itself. という格言があるんだよ。どこの世界も歴史は繰り返されるんだね」
と言うと、その生徒は
「すごく勉強になります!」
と、ここでちょうど授業終了の時間。「いや~、今日は綺麗にまとまったね。」と共に微笑み合いました。

日本の歴史から、英語を通じた共通の世界観を教えることができました。こんな、“幅を持たせる授業”を今後も心掛けていきたいと思います。
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ワクワクさせる指導

2008年03月25日 | 指導現場にて
一昨日の日曜日、家族と東京ディズニーランドに行って来ました。私にとって TDL に行くのは実に17年ぶりのことです。

春休み最初の日曜日、天気予報は快晴。人混みの中に遊びに行くのは承知の上、しかも翌日から春期講習というハードスケジュール。私は、行くことに否定的でした。

実際に行ってみると、全てのアトラクションが2時間待ち。19:30からの electrical parade は、夜の寒空の下で席取りをして1時間以上も待ちました。しかし、実際にあの夢空間を体験すると、心から感動が湧き上がってきて、なぜあれだけの人が、混雑を承知で集まるか理解できるのです。
それは、“人を楽しませる芸術”。aritistic entertainment というよりは、entertaining art 。寒空の下で何時間待っても、全てのことが楽しい思い出に変わってしまうから不思議です。

私の指導も、受けに来る生徒が「なぜだか分からないけど受けなきゃ損」と言ってくれるような域に達してみたいです。たくさんの期待感を抱いて、生徒が集まってくる授業。

そのために、日々の自己研鑽があるのです。
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FREE Rice

2008年03月22日 | 英語勉強法
ブログ仲間のふゆさくらさんのブログで、FREE Rice という興味深いサイトが紹介されていました。

英単語の4択問題に正解すると、1問につきお米が20粒ずつ寄付されます。そして、そのお米が、国連の世界食糧計画(World Food Program)を通じて、飢餓に苦しむ国の人たちに送られる仕組みです。

出題される語彙の中にはかなり高度なものもあり、英検1級の語彙力を持つ私でも、相当楽しめました。自分のレベルが表示されるのもやる気を駆り立ててくれます。

皆さんも気楽な気持ちでチャレンジされてください。自分の語彙力がアップと共に、飢餓に苦しむ人たちを助けることができるのです。

→ FREE Rice
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その先に・・・

2008年03月19日 | 閑話
息子が好きだったNHK教育の「おかあさんといっしょ」。昨年4月から息子が幼稚園に通いだしたため、同番組を見ることはなくなりました。

しかし、私は、その番組の中で歌われている「ずんずんあるいて」という曲を忘れることができません。幼児向けの曲なのですが、その詞は大人の私の中にスッと入り込んできました。

春はスタートの季節。このブログを見てくれている私の塾生も多いですが、目標の大学に進学する者、捲土重来を期することになった者、それぞれが決めた道を歩き始めます。

彼らにこの曲を贈りたいと思います。
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「ずんずんあるいて」
作詞:阿部芙蓉美

ずんずん歩いて 僕は旅に出る
いつもの景色を 追い越せずんずん
お家は とっくに 見えなくなったよ

拾った小石も 僕には宝石
探すよ 僕の心の中
光る宝物

独りぼっちの 寂しい夜は
星と歌うよ
弱気な僕と さよなら!
何があっても へこたれない
雨が上がれば 虹がかかるよ
草の笛を 吹きながら
白い雲を 追いかけ
新しい世界に さあ 出かけよう!

とびきり 素敵な
世界で 見つけた
新しい 僕
見つけた!
歌を歌っているおにいさん(今井ゆうぞう)、おねえさん(はいだしょうこ)もこの3月で同番組を卒業するとのこと。みな新たなスタートを切るのですね。

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positive thinking

2008年03月17日 | 実用英語
先週の月曜日の夜から急な発熱、39.2℃まで体温が上昇しました。「もしや」と思い病院へ行くと、A型インフルエンザと診断されました。生まれて初めてインフルエンザに感染、その場でタミフルを飲まされました。

2日間は寝たきりのような状態が続きましたが、予防接種もしていたため、比較的早く回復しました。

病院の待合室にいるとき、頭はボーっとしていましたが、「せっかくの機会だから、風邪関連の英語表現を思い出してみよう」と、以下の表現が頭の中に浮かびました。何て positive なんでしょう!
virus(ウィルス)
vaccine(ワクチン)
precaution(予防策)
panacea(万能薬)
placebo effect(偽薬効果)
a shot in the arm(カンフル剤)
come down with ~((風邪など)にかかる)
be laid up with ~(~で寝込む)
placebo effect は、大学入試や英検2級の長文読解問題でメイントピックとしても出題されている、要チェック語彙です!
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top-notch

2008年03月16日 | 英語勉強法
同僚が英検1級に合格しました。これで職場には英検1級ホルダーが3人・・・。冷静に考えると凄いことです。

5年前に「英語を使える日本人」育成に向けた文部科学省の行動計画で、中学・高校の英語教員に求められる英語力として、「英検準1級 or TOEIC730点以上」が挙げられました。

昨年の調査によると、全国の公立中学校(10,079校)、高校(3,779校)の英語教師で英検準1級やTOEICで730点以上、TOEFLで550点以上を取得している割合は、中学で全体(22,862人)の24.8%、高校で全体(17,627人)の48.4%です。英検1級・TOEIC900点以上となると、数字はグッと下がりそうです。

さて、当然のことですが、英検1級に満足していては更なる進歩は望めません。かねてからの目標である「TOEIC990点満点」に向けて、勉強方法の見直しと模索を繰り返してきました。

900点以上の取得者が満点を目指すために、TOEIC対策の勉強をしていては限度があります。TOEIC向けの勉強ではなく、本場の英語で実用的に鍛えていく必要があります。

そこで、私のとった方法は、一切日本人向けに手直しされていない教材を使って、総合的英語力をつけることです。ネイティブを対象に書かれたものを教材として使い、英語力を底上げしたいと思います。

まず、文法と語彙に関しては『Grammar and Vocabulary for Cambridge Advanced and Proficiency』と『Instant Word Power』。多読にはペーパーバックで小説などを読みます。先日、『The Bridges of Madison County』を読了しましたが、引き続き何か面白い小説を読んでいきます。

リスニングについては、CNN や BBC の多聴を増やそうと思います。

以上の勉強方法は既に開始しておりますが、リーディングの教材を日本語が一切使われていない英書にすることで、英語脳が形成されるのを実感できています。実はこの感覚が、シアトル留学時代にブレイクスルーしたときのそれと酷似しているんです。この勉強を継続して、最高レベル(top-notch)の英語力を身につけたいところです。
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style

2008年03月13日 | 英語勉強法
先月のエントリでも紹介しました『The Bridges of Madison County』を読了しました。総語数は約34,000語です。

邦訳版『マディソン郡の橋』を大学2年生の時に読んではいましたが、もう14年も前のこと。内容もすっかり忘れていたため、新鮮な気持ちで原書を読むことができました。

著者 Robert James Waller の英語は、質素ではあるが洗練された英語という印象を受けました。間接的であるが直接的な感覚を残し、読者である私との間に一呼吸置いてくれるような英語とでもいいましょうか。抽象的でスイマセン。特に男女間の営みを描写するシーンで、そのような印象を受けました。

The Bridges of Madison County』の前に読んだのが、『Norwegian Wood』(総語数は約114,000語)でしたが、まさに対照的です。ストレートに描写して、読者の中に入りこんでくる英語。

私にとっては、英語の文体(style)の違いを楽しめるのも、洋書を読む楽しみの一つです。

次は何の洋書を読もうか検討中ですが、目下の候補は Nicholas Sparks です。
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cooking in English

2008年03月10日 | 子育て
息子が通う英会話学校で開催された親子参加イベント「英語でクッキング」に行って来ました。

ネイティヴの先生と共に英語を使いながらクッキーを作りました。最近料理に興味を持ち始めた息子にとってはうってつけの企画。私も息子と良い休日を過ごすことができました。

なかなかの出来でしょう?
cookie man が多少 obese になったのはご愛嬌。
私もなるべく息子には英語で話しかけるようにしました。そして、息子には“dough(生地)”と“knead(~をこねる)”の2つの単語を覚えさせました。

こういう生活英単語は受験英語ではなかなかお目にかかれません。普段の生活で身の回りにあるもの、あるいは自分の行動を英語で説明する習慣をつけるのが、実用英語をマスターする方法の一つです。


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