英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

第207回TOEICの感想

2016年01月31日 | TOEIC・英検など
自身54回目の受験となる第207回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。会場は松本医療福祉専門学校、フォームは4MIC2のメジャー(マークシートのA面がピンク色)でした。以下、個人的な感想です。

【パート1】
受動態の進行形と完了形の発音の区別が難しいものが一問ありましたが、消去法で対応できます。その他も、選択肢を一つずつふるいにかけていけば、100%解答できる問題でした。

【パート2】
ここ最近の傾向でしょうか、今回も一問目のNo.11の出だしが Where なのか When なのか聞きとりづらかったです。その他はいつも通りでした。

【パート3と4】
いつも通りの難易度のように思いました。「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを、20セット(60問)崩さずに続けられる速読力とスタミナが必要です。

【パート5】
最近は文法・語彙問題を自作しているので、自然とテスティングポイントを意識して解けました。前置詞、語彙問題等、「いい選択肢だなあ~」と感心しながら解きました(笑)。前回(第205回)より難しい感じがしました。

【パート6】
4セットとも短めでしたが、標準的なレベルだと思います。

【パート7】
パート5とパート6を合わせて約15分で解き終わり、14:00頃にパート7に突入しました。前半はいつもより、2~3問のセットの問題が多かったように思います。DPに突入したのが14:30頃。前回と違い、内容を推測しづらい問題はありませんでしたが、同義語問題が難しいように感じました。14:50に全問を解き終わり、11分間で見直しもできました。

毎回の感想で述べておりますが、時間内にパート7まで全問を解き終わるには、パート5の40問をいかに速く正確に解くかにかかっています。パート5を速く解けるということは、英文をかたまりでとらえ、瞬時に英文構造をとらえることができる証でもあります。英文を速く読めれば、自ずとパート6・7でも功を奏しますし、パート3・4での先読みにも生かされます。もし、リーディングで最後まで解き切れない方は、徹底的にパート5を鍛えることをお勧めします。


今回はお腹の調子が良くなく、直前まで何度もトイレに行く羽目になってしまいましたが、十分に実力を発揮できたと思います。大学受験生たちには常々、どんな状況下でも実力を出せる準備をするように言っているので、自ら有言実行できた感じですが、やはり、体調管理は大切ですね。

最近は、学習者としてより指導者としての目線で問題と対峙出来るようになった気がします。今回の受験でも指導に生かせる多くの学びと気づきがありました。それらを自分の中で完全消化し、授業を通して還元していこうと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は第207回TOEIC

2016年01月31日 | TOEIC・英検など
昨日は午前8時から午後10時までの12人連続のプライベート授業でした。土曜日は exhausted です。しかも、月末だったため、会計チェックをしなければなりませんでした。そして、今日は自身54回目のTOEIC。

体は大丈夫か、自分?

大丈夫です。いつもTOEICを受験すると、体が軽くなるのを実感しています。好きなTOEICを受験させてもらっていることに感謝して、楽しみます。受験後の感想は、夜アップさせていただきます。

Commanding a stunning view of Seattle


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二次試験の奥義

2016年01月30日 | 指導現場にて
大学入試センター試験から二週間、出願大学も決まり、受験生は二次試験対策に取り掛かっています。この時期に毎年受ける相談が、「記述式は苦手です」。

結論から言うと、マーク式も記述式も変わりません。ただ、解答の仕方が変わっただけです。求められるのは、論理的思考。なぜその答えになるのか?客観的に順序立てて説明できるかがポイントです。

設問で問われていることを、自分の言葉で説明する。自分が先生になったつもりで、その設問の解説ができるか?それを意識するだけで、勉強のやり方が変わってきます。結局、マーク式であろうが記述式であろうが、問われていることは論理的客観的思考なのです。

東京大学 安田講堂


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝えたい気持ち

2016年01月29日 | 指導現場にて
昨夜は高3生最後のグループ授業でした。英語を指導するのはもちろんですが、受験直前期は気持ちも大事ですので、講義の合間には、いつも以上に雑談をして、メリハリのあるものにしました。

そして講義の終わりに、リチャード・カールソン著『小さいことにくよくよするな!』(原題『DON'T SWEAT THE SMALL STUFF … AND IT'S ALL SMALL STUFF』)の中から「幸せはいまいる場所にある」を紹介しました。
私はアルフレッド・ディソウザの言葉を引用するのが好きだ。彼はこう言った。

「私は長いこと、本物の人生はこれから始まると思って過ごしてきた。だが、いつもなにかに邪魔されてきた ― 先に片付けなければならないこと、やりかけの仕事、借金の返済。それが終わったら人生が始まるだろう、と。やがてついに私は悟った。こういった邪魔ものこそ、私の人生だったのだ」

幸せになる道などないことを私は彼のことばに教えられた。そう、幸せこそが道なのだ。

(リチャード・カールソン『小さいことにくよくよするな!』より引用)


生徒全員が、今までに味わったことのないプレッシャーと戦っています。そして、みんながそれを辛いと感じ、一刻も早く解放されたいと思っています。しかし、長い人生においては、受験の苦しさは幸せな経験なのです。「実はこの辛さこそ本当の幸せなんだ。そして、その辛いことの中にこそ、意味深い何かがあるのだ」ということを、私は訴えたかったのです。

大学受験を通じて、彼らがその後の厳しい社会を生き抜いていく力を養っていく。自分に起こっている全てのことに意味があり、それらをプラス思考でとらえれば乗り切ることができる・・・。大学受験の指導を通して、そのようなことを受験生に伝えていくのが、私の仕事です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セミナーと体験授業のご案内

2016年01月28日 | トラスト英語学院
トラスト英語学院では、以下のように2月に特別無料セミナーと無料体験授業を開催します。


特別無料セミナー 「公立中高一貫校に合格する法」
諏訪清陵高校附属中学校などの公立中高一貫校に合格するために求められている力とは?実子を合格させた学院長が、全国の公立中高一貫校の適性検査の実態を踏まえ、合格する術と求められる親子関係・家庭環境について、余すことなく語ります。

日時:2月28日(日) 午前10時~12時

対象:来年度以降に諏訪清陵高校附属中学校の合格を目指す小学生の保護者。強い合格願望があれば、児童本人の参加も可。



無料体験授業 「大学受験 英語ゼミ」
大学受験生よ、第一志望合格へ向けて最高のスタートダッシュを!トラスト英語学院のグループ授業で、大学受験で求められる英語力を体感してみよう。

日時:
「基 礎」 2月9日(火)・16日(火) 午後8時~9時40分
「総 合」 2月18日(木)・25日(木) 午後8時~9時40分

対象:「基礎」は高校1年生、「総合」は高校2年生・浪人を決めた高3生。



※どちらの講座にも定員がございます。必ず、メール・お電話・FB等でお申し込みください。

トラスト英語学院
☎ 0265-96-0950  ✉ trust-english@chorus.ocn.ne.jp


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩を止めない

2016年01月27日 | 子育て
寒い日が続きます。信州伊那谷の最低気温は連日マイナス10度以下です。しかし、大寒を過ぎ、季節は確実に春へ向かっています。
寒い冬こそ、その歩を止めずに少しずつでも前に進むことが大切です。その先にある春に向かって、日々の継続を積み上げましょう。
これは、先週大雪が降った時の次男の足跡。今はこんなに小さくても、未来というゴールにつながっていれば、それは、意味ある小さな一歩となるはずです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

己に頼る

2016年01月26日 | 心に響く英文
旺文社『基礎英文問題精講』より。
Your best opportunity is in yourself. The help you get from others is something outside of you, while it is what you are, what you do yourself that counts.
(最良の機会は自分自身の中にある。他人から得る助けは自分の外にあるものであって、大切なのは自分という人間、自分自身がする行為である。)
誰に教えを請おうとも、どんなに本を読んだとしても、結局、行動できる人しか己の望む人生を切り拓くことはできません。

英語や大学受験は切り口の一つに過ぎない。それを通して自分を変え、なりたい自分になり、夢を実現させる。そのきっかけを与えられる指導者でありたいと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気づきと確認

2016年01月25日 | 閑話
日本列島は大寒波に襲われた昨日でしたが、知人にお声をかけていただき、英語学習法のセミナーに参加させていただきました。

多くの気づきをいただき、自分のやってきたことの確認もできた3時間半でした。これからの英語指導とビジネスのきっかけになると思います。
寒波の後の信州伊那谷はさらに一段と冷え込んでいますが、満月はその美しさを増しています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確固たる基礎

2016年01月24日 | 指導現場にて
この6つの英単語を完璧に解答できますでしょうか。もちろん、すべて中学で習うものですが、驚くことなかれ、大学受験生の正答率は10%にも満たないものでした。もちろん、それぞれの単語の意味やつづりはみんな知っていて、英文の中では当然の様に分かるのですが、このような表で出題されると正答率はグッと下がります。

この6つがサッと出来た生徒のセンター試験の結果は当然のように高く、出来なかった生徒の結果は満足いくものではありませんでした。このような基本を疎かにして難しいことを追いかけても無意味であるということが、よく分かります。つまり、知っている基本知識を整理し、どの角度から問われても揺らがない力こそ、確固たる基礎力なのです。

今後の指導は今まで以上に、「当たり前のことを当たり前に出来るようにする」を、厳しい指導の下、徹底させます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒波到来

2016年01月23日 | 閑話
週末は数十年に一度の寒波到来するとのこと。でも、前夜の月は明るく輝いています。
小学校の時、教科書に「沖縄で雪が降るのは100年に一度」と記されていたのを今でも覚えていますが、いよいよそれが現実味を帯びるほどの寒波だそうです。

24日(日)には英検が実施される予定でしたが、HPによると中止の可能性もあるようです。当日の朝6時に最終決定されるようですので、受験予定の方は要チェックです!英検協会HP

皆さん、十分に備えをして、寒波を乗り切りましょう!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする