英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

勉強する環境

2007年03月28日 | 子育て
愛息が最近夢中になっているのが、五味太郎著『すてきなひらがな』にある五十音表をみて、電子辞書にローマ字入力するという、高度なお遊び。
写真を見てお分かりいただけるように、同じテーブルでは妻が書き物をしています。親の姿を見て子供は育ちますが、常に家族みんなが一緒になって何かに集中できる空間はとても大切です。

我が家は現在、マイホームを計画中ですが、子供部屋に勉強机を置くつもりは毛頭ありません。

中学生ぐらい大きくなって「自分の部屋に行って勉強しろ!」と言っても、大人の目がなければ、余程集中力と自覚のある子供以外は、勉強しないでしょう。やはり、大人が子供の勉強に関われる空間が必要なのです。

そのために、小さな頃から皆で勉強する環境作りが大切だと考えます。計画中のマイホームでは、ダイニングを中心とした設計をし、寝ること以外のすべてがそこでできるようにするつもりです。

最近『頭のよい子が育つ家』という本を購入しましたが、私が考えていることと全く同じ内容でした。

小さい頃からの習慣が、子供が大人になったときの接し方に大きく関係してくるので、親の習慣も大切なんですね。
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気配り

2007年03月27日 | 指導現場にて
春期講習も今日で終わり、いよいよ年度末が近づいてきました。これから新学期までの期間が準備期間となり、プライベートな時間も多少取れるようになります。

この時期に、私は、自分と妻の両親を誘い、一年の疲れを癒すために温泉に一泊旅行に出かけることにしています。

今年も家族旅行のためにインターネットで温泉旅館を探し、ネット予約を済ませました。 しかし、直後に事務的な確認メールが送られてきただけで、そのほかは音沙汰なし。

業を煮やした私は、電話をして「パンフレットを送っていただけないでしょうか?」とお願いしました。普通に考えれば、旅館のほうから気を利かして送ってくれると思っていたのですが・・・。

数日後、送られてきた封書をみて愕然としました。
宛名の字体が、大人が書いたとは思えないほど貧相でいい加減。

封を開いて更に落胆しました。何の書き添えもなく、ただパンフレットと温泉街の地図が同封されているだけ。しかも、その地図に記されている旅館・ホテルが多くて、宿泊する旅館を探すのにも一苦労。
本来なら蛍光ペンでマーカーをするなどの心配りがあって当然と思うのですが・・・。片付け仕事的(slapdash)なのは明らかです。

どうしてこのような通り一遍のサービスしか出来ないのでしょうか。
上に述べたことは、サービス業に携わるものなら、少し気を利かせれば出来るはずです。

細かいことですが、この当たり前のことが出来るか否かで、その組織あるいは企業の差が開いていってしまうのです。

学習塾も立派なサービス業です。そのため、周囲に目を配り、気を利かせることはとても大切になります。

教えることは、生徒が自ら進んで勉強をする“やる気”を引き出す一つの術にしか過ぎません。教えることが出来るのは当然のこと。我々が与えることの出来る付加価値は、むしろ指導以外のところが多いのです。

親身に進路相談にのったり、時には寒い親父ギャグを言い、時には厳しく叱咤激励する。成績が伸びたときは大袈裟なまでに誉めてあげる。そして通常授業以外のことでも手を変え品を変え、生徒が勉強するように仕向ける。

高々週2~3時間塾に通ってそれだけで成績が伸びるはずはありません。しかし、このメリハリで信頼関係を気づくことが出来、生徒は我々に信じてついてきて、成績を伸ばし志望校に合格していくのです。

常に周りに眼を配り、様々なことに気を配る。そうすると、現状を客観的に捉えることが出来、何が必要か見えてくるのです。

塾長からもよく言われます。「教えることに夢中になってはだめだ!」と。教えすぎは教える側の自己満足。生徒の受動的な勉強姿勢を助長するに過ぎません。

まだ私にも不十分な点がいっぱいあります。
しかし、今回のこの旅館の件を反面教師にして、もっと気が利く人間になろうと思います。
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有終の美

2007年03月21日 | 指導現場にて
以前のエントリで何回か紹介した中学生が、第1志望の高校に見事合格しました。

普段は物静かな彼女が、合格発表があった日の夕方、満面の笑みをたたえて
「先生、高校入試の英語は100点でした!」
と報告してくれました。

この結果に満足することなく、これからも高い向学心を抱いて、自らの目標に向かって突き進んでもらいたいです。
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運命の瞬間

2007年03月19日 | 指導現場にて
今日は県立高校の合格発表日。母校伊那北高校の合格発表を見に行ったのですが、この瞬間は何歳になってもドキドキします。
この春、晴れて高校生となる諸君おめでとう!しかし、今日の高校合格はゴールではなく、次のステップ(=大学合格)へのスタート地点に過ぎません。

これからも高い目標を持ち続け、充実した高校生活を送ってください。
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春の高校伊那駅伝

2007年03月19日 | 閑話
昨日は、私の地元伊那市で、恒例の「春の高校伊那駅伝」が開催されました。

今年で30回目を迎えた歴史ある大会にもかかわらず、今までの注目度は地元でも高くありませんでした。

しかし、今年は新「伊那市」が誕生したことを記念し、伊那市中心部を駆け抜ける新コースで実施されたため、地元商店街を中心に活気づきました。男子は、西脇工、須磨学園、埼玉栄など県外の強豪校を含め81チームが出場。沿道には応援する人並みが途切れませんでした。

私も実家が2区と5区のコース沿いにあるため、一家総出で応援に繰り出しました。私が指導する塾生も2名出場し、しかもそのうちの1人が2区を走るので、思わず応援にも気合が入りました。
私の母校伊那北高校ももちろん出場し、(2区では最下位でしたが)激走する姿を見せてくれました。

大声を張り上げて高校生を応援できて、久しぶりに清清しい気持ちになれました。


---以下スナップです---

選手が通過する前の静けさ=伊那市山寺の第2中継所付近


中継用のヘリコプターもホバリングで準備万端


息子もおばあちゃんと一緒に応援


新市発足と30回を記念する大会を天気も祝福=晴れ上がった青空に映える南アルプス仙丈ケ岳

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Thank you letter

2007年03月14日 | 子育て
シアトルのホストマザー Judy から息子に送られたプレゼントのお礼に、息子が Judy の似顔絵と、「I LOVE JUDY. I LOVE SEATTLE.」とメッセージを書いてくれました。


私も Judy にお礼の手紙を書きました。
Dear Judy,
Thank you for being considerate of Eigo.
It was a precious opportunity for him to talk with you in English on the phone. Since then, he tries to speak English out spontaneously.
To experience other cultures is important for mutual understanding, especially in a global society.
I hope he will learn something important by communicating with you.
Thank you again, and take special care of yourself.
Yours sincerely,
Kenichi

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懐かしの教材

2007年03月12日 | 英語勉強法
実家の本棚を整理していたら、懐かしの教材に出会いました。
一つは、ワシントン大学の Extension Course で受講していた英会話クラスの指定テキスト『THE IDIOM ADVANTAGE』。

5年ぶりに読み返してみると、当時覚えたイディオムを結構忘れています。しかし、勉強のために本書を使っていた当時と違い、ただ単純に読み物として読んでみると、かなり楽しめます。視点を変えてみると思わぬ発見があるから面白いですね。

もう一つは、シアトル滞在時に片時も離すことがなかった携帯ラジオ。私の英語リスニング力の大半は、このラジオによって培われたのです。

昔を思い出してしまったため、急にシアトルに行きたくなりました。4~10月のシアトルは、滞在するには最高の気候です。
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tough week

2007年03月11日 | 閑話
先週は多忙を極めた1週間でした。

確定申告、出版原稿の校正仕上げ、合格お祝いコンサートの練習、ハウスメーカーとの打ち合わせ・・・and what have you(などなど)。

仕事以外のことをいかに効率的に行えるか?その人のタイムマネジメント能力の真価が問われるところです。

先を見越した行動を心がけていきたいです。
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realism

2007年03月06日 | 指導現場にて
授業前、小学4年生が私の似顔絵を描いてくれました。写実主義(realism)ですね~。

授業後、その日勉強した大塩平八郎を、私が想像して描いていると、なんと私の似顔絵をデフォルメしているではないですか。算数担当の先生と共に、奇妙な似顔絵です。

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捲土重来を果たす

2007年03月05日 | 指導現場にて
昨年の3月23日のエントリおよび5月9日のエントリでも紹介した元塾生が、一浪の末、見事、早稲田大学(教育学部・商学部・社会科学部)合格を果たしたました。

彼の実家と私の自宅は徒歩1分の近所にあり、もちろんお母さんとも顔見知りであるため、彼の早稲田合格の知らせを聞いて、自分のことのように嬉しくなりました。

その彼が、一昨日の土曜日、塾に顔を見せに来てくれました。

募りに募る話をしたため枚挙に暇がありませんが、私が最も感銘を受け、そして、彼が大人になったなと感じたのは、彼が次のように言ってくれたことでした。
「教育学部と商学部のどちらにしようか迷っていたのですが、この一年、本当に母に心配をかけました。母が教育学部に行ってもらいたいと言っているので、苦労をかけた母の願いを叶えてあげたいので教育学部に行きたいと思います」
ここまで成長してくれた彼を私は誇りに思います。

そして、こんなことも言ってくれました。
「5月に先生と話をして、アドバイスされたことを忠実に実行しました。先生の言っていたあの参考書を一冊完璧にするのに、40回以上も繰り返す羽目になりましたけどね」
何たる執念。ここまでくれば早稲田合格は当然です。

しかし、40回を目標にやったわけではなく、結果として40回になったとのこと。彼が言うには、全体の8割程度を完璧にするのには大して時間と労力は必要としなかったようです、残りの2割を憶えるのに、とんでもなく苦労したらしいのです。

その話を聞いて、パレートの法則を思い出しました。彼はその法則にしたがって、受験英語を極めたのです。

ある若者の人生に影響を与えることのできる仕事のやりがいと責任感。この仕事は英語をただ単に教えるだけではありません。英語を習得していく過程で、自分の人生を良い方向へ変えられるのだということを、これからも熱く指導していきたいです。

追記
S君。そのうち飲みに行こう。そして熱く早稲田を語ろうじゃないか!


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