英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

ゲージツの秋

2005年09月27日 | 閑話
先週の連休は、飛騨高山まで一泊二日の家族旅行に行ってきました。温泉旅館に泊まるのは約半年振りだったので、久しぶりにリフレッシュできました。

帰路、下呂温泉にも立ち寄り、足湯などを楽しみましたが、温泉街の一角に“市民ギャラリー”なるものを発見。下呂温泉の思い出を水彩画で描いた絵手紙が、整然と並べられておりました。

我々も描くことができるということで、早速挑戦。息子は筆につけてもらいたい色を yellow・green・blue・black・gray・white・beige・ocher・brown・orange・red・pink・purple と英語で指名し、2歳なったばかりとは思えぬ筆使いで、芸術の秋を満喫。


左から、妻・息子・私の作品です。

ゲージツは爆発だ~!
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目標の分割

2005年09月24日 | 指導現場にて
本ブログにも度々登場している(株)オーシャンブリッジ社長の高山知朗氏と、一昨日の晩に飲みに行った。

私の場合、普段は仕事が夜の11時近くに終わり、しかも原付バイクで通勤しているため、平日に飲みに出ることは皆無。しかし、今回は連休前で高山氏が伊那に帰省しているということもあり、久しぶりに楽しいお酒が飲めた。

11時ぐらいから飲み始めたのだが、話に夢中になり、せっかく持参したデジカメで写真を撮るのも忘れるほど。焼酎のボトルが1本空いたときは、既に2時を回っていた。仕事やブログ、友人など話のネタは尽きなかったが、今回特に熱く語ったのは、最近の高校生の向上心の無さである。

「僕達の高校時代は・・・」というフレーズは我々の過去を顕示せしめるようで使いたくはないのだが、今の高校生と比べると、我々の高校時代のほうが向上心があり、積極的に自分の行きたい大学を目指して我武者羅であった、という点で意見が一致した。

大学全入時代と言われる昨今、「入れる大学ならどこでもいい」という風潮が高校生の中では多い。浪人してまでも「この大学に行ってやろう」という意気込みを持った生徒はいない。高山曰く、経営者として採用面接をやると、地方の高校から難関大学に合格できた人の方が、目標設定が明確に出来、その目標に向かって、その時その時ですべきことを自分で考えて行動に移せるとのこと。

つまり、目標を小さく分割し、それを達成し積み重ねていくことで、大きな目標をクリアできるのだ、と私は考える。「入れる大学ならどこでもいいや」では、妥協の人生を歩むことにはならないか。

何も浪人を薦めているのではない。浪人せずに志望校に合格するという目標を定め、今何をすべきか考え、それを実行していけばいいだけのことだ。

1次会の居酒屋を出て、ラーメンを食べ終わったら、既に3時。その日、家族で一泊二日の温泉旅行に出かけることになっていたにも拘らず、深酒をしてしまった私。ついつい飲みすぎてしまうということは、「二日酔いをしない」という“目標設定”が出来ていなかった証拠かも・・・。
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THE CRITICAL DAY

2005年09月22日 | 閑話
明日は9月23日。この日は私の人生にとって、大切な日 (critical days) の一つである。4年前のこの日、留学のため Seattle に向けて旅立ったからだ。

大学を卒業し、地元の大企業に就職。安泰な人生を送っていた日常の中、三十路を迎えようとしていた時、ふと考えた。「僕の人生はこれでいいのだろうか」と。妻と共に今後の人生について語り合い、出した答えは「自分のやりたいことをやろう。」

それからは行動が速かった。留学先を決め、両親や会社の上司を説得し、退職。今思えば、よくあそこまでの行動力があったと思ってしまうほどだ。

そして、9月23日の渡米日が早く来て欲しいと思う気持ちと、未知の世界に飛び込む恐怖から、その日が来ないで欲しいと思う気持ちが共存し、葛藤した日々。

人生の restart を切ったこの日は、何年が経過しようとも、僕の中では決して色褪せない。

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HAPPY BIRTHDAY!!

2005年09月21日 | 子育て
先日、息子は満2歳の誕生日を迎えました。そのお祝いも兼ね、18・19日の連休はジジ・ババを引き連れて、長野の茶臼山動物園に行ってきました。

車中の息子は英語を連発。例えば、高速道路でトンネルがあると "In" "Out" を連呼。数字や色が目に入ってくれば、それらを英語で言ったり、車中で流していた英語の童謡にあわせて歌を歌ったりと、ジジ・ババを驚かせていました。

しかし、私が最も驚いたことは、64歳になるババ、つまり私の母が「これは英語で言うと何ていうの」と私に尋ね、息子に英語で話しかけてくれていたことです。母親が英語を口にしたところなど今までは見たことも無かったのに。恐るべし、孫パワー。

ジジ・ババも私達夫婦の英語による子育てに理解を示してくれているため、ありがたい限りです。

2歳の誕生日プレゼントは、EX-Padと専用ソフト『アルク2000語絵じてん 1』。これらを使って、小学生に上がるまでには何とか2000語の英単語を覚えさせたいと考えています。
彼も既にこのEX-Padに夢中。子供の脳は無限の可能性を秘めているので、どんどんと英単語を覚えていってもらいたいと思うばかりです。

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DON'T BE SHY!

2005年09月19日 | 子育て
我が愛息も満2歳を迎え、先日は私の前勤務先である 外国語学校 AtoZ の Mother & Baby の体験授業に行ってきた。

約20分の体験授業では、講師自ら弾くギターに併せて "If you're happy and you know it, clap your hands." や "Alphabet Song" を歌ったり、身体を動かしながら、数字や色を英語で覚えていく内容であった。

息子は既に数字は20まで英語で数えることができ、また、beige, ocher といった区別の難しい色も含め、ほとんどの色を英語で発音できる。家の中では、近所に聞こえるぐらい大きな声で英語を発話しているにもかかわらず、いざネイティブの先生を目の前にすると、声も小さく遠慮して言わない場面もあった。

私はここにコミュニケーションの大切さを痛感した。充分な知識や会話を出来る能力があっても、積極的に自ら発話しアウトプットをしない限り、それらは宝の持ち腐れになってしまうのである。やはり、コミュニケーションというものは場数を踏んで慣れなければならない。自ら発話し意見するという姿勢が大切なのである。

息子は2歳になったばかりで、家族以外の人の前では、たとえ日本人であったとしても静かになってしまう内弁慶なところがあるので、ただ単に人に慣れていないというだけかもしれない。これからは、外国人・日本人の区別無くコミュニケーションをできるようになってもらいたいと思う。

英語力向上のための更なる知識のインプットはもちろん、コミュニケーションの天敵であるshyness を取り除くことが、これからの息子の課題であろう。
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ボキャブラリー増強法および失念防止法

2005年09月16日 | 英語勉強法
人間は忘れる動物である。しかし、せっかく覚えた英単熟語は忘れたくないし、もっと多くのボキャブラリーを覚えたいと思うのが英語学習者の常。今日は、私のボキャブラリー増強法を紹介したい。

大学受験英語をマスターして早稲田に合格できた時点で、私の単語力は6,000~7,000語レベルであったと考える。しかし、実用英語では全く足りない。英検1級合格には、10,000~15,000語必要であったのだから。

そこで私が取った方法は、新出の英単熟語や表現は、全てノートに記録するようにした。また、文法の問題集を解いていて大切と思った文法説明も、全てそのノートに記入するようにした。つまり、そのノートは自分の弱点記録集ということになる。

このノートを見直すだけで、英語力は格段に向上する。また、中には同じ単語を何回も記入してあることもある。そうすると、「自分は暗記が苦手だなー」と思う反面、何回も調べて書くので、やはり覚えてしまうものである。

留学中はノートだけではなく、単語カードにもまとめて暗記に努めた。市販の単語集を購入するよりははるかに覚えやすいし、お金もかからない。

英語力を伸ばしたいとお考えの方、遠回りに見えて、実は最も英語力を伸ばせるこの方法を、是非ともお試しあれ。

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英検対策の勉強?

2005年09月15日 | TOEIC・英検など
10月16日は本年度第2回英検である。我が塾も準会場となっているため、多くの生徒が受検する。そして、この時期によく聞かれる質問がある。「英検に合格するために、どのような勉強をしたらいいですか?」

結論から言っておきます。英検対策用の勉強など、この世には存在しない!普段からやっている英語の勉強を続けていればよい。中学1年の学習内容をようやく理解できる程度の人が、2級を受検するとなると、それなりの対策は必要である。しかし、そのような無謀なことをする人はいる筈も無く、受検級は自分の実力を考えて申込む筈である。ならば今の学習を続けていけば良い。背伸びして、英検対策用の問題集を買ったり、難しいことをやろうとすると、消化不良を起こし、結局何も身につかないまま、検定日を迎える羽目になるのだ。

私の場合、4級を中2で受かり、3級は中3で落ちた。その次に英検を受けたのは、早稲田に合格した3ヶ月後に受けた2級。この時は、何の対策もせずに受検し、余裕で合格を果たした。2次の面接も自信を持って望めた。つまり、大学受験レベルでは2級は受かって当然なので、気持ち的にも余裕があったのだ。

英語の勉強に英検対策用など無い。普段から、自分のレベルアップを目指してやっていれば、自ずと現在のレベルもわかるし、それ相応の級を受検するはずである。

普段の学習の延長線上に各種試験があるのだ、ということを肝に銘じて英語学習に勤しんでもらいたい。
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祝!3,000件突破

2005年09月13日 | 閑話
本日、総アクセス数が3,000件を突破しました。3,000件突破は、2,000件突破から9日間で達成することが出来ました。

これは、信毎HP大賞ノミネートで紙上に掲載されたことが大きな要因と考えられます。

今回のノミネートで当ブログにアクセスいただき、お知り合いになれたブロガーの方々とも、なお一層の情報交換をしていきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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友人からの便り

2005年09月11日 | 実用英語
シアトル・ワシントン大学留学時代のクラスメートで、共に参加したビジネスプログラムを修了した後も、現地の大学に編入し頑張っている友人 Yukku から、やる気の出るスピーチを紹介してもらった。

Apple Computer CEOの Steve Jobs 氏が今年6月のスタンフォード大学の卒業式で卒業生に対して行ったお祝いのスピーチで、長野智子さんのブログで紹介されているとのことだが、読み終わってから、身体の中に沸々と漲ってくるパワーを感ぜずにはいられなかった。

日々の忙しさに埋没することなく、その中にこそ明日への目標を見出し、夢を持ち続けて頑張っていこうと思う。

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回想 September 11th

2005年09月11日 | 閑話
今年も9/11がやってきた。アメリカ同時多発テロから丸4年である。世界中に衝撃を与えた事件であるため、脳裏から離れることは到底無いのだが、この事件は私にも少なからず影響を与えている。なぜなら、その12日後に留学のため渡米することになっていたからだ。

ホストマザーのJudyが送ってきたメールを今でも思い出す。
We are so devastated・・・.

渡米当日、搭乗したアメリカン航空の座席はガラガラ。出迎えたくれたJudyは、テロの話になると涙し、アメリカ国内のメディアは全てテロ一色であった。

大学の講義も、必然的にテロに関するものが多くなった。航空業界が受けた影響も大きく、ボーイングのお膝元であるシアトルにも不穏な空気が漂っていた。1ヶ月後の10/11は、ワシントン大学の通常授業はキャンセルされ、同時多発テロに関する特別講義があらゆる教室で行われた。

その年の大晦日には、ground zero を妻と見に行った。何回となくテレビで流された衝撃の現場が現前したため、その光景を目の当たりにしたときの気持ちは、筆舌に尽くしがたい。

毎年この日はやってくる。英語を学び、そして指導している者として、この事件は後世に伝えていかなければならない。

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