英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

ゴルバチョフ氏の死

2022年08月31日 | 閑話

大学受験時、社会は「政治・経済」を選択していました。市販の参考書や問題集では飽き足らず、専門書まで読み漁り、全国模試の偏差値は80を超え、全国1位や2位になることもしばしばでした。それほどまでに夢中になっていたのは、勉強すればするほど世の中の動きが分かるようになる「政治・経済」という科目の魅力に憑りつかれていたからでしょう。

「政治・経済」では時事問題が必出だったので、世界情勢には特に敏感になり、新聞を読むことが日課になりました。重要と思われることは京大式カードにまとめて暗記に努める日々でしたが、ソ連を中心とした共産圏が崩壊に向かっていた当時(1990年前後)は、歴史が動くのを肌で感じることができました。

その中で、あの共産大国・ソ連を崩壊へと向かわせたゴルバチョフは、私にとっては別格の存在でした。ペレストロイカ、グラスノスチ、INF(中距離核戦力)全廃条約、マルタ会談、冷戦終結・・・。模試や入試で解答欄に何回書いたことでしょう。大学のゼミの面接で「尊敬する人物は?」と聞かれ、「M・S・ゴルバチョフ」と間髪入れずに答え、ソ連崩壊後のロシアとCIS(独立国家共同体)は、訪れてみたい国となりました。

INF全廃条約に署名するゴルバチョフとレーガン(1987年12月)

そのゴルバチョフ氏が91歳で亡くなったというニュースが先ほど飛び込んできました。ロシアの一つの時代が終わったような気がします。そして、その国は今、戦争を行っている。果たして、ゴルバチョフ氏は今のロシアに何を思い、この世を旅立っていったのか。

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「例外がテストに出る」

2022年08月30日 | 指導現場にて

高1生に付加疑問文を指導しました。

Mike speaks English, doesn't he?

Mike doesn't speak English, does he?

「付加疑問文は、直前の文章を否定して疑問文の形にする」が基本で、ここまでは中学でも習う場合もあるのですが、大学受験や実用英語では、以下の3つの例外も覚えておきたいですね。

Let's speak English, shall we?

Speak English, will (or won't) you?

Mike seldom speaks English, does he?

命令文の付加疑問文と、seldom などの準否定語が使われた文の付加疑問文は盲点です。

ルールにあてはまらない例外を覚えるのは大変ですが、高校1年時の文法の授業でK先生が、「何事も例外がテストに出るからな~」とボソッとおっしゃっていたのを思い出します。でもこれは奥深い言葉です。なぜなら、基本をきちんと理解できていなければ、例外を理解することは不可能ですからね。

高1当時、英語が苦手になってしまって、学年の下位グループを彷徨っていました。「今、あの頃に戻って授業を聞けたなら・・・」と仮定法の文章が頭の中を駆け巡ります。

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シアトルでの1年間があったから今がある

2022年08月29日 | 閑話

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

週末のシアトルは、イチローがマリナーズの球団殿堂(Hall of Fame)入りしたニュースで、もちきりだったようです。

Seattle Mariners 公式ツイッターより

ツイッターやニュースの動画にシアトルマリナーズの懐かしい選手たちが出てきて、見入ってしまいました。ケングリフィーJr、ブレッド・ブーン、エドガー・マルティネス、ジェイミー・モイヤー・・・。あの頃のマリナーズはめちゃくちゃ強かったな。イチローがマリナーズに加入した2001年は116勝して、MLBの年間最多勝利数の記録になっています。

ちょうど20年前、2001年9月から2002年10月までの間、留学のためシアトルで暮らしていた自分にとって、イチローとマリナーズの存在は切っても切れません。あの時があったから今がある。そして、今があるから未来がある。過去の経験を糧にして、今日も一歩を積み上げていきます。

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ビーチで見るサンセット

2022年08月28日 | 閑話

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

今年6月に行われた英検準2級にこんな英文が出ていました。

Emma enjoyed sitting on the beach and watching the sun go down and the stars come out.

(エマはビーチに腰を下ろして、太陽が沈み星々が出てくるのを見て楽しんだ。)

長野県民にとっては海に沈む夕日は特別なものです。ふと、海外のビーチでサンセットを見たのはいつだろうと思い出してみました。タイ、マレーシア、グアム、サイパンなど昔は気軽に海外に行って、海に沈む夕日を見たものです。

マレーシア・ティオマン島のビーチ(2000年11月14日撮影)

コロナ、原油高、円安・・・。今では海外へ行くのにも躊躇してしまいます。以前のように海外に行ける日が戻ってくるのを祈るばかりです。

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お腹の中のチョウ

2022年08月27日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

お盆を迎える頃から、自宅庭のハナトラノオが満開となりますが、その蜜を求めて、アゲハが寄ってきます。

ハナトラノオにアゲハ

今の時期しか見られない、夏と秋が交錯する自然の営みですね。

 

さて、せっかくですので、butterfly(チョウ)に関連したイディオムを紹介しておきます。

・have / get butterflies in one's stomach(緊張する、あがる)

 I always get butterflies in my stomach before an exam.(試験前はいつも緊張するんだ)

「お腹の中にチョウがいる」なんて、日本語にはない発想で面白いですね。

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一緒に走る人

2022年08月26日 | ランニング・筋トレ

今週も毎日10kmを走り、残暑の中でも順調に距離を踏めています。

水曜日にいつも走っているコースのずっと先にランナーがいて、「平日の、しかもこの蒸し暑い中、俺と同じように走っている物好きな人がやっぱりいるんだな(^▽^;)」と思いながら、追いかけるように走っていたら、自然とペースが上がって、10kmを47分42秒(4分46秒/km)のいいタイムで走れました。途中、そのランナーさんが折り返してすれ違った時に「こんちはー!」とお互いに挨拶しました。やはり、一緒に走る人、志を同じくする人がいると、刺激になるんですよね。

いつも走っている南箕輪村田畑区の田園コース

駒ケ根ハーフマラソンまで一ヶ月を切りました。大会当日に向けて、練習の負荷を維持しつつ、コンディションも整えていきます。

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第100号発行!

2022年08月25日 | トラスト英語学院

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

2014年4月26日にトラスト英語学院を開校し、翌5月末から学院新聞「The Trust Times」を毎月発行し、ご家庭にお渡ししていますが、今月末で第100号の発行となりました。それは、当学院を開校してから100ヶ月(=8年4ヶ月)が経過したことも意味します。

記念すべき第1号(2014年5月発行)

ブログやTwitterでも毎日情報発信していますので、学院新聞だけの特別な記事はありませんが、すべての生徒や保護者の方にブログやTwitterを読んでいただいているわけでもなく、やはり紙ベースでの情報発信にはその価値があります。

一つずつは小さくても、積み重なっていくと大きく成果となります。それはまさに、英語学習だけでなく、大学受験勉強に求められる最も大切なことです。今後、200号、300号と節目を迎えらえるように、来月からまた1号ずつ積み重ねてまいります。

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共に過ごしたあの青年時代

2022年08月24日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

大学入試問題でたまに見かける表現に work one's way through college があります。「働きながら大学を卒業する」という意味ですね。この表現が出てくると、生徒たちに必ず私の友人の話をします。

彼と出会ったのは代々木ゼミナールの南平寮。お互いに第一志望に落ちて浪人した時でした。彼は小学校教師という目標に向かて文教大学、私は経済や環境を学ぶために早稲田大学を目指していました。しかし、お互い第一志望は受からず違う大学に進学をしましたが諦めきれず、「もう一年だけ頑張るか・・・」と、これまたお互いに仮面浪人の道を選びました。

結局、私は早稲田に受かり、彼は受からず、そのままその大学に通い続けました。しかし、3年後、彼は大学卒業後に、なんと早稲田大学教育学部の大学院に進学したのです。彼の凄いのはそれだけではありません。学費や生活費のほとんどを親に頼らず、アルバイトで生計を立てていたのです。まさに、He worked his way through college. ですね。彼ほど生きる力を持った人間に会ったことはありません。

お互い英語が好きだったので、人生最初の海外旅行も彼と一緒にイギリスを訪れました。

Kensington Gardens で(1993年9月撮影 当時21歳)

ロンドンはもちろんのこと、国内線に乗ってスコットランドの州都・エジンバラを巡った約1週間は、大学受験で培った英語力でも、その後のトレーニング次第で十分に通用する可能性があることを実感させてくれ、今の仕事につながっていると考えます。

自分の人生で出会った個性の強い友人たち。彼らと共に過ごしたあの青年時代の時間こそ、一生の財産です。

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-ly で終われば副詞?

2022年08月23日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

お盆が明け、日中は蒸し暑いですが朝晩は20℃を下回るようになって、夏と秋が同居する信州伊那谷です。

この時期はアサガオが綺麗に咲いてくれますが、上伊那で有名なアサガオと言えば、箕輪町のヘブンリー・ブルーという品種ですね。

英語で綴ると Heavenly Blue ですが、このアサガオは別名「天上の青」と言われます。

英語を勉強していると、「-lyで終わっている単語は副詞」と気づけるようになりますが、-ly で終わっているすべての単語が副詞とは限りません。「形容詞 + -ly」が副詞であり、「名詞 + -ly」は形容詞になります。heavenly も heaven + ly で「天の」という意味の形容詞だと分かります。

-ly で終わる代表的な形容詞をまとめておきます。

friendly

lovely

daily / weekly / monthly / yearly

costly

cowardly

deadly

timely

カタカナで使われたりして、よく耳にする単語ばかりですね。costly はTOEICでもよく出てくる頻出単語です。

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アブローラー 膝コロ30日間チャレンジ

2022年08月22日 | ランニング・筋トレ

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

ランニング歴6年の私。ランニングを始める前の体脂肪率は24%でしたが、現在は14~15%で推移しています。何とか12%台にしたいと思っているのですが、なかなか変わりません。秋の大会に向けて、体をもう一絞りしたいとも思い、一昨日から「アブローラー 膝コロ30日間チャレンジ」を始めました。アブローラーの膝コロを一日3分間、30日間続けるというもの。

私の場合、3分間で約50回になります。単調な自重トレーニングだからこそ継続が難しいですが、腹筋だけでなく体全体に効きます。

このブログで「やります!」と公言すれば、サボれませんからね。腹筋と体脂肪率がどうなったか、30日後の9月18日に報告させていただきます。

残暑厳しい信州伊那谷ですが、いくら暑くても、毎日やると決めたことはやり通します(^^)v

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