英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

今後のTOEICに向けて

2011年06月25日 | TOEIC・英検など
先月の第162回TOEICの結果を見て、今までになく990点満点を取得したい気持ちが強まっています。

連続で満点をとられる方は、TOEIC990点をはるかに超える、点数では測れないほどの実力を持っています。

足りない部分は努力で補うしかありません。今こそ、ヒロ前田先生の言葉を思い出すときです。
1995年大学3年の時に初めて受験して以来、日本とアメリカの公開テストやIPでTOEICを32回受けてきた私ですが、まだやっていない勉強があります。

それは、公式問題集を使った英語力全体の底上げ勉強。

10年前の留学中、University of Washington の extention course でTOEIC対策の授業を受講していましたが、その時の指定教材がこの公式問題集でした。

『TOEIC Official Test-Preparation Guide』
しかし、その時は問題を何回も解き直してパターンに慣れる程度にしかやっていませんでした。これでは、TOEICの傾向に慣れることはできても、英語力全体の底上げにはなりません。

そこで、今後は『TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉』を使ってTOEIC特化型+英語力底上げの勉強に取り組みます。

『TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉』
問題はもちろん解くのですが、スクリプトを使って、シャドーイング・リピーティングを徹底的に行いたいと思います。


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1冊の参考書をやり終える意義、繰り返す意義

2011年06月23日 | 英語勉強法
今年1月から始めた『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』を使ったボキャビル音読。

一昨日、全46週分をやり終えました。本著を購入したのが、アメリカから帰国し英検1級合格を目指していた2003年。

それから何度となく挫折を繰り返し、第9週でやりっぱなしになっていた本著を、一念発起してやり直し。今年1月からの約5ヶ月間、1日たりとも休まずに、一通りやり終えました。8年越しの恋が実った感じがします。

1冊の参考書をやり終えた時、いつも思い出す文章があります。それは大学受験史おいて一時代を築いた『英文解釈教室』のあとがきの一節です。
さて最後まできて諸君の感想はどうだろうか。参考書を買う人は多いが終わりまで読みとおす人は少ない。それだけでも諸君の熱意と努力は多とすべきであるが、これから諸君が取るべき道は2つである。1つはもう一度この本を読み返すことである。どんな書物でも1回読んだだけでその全部を汲みつくせるものではない。(中略)最後まで読んだことで、この書物は汚れているかもしれない。しかし、2回目に読むときの苦労は1回目よりはるかに少なく、しかも得られるものははるかに多いのである。
~伊藤和夫著『英文解釈教室』314ページより引用~

『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』に取り組むことで得られる効用は、今回の英語検定3連戦で、身を持って体験しました。そのため、昨日から、早速読み直しを始めました。

しつこいくらい繰り返し、必ずや本著に出てくる語彙を完璧にマスターして見せます。

      


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英単語検定受験レポート

2011年06月22日 | TOEIC・英検など
19日(日)に、英単語検定(1級)を初めて受験しました。

私は、5級を受ける長男(7歳)と、朝4時58分の高速バスに乗って上京しました。会場のアジア文化会館前には、試験開始30分前から多くの受験者が集まっていました。

想像していた以上に受験者が多く、都心では市民権を得つつある検定試験だと思いました。次回から受験者ももっと増えるのではないでしょうか。


試験は、45分100問マークシート。1・3・5級が同教室で受験しました。

1級は8人、5級は15人が受験していたようです。

問題用紙は持ち帰れますので、終了後に自己採点しました。
以下、1級の大問ごとの配点・出題形式等をレポートします。

大問①(35点)
各英単語の和訳として最も適切なものを選ぶ四肢択一問題。
自己採点24点。

大問②(35点)
各日本語の英訳として最も適切なものを選ぶ四肢択一問題。
自己採点23点。

大問③(15点)
英英辞典の定義を読み、最も適切なものを英単語を選ぶ四肢択一問題。
自己採点13点。

大問④(15点)
各英単語に最もふさわしい英英辞典の定義を選ぶ四肢択一問題。
自己採点11点。

自己採点は100点満点中71点。70%が合格の目安ですので、何とか合格しているのではないかと思います(汗)。

1級に出題された単語は、国連英検特A級のために、この半年間取り組んできたボキャビルで出会ったものがほとんどでした。でも、得点率が7割ということは、自分の語彙力は、まだ運用語彙の段階に到達していない証拠です。これは、問題と対峙しているときに、「あー、この単語(例:unkempt)の意味は何だっけな~。単語カードにも書き出してあるのに。畜生ー!」という状態に陥り、精神的にもよろしくありません。

受験者の盲点を上手くつく問題も散見されました。
例えば、vile(実に不快な)。英単語検定問題集の1級の最初の問題に bile(不機嫌;胆汁)があり、これは何回も繰り返したので覚えていました。ただ、「vile だとどういう意味になるのだろう?」と受験直前まで気になりながらも調べずにいたら、それが出題されていました。やはり、少しでも疑問に思ったら、すぐに調べて覚えるという勉強の基本姿勢を徹底しなければいけないと、痛感しました。

そして、覚えた単語を意図的に使う重要性も認識させられました。gaunt(やつれた)が出題されたのですが、これは私が先月、食中毒になった時の様子をブログで紹介したときに使っていたので、迷わず正答できました。

類音語も盲点です。frock(修道服)が出題されていましたが、私は迷わず「群集」(=flock)を選んでしまいました。


今回、仮に合格していたとしても、英単語検定1級は定期的に受けたいと思います。
このような検定試験があると日々のボキャビルにも張り合いが出て、意識も高まります。
また、上京をするいい機会になり、様々な面で刺激を受けることができます。そして何より、英単語力を単純な方法で測定し合否判断するシンプルさを、とても気に入りました。

結果発表は2週間後。楽しみに待ちたいと思います。


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第162回TOEIC結果

2011年06月20日 | TOEIC・英検など
先月受験したTOEIC

一つの結果を残せたという意味で、意義深いTOEICとなりました。
990点満点ではなかったものの、自分の中ではこだわりを持っていたReadingでの満点。

TOEICを初めて受けた1995年以来、Readingを得点源にしてきた自分にとって、今回満点をとれたことを素直に喜びたいと思います。

「毎日やる事で、行動、習慣、運命を変えることが出来る事を私は知っているし、それを自分でやってきた」

これは、Tommyさんが先日のブログで書かれていた言葉です。

私も今年1月下旬から、毎日やるべきこと(=『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』の音読ボキャビル)を、何があろうと、どんなに忙しくても続けてきました。1日たりとも休まずに。

今回、特にTOEICに特化した勉強をしたわけではないですが、Readingで満点を取れたことは、継続・行動・習慣の大切さを証明できたと思います。

これがゴールではありません。飽くまでも、目指すは990点満点。しかし、それも通過点に過ぎません。『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』を使った音読ボキャビルを継続し、自分の夢を叶えていきたいと思います。

今回のネット上での点数確認は、家族みんながいる前で行いました。いつも応援してくれる家族がいるからこそ、仕事をし、安心して勉強ができている自分がいます。

これからも、いつも私に勉強する環境を整えてくれる妻と、やる気の源になっている2人の子供に感謝して、勉強を継続していきます。


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授業参観

2011年06月18日 | 子育て
今日の午前中、長男(小学2年生)の授業参観に行ってきました。

私の母校でもある小学校。足を運ぶたびに、30年前の記憶が甦ってくるから不思議です。

国語の教科書を、クラスみんなで音読。
その作品名は「スイミー」。私が小学生だった時も教科書に載っていた作品。懐かしい~。

「スイミー」は教科書収録作品のロングセラーです。


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refresh your memory

2011年06月18日 | 英語勉強法
明日は英単語検定です。

1級合格に向けて、この半年で作成した単語カード約1,000枚の再チェックを試験開始直前まで行います。まさに1,000本ノック。これを行うと、記憶がリフレッシュされ、あやふやだった語彙が定着するのを実感できます。

仕事ですべきことが山のようにありますが、泣き言は言ってられません。尊敬するイチローも、苦しみながらも復調しました。
一緒に5級を受験する長男(7歳)にも負けられません。
かっこいいパパを見せつけます。


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輝く瞬間

2011年06月16日 | 閑話

Pierre de Ronsard(ピエール・ドゥ・ロンサール)
我が家のバラが見頃を迎えています。

夜の雨露に濡れた朝のバラほど美しいものはありません。

何事にも、最も美しく見えて輝ける瞬間があります。その瞬間のとらえ方は、人それぞれですし、本人と周囲の人との見方も違うでしょう。

自分が最も輝ける時と空間を求めて、日々を大切に・・・。


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10年前の居場所

2011年06月13日 | 閑話
昨日は、家族で長野市の茶臼山動物園に行ってきました。

人気者のレッサーパンダをカシャッ!
私は10年前の2001年7月に、5年4ヶ月勤めた銀行を辞めて留学したのですが、辞めた時に勤めていた支店が茶臼山動物園の近くにあり、今回は10年前の自分の居場所を訪ねることにもなりました。

長野自動車道の更埴ICを降りてからは、すべてが懐かしい景色。

「お世話になった司法書士の先生の事務所だ」
「ここのお寿司屋さん、美味しいんだよな」
「ここの道は、通勤で毎日歩きながら、宅建の暗記をしていたな~」
「あの社長のご自宅だ。元気でお過ごしかな?」
「あの時の区画整理事業でこんな町並みになったんだ」

などなど、とてもノスタルジックな気持ちになりました。

動物園を観たあとは、篠ノ井駅前の江戸屋さんでランチ。銀行員時代、飲み会の締めのラーメンを食べに、足繁く通っていたお店です。

ここの“昔ながらの支那そば”の味が忘れられず、今回は、家族みんなで美味しくいただいてきました。
食後は、駅前通りを散策しました。10年前は妻と2人で歩いていた街を、今は子供2人を連れ添って歩いていることに、時の流れを感じました。

10年前の自分にしてみれば、人生最大の決断であった退職と留学。そして、その後の10年は、瞬く間に過ぎ去り、現在に至った気がします。

これからも今まで以上に時は早く経過するでしょう。だからこそ、1日1日を大切にし、家族と共に歩んでいこうと思います。

昨日は、気持ちを新たにできた日曜日でした。


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関係詞の泣き所

2011年06月11日 | 指導現場にて
今日の授業で、大学受験生が苦手とする関係詞を取り上げました。

以下の問題の正解が分かりますか?
そして、その理由を説明できますか?
次の(1)~(3)の ----- に入るもっとも適切なものを①~③から選びなさい。
(ただし、①~③はそれぞれ1回しか使えません。)

(1) The problem is ----- we should buy the book.

(2) The problem is ----- we should buy.

(3) The problem is the place ----- we should visit.

①what     ②which     ③where
正解と解説は、下にあります!





【解答・解説】
どうですか?しっかりと自信を持って解答できたでしょうか?

上記の問題を出題すると、ほとんどの生徒が、まず最初に(3)の先行詞 the place に注目し、(3)に where を入れます。そして、「何とな~く」という感覚で、(1)に what を入れ、残った which を(2)に入れてしまいます。

もちろん、これは間違いです。

関係詞の空所補充問題を解くとき、先行詞に注目するのは2番目にやるべきこと。まず最初にすべきは、空欄の後ろの文章を見ることです。

その後ろ文章で、主語が目的語が欠けていて不完全な文章だったら関係代名詞、何も欠けていない完璧な文章が成り立っていたら関係副詞が入ります。

例えば、(3)。空欄の後ろを見ると、他動詞 visit に目的語がなく、この文章は不完全です。となると、空欄には関係代名詞の目的格が入ります。

そして先行詞を見ると、「人」ではなく「物」です。「場所」は関係ありません。関係代名詞が入ると分かった時点で、先行詞が「人」なら who - whose - whom のいずれか、人以外の「物」なら which - whose - which のいずれかが入ります。that は何にでも使えてしまうので、考えなくていいです。that しか使えない場合を覚えておけば、受験では間に合います。

よって、(3)には which が入ります。

次に、(1)。多くの生徒が what を入れますが、これも空欄の後ろの文章に注目していない証拠です。

後ろの文章は、第3文型の完璧な文章が来ていますから、what を含む関係代名詞が入る余地はありません。そこで関係副詞が入ると推測できます。本問の場合、先行詞がありませんが、the place が省略されていると考えることもできます。よって、where が正解です。

(2)は直後の文章を見ると、他動詞 buy に目的語がありません。そこで、不完全な文章と判断できますので、関係代名詞の目的格が入ると推測できます。次に、先行詞を見ますが、先行詞がありません。ということは、関係代名詞そのものに先行詞を含んでいる what が正解になります。

正解
(1) The problem is where we should buy the book.

(2) The problem is what we should buy.

(3) The problem is the place which we should visit.

関係詞の空欄補充問題を解く手順をまとめると、
1.先行詞や空欄の直後の文章に注目する。
2.その直後の文章が、完全な文章か不完全な文章が見極める。
3.完全なら関係副詞、不完全なら関係代名詞が入る。
4.関係代名詞は先行詞が「人」なら who - whose - whom、「人」以外の「物」なら which - whose - which のいずれかが入る。
5.関係副詞が入ると分かった時点で初めて、先行詞が場所なら where、時なら when、理由なら why が入ると判断する。

空欄の直後の文章をろくに読まずに、「先行詞が“場所”だから where だ!」「“reason”だから why だ!」と飛びつくと、大ケガします(笑)。

空欄の後ろの文章を判断するには5つの文型を理解していないとできませんし、自動詞・他動詞の知識も必要になります。

このように、英語の基本的な力をすべて試せるのが、関係詞の空所補充問題です。正しい英語を使えるようになるためにも、関係詞はしっかりとマスターしたいところです。


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歳は関係ない

2011年06月10日 | 英語勉強法
5月14日付けの長野日報オンライン版記事からの引用です。
信州豊南短期大学(辰野町)で4月から、科目等履修生として北村元さん(83)=伊那市高遠町勝間=が週2回、英語を学習している。学生のときに学んだ英語に再び向き合う日々。いつかは「アメリカやイギリスに行ってみたい」というのが目標だ。

 北村さんは駒ケ根市で生まれ、2歳ごろ実家のある高遠町に引っ越した。地元の商業学校卒業直後に太平洋戦争が終結。小学校分校で3年間教えた後、「何か自分のとりえにしたい」と、米国の物や文化の流入が盛んになり始めた当時の日本で英語を学ぼうと決意。20代半ばで桜美林短大(東京都町田市)に入学し、英語英文科で勉強した。

 その後、同市内の米陸軍の施設で製品管理の仕事に携わり、「片言の英語」(北村さん)で軍人と会話したという 。天竜高校(現松川高校)の教員、桜美林大の図書館司書などを経て60歳すぎに帰郷。「いろいろな場面での英語を覚えたい」と短大での履修を決めた。

 履修しているのは言語コミュニケーション学科2年の選択科目でコミュニケーション能力を高める「オーラルコミュニケーション」と自分の考えを発表する「イングリッシュプレゼンテーション」の二つ。北村さんは「学生当時はあまり勉強しなかった」と笑うが、授業を担当する講師の有賀メアリーさんとのやりとりはスムーズだ。

 「オーラルコミュニケーション」を受講する田中千愛さん(19)は「英語がすごく上手。日本の昔のことも教えてくれて勉強になる」と話す。北村さんも「若い力と接すると、自分のためになる」と張り切る。

 科目等履修生は、試験を経て入学する一般の学生とは異なるが、要件を満たせば誰でも授業を受けることができる。これまで60代の履修生はいたが、「80代は最高齢ではないか」と同短大。

 現在は片道45分の道のりを乗用車で通い、1日に1時間30分の授業を2回受けるが、「学校での生活は身に付いている」と苦にはならない様子。外国旅行は60代に一度、グアムに行ったことがあるという。「毎日毎日の積み重ねでやっていきたい。頑張りたい」と話している。
いくつになっても、学ぶ姿勢があれば何でもできる!という勇気をいただきました。北村さん、ありがとうございます!

毎日やっているボキャビルですが、翌日には忘れているものが多く、暗記力の低下を嘆いていましたが、この記事を読んで、とにかく学び続けることが大事なんだと思いました。

日々の勉強の繰り返し。この継続が、自分の夢の実現へと導いてくれる術です。


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