英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

望む人生を歩むための勉強

2017年05月31日 | 指導現場にて
ある高校生を叱責しました。

目標を達成したいと思ってはいても、何もしなければ何も変わらない。結局それまでの自分と変わらない。

一つの英文を、時間を忘れるくらい何十回も音読したことがあるか?

一冊の単語帳を完璧に覚えるために、一週間、それだけに没頭したことがあるか。

自分の壁を超えるには、相応の努力をしなければならないし、それは時に辛いこともあり、辛抱をしなければならない。でも、毎日少しずつ継続していれば、必ず出来るようになる。

夜寝る時、もう一度考えてみるといい。

やれなかったのか、やらなかったのか?「英語ができるようになりたい」と理想だけ言っていても、行動しなければ何も変わらない。

「今日くらいはいいか」「明日から頑張ろう」・・・、そんなんではいつまでも経っても何も変わらない。今変わらなければ、数年後、狭まった選択肢の中からしか人生の道を選べない状況になっているかも知れない。

人生の選択肢を広げるチャンスはすべて己にかかっている。行動すれば変えられる。勉強とは、自分の望む人生を歩むための試金石のようなもの。


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地元を知る強み

2017年05月30日 | トラスト英語学院
快晴のお天気が続く信州伊那谷です。




Mountains are reflected in the water. というTOEICのパート1でよくある文章が思わず口をついて出てくる光景ですね(笑)。

京都で塾を開業されている先生と情報交換をさせていただくようになったのですが、「地域によって教育環境は千差万別で、その地域に応じて必要な教育は変わる」という当たり前のことに、気づかせていただきました。私塾の柔軟性を生かし、地元を知る私自身だからこそできる英語教育の強みを生かして、これまで以上に地元・長野県伊那市に必要とされている教育サービスを提供してまいります。


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思い出のイチゴ

2017年05月29日 | 趣味
5月最終週が最高の五月晴れでスタート。今日は信州伊那谷も真夏日になりそうです。

昨日は庭仕事に精を出し、イチゴ畑を手入れしました。イチゴ狩りなどは水耕栽培で、自宅で育てる場合は土耕栽培がほとんどでしょう。我が家も庭の一角を耕して土で育てています。

我が家のイチゴ
今日は今までの人生で一番おいしかったイチゴの話ですstrawberry

銀行員時代、外回りの渉外担当になって一ケ月目。営業のイロハも分からず、手探りで毎日お客様のお宅を周っておりました。ある農家のお宅にお邪魔させていただいた時、自宅用に育てているイチゴをお茶請けとして出していただきました。

そのイチゴを口に入れた瞬間、今まで感じたことのない深い甘みと上品な香りが口の中に広がりました。「これ、美味いですね・・・」とついつい本音が出てしまったのを覚えています。その次の時にお邪魔するとイチゴのスムージーを出していただいたりして、お客様との関係が深まっていく営業の楽しさを感じることが出来ました。

あの時のイチゴの味が忘れられないので、今も庭でイチゴを育てているといってもいいかも知れません。さあ、今年の出来はどうなるでしょう。

追記:今朝収穫したイチゴたちです!


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「なんちゃって英語」からの脱却

2017年05月28日 | 指導現場にて
先週、小6生に不定詞を指導しました。

私が小6から高1まで通っていた個人のお宅で行われていた英語塾で教えてもらった内容をそのままに指導しました。1980年代半ばの当時、英語を専門とした塾は珍しかったのですが、口コミで噂が広がり、中学を卒業するころまでには50名以上の中学生が通っていたと記憶しています。

30年以上も前に教えてもらった内容を、そのまま次世代の子供たちに伝える。知の伝承者みたいですね。

小学校で英語が導入され、大学入試でも4技能が重視される時代になりました。そのため、幼少の頃から英語に触れさせる機会を増やすご家庭が増えたのはいいのですが、子どもの英語教育がいつまでたってもゲームや歌というのも疑問に感じます。小学生であればきちんと文法を教えて、論理的に英文をとらえる思考回路を作らないと、いつまでたっても「なんちゃって英語」からは脱却できません。

だからこそ、私は小学生でも英語学習の経験と実力を鑑みて、不定詞・動名詞・分詞・完了形・受動態・関係代名詞・間接疑問文・仮定法等々、バリバリ指導しています(^^)v


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自分の道を生きる

2017年05月27日 | 趣味
『スマイル!笑顔と出会った自転車地球一周157ヵ国、155,502km』を読了。
著者の小口良平さんは長野県岡谷市出身。私の住む伊那市とは車で30分ぐらいしか離れていませんが、こんな近くにこんなにも大きな冒険をした方がいらしたとは、恥ずかしながら知りませんでした。誰もが一度は考える、自分の生まれてきた意義や存在価値。類まれな行動力で、そんな自分探しを完遂した男の冒険日記です。

>>小口さんのブログ「世界一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅

章の多くが大陸ごとの旅日記ですが、最後の章では旅を通して感じた小口さんのアツいメッセージが盛りだくさんです。私は198ページにある「目標達成に必要なのはイメージを作ること」に激しく同意します。たまたま数日前のブログでも記していますが、目標に対して具体的なイメージを持てることが、日々のモチベーションになります。そして、その目標を更に短期・中期と小分けしていくことで、やるべきことが明確になってきます。


それにしても、何なんでしょう、本著を読みはじめてすぐに感じたワクワク感は?大学時代に渉猟した沢木耕太郎『深夜特急』のときのそれと全く同じだと分かったのは間もなくでした。


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パート2対策で磨く英会話瞬発力

2017年05月26日 | TOEIC・英検など
先日の第220回TOEICで、今まで以上にパート2の難化傾向を感じることが出来たので、森田先生の難問ドリルのやり直しを始めました。
 
この2冊をもう一度やり直して、難化傾向にあるパート2対策を徹底します。

パート2では、質問文に出てきた単語と同じ単語や coffee と copy のように発音が似た単語が入っている選択肢は、間違いになる場合がほとんどです。これは、分からなくなった時、少しでも直前にあったことを参考にしようという心理(プライミング効果)を使ったひっかけの選択肢ですが、先日のTOEICでは質問文にある単語がそのまま正解の選択肢にも入ってきていました。
プライミング効果
先行の学習もしくは記憶課題が、後続の別の学習もしくは記憶課題の成績に、無意識的に影響を与えること(心理学用語集「サイコタム」より)

また、質問文に対して質問文返し、肯定文での発話に対しての疑問文返しなど、あらゆるパターンが入ってきていて、今まで以上に、会話のダイナミズムを捉える意識が求められています。

特化した対策はもちろん有効ですが、インタビューなど生の英語を聞いて、質問文に対する感度を高めていくことがもちろん最重要です。実際の英会話でネイティブに質問された時、瞬時にどのような一言を発せられるか?そういう観点で勉強すれば、TOEICパート2は非常に実用的ですね。


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指導の原点

2017年05月25日 | 指導現場にて
中学時代の私は、通っていた地元の小さな英語塾で、友人と先を争って教科書を完全暗誦しました。だから、中3のテストでも英語は常に90点以上で学年トップを維持。中学3年分の教科書を丸暗記しているのですから当たり前です。そのモチベーションは、やはり合格したい高校が明確であり、合格する自分がイメージ出来ていたからに他なりません。そして、友人たちも向学心に満ちていて、負けたくないというライバル心が目標を達成するための源になっていました。

高校時代、中学と同じ英語塾に通い続けました。しかし、今就いている仕事から考えると想像すらできないのですが、大学に対して全くイメージが持てず、大学入試制度はもちろんのこと、世の中にどんな大学があるかすら知りませんでした。まさに井の中の蛙、大海を知らず。合格のイメージが持てないのですから、勉強に対してモチベーションが持てず、ヤル気はゼロ。塾の先生が当時、イディオムの問題集を指導してくれていたのですが、何にも暗記せず、結局、「自分でやりたい」という退塾理由の常套句を言って、塾を辞めました(苦笑)。今思えばもったいないことです。

目標に対して具体的なイメージを持てることが、日々の勉強へのモチベーションとなります。イメージが持てない場合は、そのイメージを持たせてくれるきっかけとなる指導者に出会えることが転機となります。私の指導の原点はここにあるように思います。

一地方の中高生は、都市部の中高生と違い、大学受験に対する認識が甘すぎます。地元の公立進学校に合格すれば、大学合格も思い通りになるという儚い幻想。この幻想から抜け出させ、現実を教えて、新たな高い目標に対する具体的なイメージを持たせることが、自分の将来を自分で決めることができる原動力となります。


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今こそ「読む」英語力

2017年05月24日 | 指導現場にて
ある中3生に、中学校での教科書の進捗状況を聞いたところ「全然進んでいません」という返事。GWが終わり既に二週間以上が過ぎているのに、GW前の Lesson2のPart2から何も進んでいないようなのですΣ(・□・;)

様子を聞くと、ネイティブのALTがやって来て、発話を意識したゲーム的なことを授業でやってはいるが、最初に全員が立たされて発言した人から座らされて、その後は最後の1人が座るまで発言の機会はなし。その生徒本人も「授業の四分の三がそんな状態。せめて半分は教科書を使って授業をしてほしい」と言っていました。

コミュニケーションだのスピーキングだのという口実で通常の授業が遅れ、最後に慌てて教科書を進めるのは毎年のこと。これでは生徒たちの英語力はつきません。ALTの生の英語に触れる意味合いも分からなくもないですが、それは生徒の側に基本となる英語力があればのこと。まずは教科書を徹底し「読む」英語力=リーディング力をつけなければ、時間を重ねるにつれて取り返しがつかないことになります。ゲームや歌、そして、ネイティブとちょこっと話しただけ(それもあいさつ程度でしょう)で英語ができるようになれば、誰も苦労しません。現場で教えている中学校の先生の中にも疑問を感じていたり、混乱もあるはずです。

英文を正確に読むことができる力もないのに、コミュニケーションや会話などのアウトプットができるわけがありません。コミュニケーションだのスピーキング力だのといういかにもそれらしい名目の下、英語指導でリーディングが軽視されてだいぶたちます。「何かが違っている」と気づく英語学習者も増えてきています。

今こそ、インプットを中心とした「読む」英語力が見直されるべきです。それが、スピーキング等のアウトプットの英語力の開花につながります。


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TOEIC熱の証拠

2017年05月23日 | TOEIC・英検など
TOEIC公開試験の後はブログのアクセス数が増えます。それだけTOEIC受験者が多く、毎回のTOEICが終わるたびに、TOEICKERと呼ばれるブロガーの感想を読むことで次回へのきっかけにしようと真剣に取り組んでいらっしゃる学習者が多い証拠だと思います。

英検の受験者数は339万人(2016年度)、TOEICは240万人(2014年)ですが、英検の受験者は「実用英語技能検定」「英検IBA」「英検Jr.」 の志願者数の合算です。2013年度にはTOEICは236万人、実用英語技能検定は235万人でTOEICが初めて英検を受験者数で抜いたことはニュースにもなりました。今やTOEICは英検と肩を並べる英語資格試験なのです。

さて、ここにTOEIC人気を裏付けるデータがあります。
今月14日の信濃毎日新聞朝刊で紹介されていた三省堂のベストセラー。全ての書籍の中で、TEX加藤先生の『金フレ』が10位!TOEICの単語集がランクインするって凄いことですよね。


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第222回TOEICに向けて

2017年05月22日 | TOEIC・英検など
昨日の第TOEIC220回TOEICから一夜明け、冷静にテストを振り返り、反省点と今後の課題が見えてきました。

リーディングを20分前に解き終わるという目標のもと、TOEIC用の問題集類の他に、英字新聞などネイティブが触れる本物の英語を教材として、高地トレーニングをしてきました。結果、昨日はいつもより5分多い15分を残して解き終わることが出来ました。

その一方で、7つのパートの中で苦手意識のあったパート2が、昨日のTOEICでは難化したように思い、自信を持って解答できない問題が散見しました。リスニングに関してもインタビューなどの応答が入っている生の英語をもっと多く聞いたり、パート2の難化に対応した問題集をもっとやらないといけません。

浮き彫りになった課題に対しては速やかに対応して、次回に備える。そんな当たり前のことを教えてくれる試験がTOEICですね。そして、きちんと対応した備えをしておけば、相応の結果を与えてくれるのもTOEICです。


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