英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

もっと英字新聞を

2018年07月31日 | 英語勉強法
先日のTOEICではパート7で article が過去最高の分量で出題され、いつも以上に多くの受験者が最後まで読みきれず、適当にマークをつける“塗り絵”になったと想像できます。

おそらくこの傾向は今後も続くでしょう。article がたくさん出題されるのに苦手と分かっているなら、得意になればいいだけのこと。
TOEICの問題集で鍛えるのもいいですが、英字新聞で気になった記事を読むのも一手。そこには実用的な英語があふれています。

隅から隅まで読む必要はありません。気になった記事をじっくり精読し、知らない単語は調べる。そして、単語の意味は分かるのに英文の意味がわからない時、自分の弱点がその英文にあるはずです。(分詞構文や関係代名詞、倒置・省略が原因である場合が多い。)なぜ読めないのか、徹底的に追究すること。そこに英語力が伸びるきっかけがあります。


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ルーティーンを崩さない

2018年07月30日 | ランニング・筋トレ
昨日の第232回TOEIC L&R から一夜明け、今日から夏期講習が始まります。通常は午後出勤ですが、夏期講習中は午前にも指導があるため朝9時の出勤となります。

普段は午前9時くらいに走っている日課のランニングは、工夫しないといけません。幸いにも、次男がラジオ体操で6時起きなので一緒に起きて、朝食前に5km程度を走るようにします。

夏期講習や補習等で授業が続く日々です。わずかな空き時間でも筋トレをして、体型維持&バルクアップを目指さなければなりません。

忙しくて時間がない時ほど時間は作れます。そして、そういう時に実行したことが真の力になっていくことも、これまでの経験上分かっています。ルーティーンを崩さない。今年の私のモットーかも知れません。


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第232回TOEICの感想

2018年07月29日 | TOEIC・英検など
自身68回目となる第232回TOEIC L&R を受験してきました。5月以来2カ月ぶりの受験。相変わらずに味わえる緊張感・高揚感・圧迫感・達成感・解放感は最高ですね。受験された皆さん、お疲れ様でした。
会場は松本大学で、約590名が受験。私の受験した教室は98人収容の教室で2人掛けの机に2人で座る配置でした。

以下、個人的な感想を勉強法も含めて記します。

【リスニング全般】
リスニング46分で全体終了が15時01でした。私は14列ある最後列でしたので、大学の大教室に一つのCDラジカセのため聞き取りづらかったです。音がmuffleするため、やはり、大教室の場合は工夫をしてもらいたいですね。公平性が損なわれます。

【パート1】
難しい問題はありませんでした。

【パート2】
ヒントも何もなく淡々と25問続くので、リスニングの中で一番苦手なパートですが、いつも通りひとつずつ状況をイメージすることを心がけました。

【パート3とパート4】
パート3は13セット×3問の39問、パート4は10セット×3問の30問。チャートやイラストが含まれ、3人の会話も2セットありますが、「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムが大切なパートです。今回は大教室だったため音がこもってしまい、聞き取れなくて推測で解答した問題がいくつかありました。

【パート5】
文法・語法・語彙問題とも満遍なく出題されていましたが、無難にクリア出来ました。一問当たりの英文の長さは以前と比べてだいぶ短かくなったように感じました。

【パート6】
4セット×4問の16問。文挿入も各セットで問われます。全体の流れ意識して解答するという当たり前のことができていれば問題ないでしょう。

【パート7】
ダブルパッセージ(DP)だけでなく、トリプルパッセージ(TP)も出題されるため読ませる量が増え、受験者を最も悩ますパート。今回はパート5を7分、パート6を7分で通過し、パート7に突入したのが14時00分。いつも通り、約1時間を残してパート7に取り掛かりました。

解き方は、いつも通りHUMMER式で解きました。最近のパート7は、全体的に難化・長文化しているので、油断せず全精力を傾けました。

No.176のDPに突入したのが14時28分、No.186のTPに取り掛かったのが14時38分。終了3分前の14時58分に完答しました。

今回のパート7はarticleが多かったのと、DP・TPで内容が推測しづらいのがあり、いつもよりも時間がかかりました。ここ一年では最も読ませる分量が多かったように感じました。「正確な速読」が今まで以上に求められています。多量な英文に対するスタミナをつけることが学習者に求められています。小手先のテクニックや、多少の勉強ではTOEICは攻略できません。

今回の受験での経験や感じたことを今後の指導や自身の英語力向上に生かすべく、今夜からまた少しの努力を積み上げてまいります。


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今日は第232回TOEIC

2018年07月29日 | TOEIC・英検など
今日は自身68回目となる第232回TOEIC L&R です。

誰にも邪魔されない121分(あ!前回は邪魔されました)。
己と向き合える121分。
日々自分でやると決めたことができているかが試されるのがTOEIC。つまり、己を律することができていれば、望む点数が取れます。問題フォームのレベルや内容・難易度は関係ありません。自分に課した日々のルーティーンが確実にこなせていれば大丈夫なのです。

TOEICは常に受験者の挑戦を堂々と受け止めてくれます。一問一問と真摯に向き合う時間を楽しむのみです。
受験される皆さん。受験票と使い慣れた筆記用具、そして、折れない心を持って、真夏のTOEIC・200問と対峙しましょう。

受験後の感想は、午後7時以降にアップ予定です。


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どうせやらなくなると思うけど・・・

2018年07月28日 | 指導現場にて
最近、生徒たちに当ブログでも紹介した武井壮さんのツイートを紹介して、「些細なことでいいから毎日やるときめたことを続けてみな、変われるから」と話した後、「まあ、どうせやらなくなると思うけど」と、生徒たちを挑発しています。

「それを一年間続けられた一年後に俺に報告してよ。その時は謝るから。まあ、どうせやらなくなると思うけど」

他人の中年オヤジにここまで言われて、「何くそっ」とみな悔しそうな顔をします。しかし、それ以上何も言えない。だって、一日もサボらず継続出来ていることはないわけですから。

それで例えば「一日に単語5個を必ず覚える」と決意したとしても、その気持ちは一週間と続かない。そして、また以前と変わらない状態になり「ほら、言った通り、やらなくなった」と、図星を指されるわけです。

したい人、10000人。
始める人、100人。
続ける人、1人。

何事も揺るぎない基礎を作り上げる過程は、単純すぎておもしろくないからみんな続けようとしない。コツコツやるしかないのに・・・。必ず答えは出るのに・・・。努力に勝る才能はないのです。そして、毎日やると決めたその単純すぎることが習慣になったとき、己を信じることができる“自信”となるのです。

「才能とは、自分自身を信じる力だ」

故・杉村太郎氏の言葉が脳裏をよぎる。

本当の指導力とは、生徒にプラス思考を抱かせて無限の可能性を追い求めさせる力。いかにして彼ら自身の可能性を信じさせ、単調な努力を愚直にさせることが出来るか・・・。私自身が今まで以上・生徒以上に“アツイ”気持ちを抱き、生徒たちと向き合っていきたい。


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「WORD POWER」の思い出

2018年07月27日 | 指導現場にて
私が伊那北高校1年だった約30年前、英語のボキャビル用に採用されていたのが「Word Power」。今となっては出版社名等の詳細は忘れてしまいましたが、“苦痛”という形容詞がぴったりと当てはまるものでした(苦笑)。

欧米の出版社であったため、日本語は一切使われておらず、夏休みなどの長期休暇では半端ない範囲が指定されるため、もう片っ端から辞書を引くしかありませんでした。当時は電子辞書などない時代。「WORD POWER = 紙辞書との格闘」でもあったわけです。結果、調べるだけで時間を浪費し、最も大切な暗記する時間が無かったのです。大学受験を控えていた我々には、‘ありがた迷惑’的な教材でした。

しかし、今冷静に考えてみると、この「Word Power」には、身の回りのあらゆる具象名詞から始まって、yawn(あくびする)などの生活に必要な動詞、自然現象に関連するものまで、ほとんどが網羅されていたと記憶しています。大学受験向きではありませんが、実用英語を習得する上ではかなり有効です。

一方、現在の高校生たちの夏休みの宿題を見ると、EMILE出版の「NEWSBREAKS」など、最新の時事ニュースを英語で読め、全訳・解答解説書・総合設問集・リスニングCDがついている場合がほとんどです。非常に恵まれていると感じる反面、ここまで至れり尽くせりなのもどうなのかとも思ってしまうのは、歳をとってしまった証拠ですね。


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面白きこともなき勉強を面白く

2018年07月26日 | 指導現場にて
授業で心に残っている名言や座右の銘の話になり、ある高3生が高杉晋作の言葉を紹介してくれました。

「面白きこともなき世を面白く」

この夏休みに英語力をアップしたければ、塾や予備校の夏期講習に参加するのではなく、地味で派手さもない暗記中心の勉強をしなければなりません。この面白さのない勉強に面白さを見出せた時、英語力は向上しています。

面白くないことからいつまで逃げ続けますか?一見面白くないようにみえることでも、愚直に徹底して繰り返せば、その本質が見えてきて、面白さを感じます。英単語帳一冊を完璧に覚える、構文集の例文を完全暗誦する・・・。それをなしえた時、英語を自由に操れる自分がいて、人生が面白くなりますよ。


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高校で英語力が伸びない理由

2018年07月25日 | 英語勉強法
信州も今週末から夏休みの学校がほとんどですが、毎年この時期は高校1年生からの相談や問い合わせが多くなります。期末テストの結果や1学期の通知票が三者面談で渡されて、慌ててしまう場合がほとんどです。特に、進学校に通っている場合はそうなります。

中学時代は英語で点数が取れたのに、高校入学後に取れなくなる原因は以下の4点です。

①課題をこなすだけで精一杯。

②課題をこなすだけで勉強をやった気になっている。

③暗記に時間をかけていない。

④部活に夢中でそもそも勉強をやっていない。

④は論外として(笑)、最も多いのが①と②です。進学校になればなるほど、教科書以外に副教材として様々なテキストや参考書類が渡されます。それらは毎週の小テストや定期テストの範囲に指定されるので何とかこなすのですが、結局、表面的にやっただけで、繰り返して暗記するという③が欠けてしまうことになります。

夏休みにも宿題として多くの課題が出され、また同じことを繰り返してしまい、勉強に時間をかけている割りに、夏休み明けの課題テストや実力テストで点数が取れないことになります。この負の循環から抜け出すには以下のことを心がけましょう。

⑤課題を真面目にこなさない。

⑥暗記に時間をかける

⑦優先順位をつける。

⑤について。ほとんどの課題には解答・解説がついています。それらをうまく使って、時間を有効的に使います。英語であれば、長文を読むとき、単語を調べたり、英文構造が分からない場合、無為に時間が過ぎていきます。そんな時はすぐに解答・解説を見るべきです。

⑥について。⑤で出来た時間を暗記にあてます。結局、課題をこなすだけで暗記をしていないことが、テストで点数が取れない原因です。この⑥を実行しない限り、点数も伸びないし英語力もつかないと断言しておきます。

⑦について。それでも課題が多すぎてにっちもさっちもならない場合は、どの教材を優先してやるか決めて、それを集中して繰り返しましょう。テストではあまり点が取れないかも知れませんが、長い目で見れば、実力がついて入試につながる勉強になります。

解答解説を有効利用し、教材を絞り、それらを繰り返して暗記する。暗記しなければ学力は伸びません。
さあ、この夏、英語力を変えられるか。行動あるのみです。


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大暑のヒマワリ

2018年07月24日 | 閑話
こぼれ種から生長した庭のヒマワリが、猛暑の太陽に向かって誇らしく咲いています。
チャレンジし続けることは素晴らしいことである一方、いつまでも変われず同じことを繰り返す大人ではダメだ。常に結果を残す大人でありたい。

暑い、辛い、しんどい・・・。そんな状況でも結果を残し、常に“花”を咲かせられる自分でいたい。勇敢に咲くヒマワリを見て、そんなことを感じました。

昨日は36.8℃と長野県で最も暑く、今シーズン8日目の猛暑日となった大暑の伊那市です。


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英語を武器にする

2018年07月23日 | 子育て
御嶽海優勝から一夜明け、地元の新聞も英字新聞も御嶽海一色!
長男(中3)も、定期講読している The Japan News の御嶽海優勝の記事を英語で読んでいました。先日、英検2級に合格した長男ですが、中学生でも英字新聞を読めるようになります。英語力は大きな“武器”です。持っていれば、情報入手力と発信力が加速度的に(exponentially)広がります。

思い返せば、相撲ファンだった私も英検2級に合格してから The Japan Times の相撲記事で英字新聞に親しみ始めました。血は争えないですね~。


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