英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

文法を使って英語を操る

2023年08月31日 | 指導現場にて

トラスト英語学院では、小・中・高の生徒との授業では毎回、「指導進捗表」に授業内容や私の所見を記入し、次回の授業時に保護者のコメントを記入して提出してもらうようにしていますが、昨日の中3生との授業でこんなコメントをいただきました。

「今回の総合テストで英語の点数が大幅アップし、英語学院での学習の効果に驚いています。今後もご指導よろしくお願いします。」

この中3生は英語の長文読解に苦手意識が出てきて、テストの点数が下がってきたとのことで、体験授業を通して、先月に入塾したばかりです。指導してすぐに気づいたことは、中1からこれまでに習ってきた文法知識は断片的だがある。しかし、それらが有機的に結びついておらず、長文を読む際に生かされていませんでした。

そこで、英語を「読む」長文読解に限らず、「聞く」「書く」「話す」際に意識しなければならないことを刷り込み、英語に操られるのではなく、文法を使って英語を操る術を伝授しています。

すると、夏休み明けのテストで、前回の64点から92点へと大きな飛躍を遂げました。彼は、英単語の暗記はもちろんのこと、音読も徹底し始めているので、当然の結果と言えばそれまでですが・・・。

文化系の部活に入っている彼は夏休み中にランニングも始めて、3kmを18分台で走れるようにり、趣味になりつつあるとのこと。英語もランニングも、彼のこれからの更なる向上にが楽しみですね。

長野県伊那市の英語塾 トラスト英語学院

0265-96-0950

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長男、アメリカへ(長男のアメリカ独り旅 #1)

2023年08月30日 | 子育て

夏休みで帰省中だった長男(大学2年)が、今朝、2週間のアメリカ独り旅へ出発しました。

「第一子あるある」だと思いますが、我が家もご多分に漏れず、中学生頃までは過保護に育ててしまいました(笑)。しかし、地理好きが高じて旅行に憑りつかれ、大学生になってからは様々な手段を使って、一人で全国各地を巡って見聞を広めています。今回のアメリカ旅行も、バイトをして貯金し、飛行機のチケットやホテルの予約、旅行保険等、全部一人で手続きしていました。

16年前に撮った3歳の頃のこの彼からは想像できないですね。よく成長したな~(←親バカ)。

 

本ブログでも、長男から送られてきた写真を載せて、旅行の様子を紹介していきたいと思います。

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ponder はドーナツと共に

2023年08月29日 | 指導現場にて

「先生!先日の授業で教えていただいた ponder が夏休み中に受けた京大模試の和訳問題で出てきました。ponder の意味が分からないと和訳全体に関わってくるキーワードでした。ありがとうございます!」

と、京都大学を目指している高卒生が嬉しそうに報告してくれました。

『英単語連想記憶術』より

ponder over ~は「~を熟考する」という意味で、私は必ず『英単語連想記憶術』の語呂を紹介して、覚えさせます。

 

数年前、早稲田大学文学部の長文で出てきた英文 I lay very wide awake, pondering over it. をある高校生に訳させたところ、

「『私はぱっちりと目を開けて横になっていた。そして、・・・』??? 先生、ポンデリングって、ドーナツですか?」

 

生徒たちの発想は、いつだって自由です(^^)/

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大学入試は「秋の陣」へ

2023年08月28日 | 指導現場にて

小・中・高すべての夏休みが終わり、いつもの日常が戻ってきた信州伊那谷です。

「受験の天王山!」と意気込んで夏休みに臨んだ高3生たちですが、夏休みが終わってしまえば、当初の意気込みも忘れてしまっているから不思議ですね。

私は夏休みを「受験の天王山」と称するのは好みません。だって、夏休みの勉強だけで受験結果が左右されたら、それまで真面目に積み重ねてきた受験生が馬鹿を見ることになりますからね。大学受験はそんなに甘いものではありません。

夏休みだけ勉強を頑張っても、望む結果は手にできません。もちろん、それまでの勉強量が大切ですが、もっと大切なのは夏休み以降です。夏休みに出来上がりつつあった受験勉強に向かう姿勢を維持していくこと。

いくら夏休みに頑張っても、これから行われる模試では良い結果が出ることは少ないでしょう。だって、周りの受験生もやっているわけだから。もし一般受験で大学合格を目指すのなら、模試の結果に一喜一憂せず、また、指定校推薦などの推薦組の動向にも流されず、夏休み以降もただ淡々と日々の勉強を積み上げて、入試当日に最高のパフォーマンスで、ボーダーラインを1点でもいいから上回る戦い方をしてきましょう。

ランニングしているとまだそこら中で、大好きなアオイの花が咲いているのを見かけます。本来は梅雨明けと同時に花の時期が終わると言われているアオイですが、今年は大きな花をまだまだ楽しめそうです。受験生たちにも、「第一志望合格」という大輪の花を咲かせてもらいたいです。

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お腹にチョウがいる!

2023年08月27日 | 実用英語

毎年お盆が過ぎた頃から、庭のハナトラノオにアゲハが飛んできます。

夏と秋が交錯している毎年の光景。隣で栽培しているパセリはアゲハの幼虫に貪ら(devour)れて、悲惨な状況ですが・・・(^_^;)

 

butterfly「チョウ」

firefly「ホタル」

dragonfly「トンボ」

 

fly 自体は「ハエ」という意味です。「社会の窓」という意味もありますよ。

Your fly is undone!(社会の窓が開いてるよ!)

 

「緊張している」を I'm nervous. と言う人が多いですが、I have butterflies in my stomach. と言えばオシャレです(^^)v

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nightcap の第3の意味

2023年08月26日 | 実用英語

The Japan News で大谷翔平選手の靱帯断裂の記事を読んでいたら、こんな文章が出てきました。

Ohtani doubled and scored as Los Angeles' designated hitter in the nightcap, choosing to play on even after learning of his torn ligament between games.

(ダブルヘッダーの第1試合と第2試合の間に、靱帯断裂が判明した後でさえ大谷はプレーすることを選択し、第2試合ではDHとして二塁打と得点を記録した。)

nightcap は留学時代に「寝酒」という意味で覚えました。もちろん、就寝時に被るあの三角っぽい「寝帽子」の意味もありますが、上述の英文中ではどちら意味が通りません。手元にある英和・英英辞典を調べてもそれら以外の意味は出ていません。

さっそく、インターネットの辞書で調べると、なんと「ダブルヘッダーの第2試合」の意味もあるとのこと!一日に2試合も行うダブルヘッダー。第2試合ともなれば、終了するのは夜遅くになることでしょう。眠くなってしまう時間だから、おそらくは nightcap と言うようになったのかも知れませんね。

nightcap

①寝酒

②寝帽子、ナイトキャップ

③ダブルヘッダーの第2試合

因みに、ダブルヘッダー(doubleheader)の語源ですが、ネットで色々と調べてみると、古くは1900年代に重量のある貨物車両を引っ張る2つの蒸気機関車から派生しているようです。車も飛行機も普及していなかった1900年代初頭は大きな2つのユニットを持つものとして、蒸気機関車が比喩として用いられることが多く、それが当時からアメリカの国民的娯楽だった野球の「一日に2試合行われる野球の試合」を表すようになったそうです。

そして、今回の記事では当然ですが、tear a ligament(靱帯を断裂する)や torn ligament(断裂した靱帯)も多く出てきました。

AP Photo/Mark J. Terrill(The Japan News より)

大谷選手にはまずは故障をしっかりと治してもらって、二刀流としての投手・大谷翔平がマウンドに戻ってくる日を、たとえ何年かかっても待っています。

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マイティ井上から学ぶ英単語

2023年08月25日 | 英語勉強法

昨日のクロスペン対決の記事で紹介した格言、

The pen is mightier than the sword.(ペンは剣よりも強し)

ですが、形容詞 mighty(力強い)を知らない英語学習者は少なくありません。might には「力」という意味もありますが、may の過去形しか覚えておらず、mightyの名詞形ということを知らないからでしょう。一般的に「力」は force で覚えますし、物理でも力は「f」で表すのも影響しています。

私が mighty を覚えたのは、以前のブログ記事でも紹介したように、やはりプロレスでした。昔、全日本プロレスにマイティ井上という選手がいて、サマーソルト・ドロップといういぶし銀の技を得意技としていて、好きなレスラーでした。

マイティ井上(集英社 web Sportiva より)

 

以前からこの本が気になっていたので、買ってみようっと(#^^#)

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いつの日かクロスペン対決を

2023年08月24日 | 閑話

慶應高校の107年ぶりの優勝で幕を閉じた第105回全国高等学校野球選手権大会。歴史の扉を再び開けることはできるのだと証明してくれた慶應ナインに、最大の賛辞を送りたいと思います。

さて、甲子園出場に関して言えば、我が母校・伊那北高校は昭和36年の出場を最後に62年間甲子園に出場していません。しかし、慶應とは全くレベルが違うものの、今回の「107年ぶり」という言葉に、諦めなければ不可能ではないとも思いました。

 

これまでの伊那北高校の甲子園での戦績です。

・1955(昭和30)年 第37回大会

1回戦 伊那北 1-0 新庄北(山形)

2回戦 伊那北 1-4 城東(高知)

 

・1956(昭和31)年 第38回大会

1回戦 伊那北 4-1 静岡(静岡)※甲子園初のナイター

2回戦 伊那北 2-3 西条(愛媛)

 

・1961(昭和36)年 第43回大会

1回戦 伊那北 0-2 東北(宮城)

 

今夏の伊那北高校は戦力がそろっていて、春も地区大会優勝、県大会ベスト8、エースの埋橋君はプロ4球団のスカウトが注目するほどで、公立高校の中では優勝候補に挙がっていましたが、残念ながら2回戦で負けてしまいました。

 

ここで究極のタラ・レバを。

 

もし、上田西高校の代わりに出場していたら。開幕戦の土浦日大に勝利していたら。そして、準決勝で慶應高校と対戦していれば。

伊那北高校の校章は慶應義塾と同じクロスペンです。「クロスペン対決」として、マスコミを賑わせていたでしょうね(^^)/

慶應義塾 校章 

 

伊那北高校 校章

 

私が100歳を過ぎるあと50年のうちに、そんな日が来ることを夢見て、これからも高校野球を楽しんで観ていきます。

 

因みに、伊那北高校の校章の由来について、当時の生徒手帳には以下のように書かれています。(原文のまま)

この「クロッスペン」は類似したものとしてすでに明治18年ころから慶応義塾において塾生の間に用いられているが、「ペンには剣に勝る力あり」The pen is mightier than the sword に由来するものだといわれている。偶然の一致か、この関連についての経過は明らかでない。

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much がつくだけで・・・

2023年08月23日 | 実用英語

Much ------- my surprise, the flood washed away part of the road.

(A) at (B) by (C) in (D) to

 

意外と正答率が低い問題です。この問題を難しく見せているのが、文頭の Much です。強調のために置かれているので、Much を取って考えてみて下さい。

 

------- my surprise, the flood washed away part of the road.

 

いかがでしょうか?正答は (D) to です。

 

「to one's 感情名詞」は「~したことに」の意味を表す重要表現です。

 

to one's surprise「驚いたことに」

to one's joy「嬉しいことに」

to one's sorrow「悲しいことに」

to one's relief「ほっとしたことに」

to one's disappointment「がっかりしたことに」

to one's annoyance「困ったことに、苛立ったことに」

 

これらは必ず高校で必ず習う表現ですが、強調の much が to の前に置かれるだけで気づけなくなるので、不思議ですね。

 

この写真は、7年前、ゲリラ豪雨で実家前の道路が陥没した時に撮影したもの。英語で表せば、

To my surprise, the torrential rain caused part of the road to cave in.

となります。

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意外と暑い信州

2023年08月22日 | 閑話

暑い日が続きます。

愛犬Ryeはリビングの涼しいところを探す天才。彼女の近くにいれば、風の通り道でクーラーいらずです。今年の猛暑日日数がすでに計17日の伊那市ですが、我が家は標高約700mのところにあり、暑い日でもそよ風が吹いているので、クーラーをつけたのが1~2回と節電しながら暑さをしのげています。

東京の猛暑日日数は計21日ですから、伊那市とあまり大差がありません。避暑地のイメージがある信州ですが、意外と暑いんです。でも、最低気温が毎日20℃前後になるので、夜は過ごしやすいですよ(^^♪

因みに、長男が住んでいる京都市中京区の猛暑日日数は計32日。別格です(^_^;)

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