英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

somewhere

2009年10月31日 | 斬れる英語表現

 HAPPY HALLOWEEN ! 
我が家でも、jack-o'-lantern の置物が玄関で出迎えてくれます。

さて、今日は上智大学の問題から。
The generality of people are neithier good nor bad, but ------- in between.

1. somehow
2. somewhere
3. someone
4. somebody

正解は、2. somewhere です。「人々の普遍性は良くも悪くもなくどちらとも言い難い。しかし、その間のどこかである。」といった訳でしょうか。

定期購読している「ENGLISH JOURAL」11月号に、Paul Auster の National Story Project からの話が収録されているのですが、その中に次のような英文がありました。
Standing there in the darkness, I also felt something replace the fear that I had been living with since my husband's death. The feeling was somewhere between lightness and joy.
(その暗闇に立っていた時、何かがやってきて、夫が亡くなってからずっと抱えてきた不安にとってかわるのを私は感じた。軽やかさと喜びの中間くらいの何かだった。)

somewhere in between や somewhere between … and … の表現を駆使できるようになると、ひと味違った斬れる英語になりますね。洗練された大人の英語のような・・・。

普段の勉強の中で出くわしたこのような表現を確実に自分の物にしていくことが自分の英語を brush up する唯一の方法だと信じて、今日も英語の勉強を頑張ります。



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文法力

2009年10月30日 | TOEIC・英検など
私の文法力は、TOEICなしでは語られません。

私が初めてTOEICを受験したのが、15年前の第46回TOEIC。大学3年生の当時、「大学受験英語を極めたのだから、何も恐れるものはない」と考えていました。英語やTOEICを甘く見ていた自分。結果は、575点に終わりました。あの時の悔しさは忘れられません。どうしてもTOEICの点数を上げたい。それが、受験英語で培った英語力を実用英語で通用するものへ昇華させてくれるきっかけになるのだと思い込み、TOEICとの格闘の日々が始まりました。

まずは『TOEIC リーディング特訓プログラム』(アルク)で文法を総ざらいし、よく問われる事項に的を絞って勉強しました。その結果、TOEICでは小難しい単語や文法は出題されず、限られた時間内で基本的な事項が数多く出題されるので難しく見えてしまうということに気づきました。

次回のTOEICで730点をとることを目標にしてからは、毎日勉強をしました。合コンがあった日でも帰りの電車では酔っ払いながらも英語を聴き、旅行に行くときも参考書を持参し、列車の中で読んだものでした。

そして迎えた半年後の11月のTOEICは695点。わずか半年で120点のスコアアップを達成しました。

文法を徹底的に鍛えたことで英語力全体の底上げができたのです。そして、当時の文法の勉強が今の揺ぎ無い文法力につながっていると断言できます。


当時使った参考書は、今でも宝物です



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peruse の想い出

2009年10月28日 | TOEIC・英検など
今回の英検1級の問題がネット上に公表されましたので、さっそく、語彙問題を解いてみました。そこで懐かしい単語に出会いました。
(19) Geraldine loves Sunday mornings because she has time to relax for a few hours and ------- the weekend edition of the newspaper.

1. snub
2. waylay
3. edify
4. peruse



正解は、4. peruse です。この単語には想い出があります。懐かしく留学時代のエピソードを思い出しました。

さかのぼること7年前。ワシントン大学のESLの先生が授業に来るなり、「今朝、あるノンネイティヴの生徒がやってきて、『Could you peruse this summary?』 だってさ!私たちネイティヴでもそんな単語使わないのに。多分、せっかく覚えたから使いたかっただけだと思うけど・・・」と大笑いしながら、エピソードを紹介してくれました。

留学当時から帰国後の英検1級合格を目指していたため、単語には神経質になっていた私。先生のエピソードが鮮明に記憶に残り、peruse という単語を覚えたのです。

実体験で覚えた単語が出題されると、何かとても嬉しいですね。因みに、『英検Pass単熟語 1級』にも peruse は載っています。

peruse は格式語だと想像できますが、ネイティヴがどんな場面で使うか調べてみたい単語です。



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息子の質問力

2009年10月27日 | 子育て
昨日の朝、布団の中で地図帳を見ていた息子が質問をしてきました。
「パパ、“灘”って何?」

地図オタクの息子に対して、いい加減な答え方をしてはいけないと思い、広辞苑で調べて答えました。
「『風波が荒く航海の困難な海』だってさ」

すると息子は、「じゃあ、何で瀬戸内海には灘がいっぱいあるの?」

そうなの~!それは知らなかった。穏やかや海のイメージがある瀬戸内海なのに、“灘”がいっぱいあるなんて!息子の地図帳を見せてもらうと、確かに“灘”がいっぱいある。
これは困った。そして、矢継ぎ早に次の質問が・・・。
「パパ、“海峡”とか“水道”って書いてあるところもあるけど、何が違うの?」

確かに、瀬戸内海近辺の地図には、紀伊水道もあるし鳴門海峡も載っている。でもその違いは?今まで考えたこともありません。

鋭い質問をしてきた息子を褒めてあげるとともに、「違いを調べておくね」と約束しました。子どものストレートな質問には、きちんと答えてあげたいと思います。



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職場のパキラ

2009年10月25日 | 指導現場にて
職場のパキラが大きく成長しています。
実はこのパキラ、5年ほど前から指導教室においているのですが、水遣りはするものの植え替えはせず、ずっと同じ鉢に植わっていました。

今年の6月、3本ある幹の1本が枯れてしまい、「根詰まりしているのでは」と疑った私は、大きな鉢に植え替えました。するとどうでしょう。日に日に勢いを取り戻し、残った2本の幹から次々と新芽が出てきて、パキラ全体が大きくなりました。

この成長を見て、「勉強も同じだな」と感じました。しっかりと根をつけて安定するまでは、腰をすえて基本を充実させる。そして、安定した基礎ができて、もっと大きくなりたいと思えば、自分の器よりも大きいものにチャレンジする。そうすると、グイグイと大きくなっていくのです。

指導者として大切なことは、この伸びるタイミングを見逃さずに、大きな鉢に移し変えるきっかけ作りや手伝いをしてあげることです。逆に、根がしっかりしていないのに大きな鉢にのり替えようとしている場合は、止めてあげることです。基礎がないのに身の丈以上のことをやっても、大して成長は望めないのですから。

基礎を培うには日々の継続と長い年月が必要です。しかし、いったん確固たる基礎ができてしまえば、どんな大きな器にものり換えることが可能となるのです。


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差入れ

2009年10月24日 | 指導現場にて
ある高3生のお宅から手作りパンをいただきました。自宅でパン教室を開かれていて、味はかなり本格的です。
仕事で疲れた体と心に、一服の清涼剤です!


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自学と指導がかみ合うとき

2009年10月23日 | 指導現場にて
さて今回は日本女子大学の問題から。
The woman, ------- we believed was in her thirties, had three grandchildren.

1. such as
2. what
3. who
4. whom

この問題を解いていた高3生と私の会話。


生徒:「先生、何をきっかけにして解いたらいいのでしょうか?」

私:「これは連鎖関係代名詞節ってやつでさ・・・」

生徒:「あー!ってことは we believed が挿入されていると考えればいいから括弧でくくって、was があるから主格の who ですね」

私:「そ、そ、その通り・・・」(←絶句)


半年前では想像だにできなかった彼との会話内容です。

彼には中学3年生の時から英語を教えています。高校入学後は野球部で頑張る一方、進学意識も強く、疲れた体に鞭打って塾に通い続けていました。部活を引退した夏以降、本格的に受験勉強を始めました。明らかにスタートは遅いですが、進路や勉強方法について時間をかけて話し合い、暗記を中心とした自学を徹底しています。

そして今、その成果が形となって現れつつあるようです。塾や予備校に通っていても伸びる生徒とそうでない生徒がいますが、その違いは、そこで受けた指導を自学で実践するか否かの問題なのです。

彼の第一志望は早稲田。己を信じ、試験開始のチャイムが鳴るまで、勉強を続けてもらいたいです。あきらめたらそこで終わり。劣等生だった私が早稲田に合格できたのは、自分の可能性を信じ、直前まで受験勉強を続けたからです。


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miscellaneous approach

2009年10月22日 | 子育て
朝起きた愛息が机の上で何かをやっているので覗いてみたら、メモ用紙に世界の国旗を描いていました。
好きな事に取り組んでいる時間を苦痛に感じないのは大人も子どももいっしょ。息子の場合、趣味の地理は、地図帳・ジグソーパズル・地球儀そして今回の国旗模写と、様々な角度から追求しているので、素晴らしいです。

英語の勉強も、ひとつのことに固執し過ぎず、さまざまなアプローチを試みたいと思いました。


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10/21の学習記録

2009年10月22日 | 英語勉強法
昨日は以下の勉強をしました。

①『英検1級語彙・イディオム問題500』:84問
②『入試英文法問題特講』:60問
③早稲田大学商学部の過去問:長文1題
④ENGLISH JOURNAL 10月号:リスニング精聴

②の『入試英文法問題特講』は、市販されている大学入試用文法問題集の中では難しい部類に入るもの。西きょうじ先生の文法に対する造詣の深さを垣間見れる、お気に入りの一冊です。

ヒロ前田先生の「努力が足りねーんだよ。もっと勉強しやがれ」という言葉を目にして以来、TOEIC990点を目標ではなく通過点と考えるようになりました。そうすると不思議に肩の力が抜け、リラックスして英語の勉強に取り組めるようになりました。990点を取ろうとするのではなく、通過する。そう、TOEIC990点の先には、現在の自分からは想像できない英語力があるのですから・・・。

とにかく日々の小さな努力が大事。量の多寡は問わずに、毎日の継続を心がけます。


先程、オリオン座流星群を観ようと東の空を見上げたら、見事な shooting star を観ることができました。幸運の証です。


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英検1級語彙を究める

2009年10月21日 | 英語勉強法
5年前に英検1級に合格してからも毎回1級の問題を解いていますが、大問1の語彙問題25問については、満点を取ったことがありません。

英語資格試験のレベルとして、私が受験した経験から

①国連英検特A級 → ②英検1級 → ③TOEIC900~950点 → ④英検準1級 → ⑤TOEIC800点
というランク付けになります。(※飽くまでも個人的な見解です)

英検1級に合格している現在、準1級の問題は常に満点が取れます。ということは、国連英検特A級合格を目指すには、英検1級レベルの語彙は完璧にしておかなければなりません。

そんな訳で、土佐犬さんの影響を受けた私は『英検1級語彙・イディオム問題500』を購入しました。
早速、Theme1 自然科学 の問題を解きました。以下が結果です。

Unit1 20/24
Unit2 23/30

正答率は79.6%。いやはや、土佐犬さんの100%には歯が立ちません!

解いていて気付いたことですが、単語帳や単語カードを繰り返しやっているときよりも、このように実践問題を解く方が頭にスーッと語彙が入ってくる感じがします。

11月の国連英検特A級は仕事の都合で受けられませんが、来年の合格を目指して、繰り返し『英検1級語彙・イディオム問題500』に取り組みたいと思います。


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