先週は皆既月食が話題となりましたが、昨日のTBS「サンデーモーニング」で、皆既月食中に月が赤銅色(しゃくどういろ)になる理由を説明してくれました。
太陽光が大気の中を通過する際、波長の短い青い光は空気の分子によって散乱され、波長の長い赤い光は散乱されにくく、光は弱められながらも大気を通過することができます。これをレイリー散乱(Rayleigh scattering)というそうです。
日中には波長が短い青が観測者の方に散乱されることにより、空全体が青く見える。一方で、夕焼けや朝焼けは、太陽と観測者の間に大気の存在する距離が日中と比べて長くなり、散乱を受けにくい赤色が届くことによって起こります。
なるほど、夕焼けと皆既月食には意外な共通点があったんだと、文系人間の私は妙に感心してしまいました。
今回の皆既月食は曇りだったため、伊那市からは観測できませんでした。悔しいので、2014年10月8日に撮影した写真を載せておきます(笑)。
太陽光が大気の中を通過する際、波長の短い青い光は空気の分子によって散乱され、波長の長い赤い光は散乱されにくく、光は弱められながらも大気を通過することができます。これをレイリー散乱(Rayleigh scattering)というそうです。
日中には波長が短い青が観測者の方に散乱されることにより、空全体が青く見える。一方で、夕焼けや朝焼けは、太陽と観測者の間に大気の存在する距離が日中と比べて長くなり、散乱を受けにくい赤色が届くことによって起こります。
皆既月食の場合は、太陽-地球-月が直線になり、太陽光が地球の大気によって波長の短い青い光が散乱され、波長の長い赤い光が残って月の表面に届くため、赤銅色になるとのこと。
昨日午後6時40分頃撮影
なるほど、夕焼けと皆既月食には意外な共通点があったんだと、文系人間の私は妙に感心してしまいました。
今回の皆既月食は曇りだったため、伊那市からは観測できませんでした。悔しいので、2014年10月8日に撮影した写真を載せておきます(笑)。