英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

挑戦し続ける意義

2024年11月17日 | TOEIC・英検など

今日は各地でマラソン大会があり、TOEICが行われ、英検二次面接試験も行われます。

それぞれが目標に向かって頑張ってきた努力の成果を発揮するときですね。万全の準備ができずに本番に臨む人もいるかも知れません。いやむしろ、その方が多いかもしれません。しかし、反省は終わった後に回して、現時点の最高のパフォーマンスを発揮できるように気持ちを高めていきましょう。大会や検定試験に申し込んだ時点で、目標達成のスタート地点には立てているのですからね。

挑戦し続けることで、目標に近づけます。

私がフルマラソンでサブ3.5を達成したのは3回目TOEICで満点を取ったのは42回目英検1級に合格したのは5回目でした。

そりゃー、何事も一回で結果が出るのが最高ですけどね。そう簡単にいかないのもまた人生。結果を出すまでのプロセスを楽しんで、経験値を上げていくことも意義があります。さあ、どんどん挑戦していきましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!TOEICの日

2024年10月19日 | TOEIC・英検など

本日10月19日はTOEICの日。

もう十年以上も前から、TOEICkerの間でトーイック(1019)の語呂合わせから、10月19日を「TOEICの日」としていましたが、2021年に日本記念日協会より正式に記念日として認定されました。

日本でTOEICを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)でも、大々的にPRしています。詳細はコチラをご覧ください。

 

さて、私の英語力は TOEICのスコアアップとともに培われてきましたので、初回受験から満点取得までの点数の変遷を以下に記しておきます。

1994年5月 575(1)英検2級合格

1995年11月 720(5)初の700点超え

1997年5月 740(11)初のスコアレベルB

2001年1月 800(16)英検準1級合格、留学

2002年5月 920(21)初の900点超え&初のスコアレベルA

2003年3月 940(22)留学から帰国、英検1級合格

2008年5月 970(29)何となく最高点更新

2013年1月 985(37)本気で990点満点を狙う

2014年3月 990(42)トラスト英語学院を開業

※( )内は自身の受験回数

満点を本気で目指し始めたのが2012年9月からですので、初回受験から満点まで丸20年もかかってしまいました。でも、1994年にTOEICを受けていて、今現在もTOEICにかかわっている人は、おそらくはそう多くないはずです。一応、最古参の TOEICker ということで(笑)。

 THE DAILY YOMIURI(2003年12月13日)より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホストマザーを思い出させる英単語

2024年10月16日 | TOEIC・英検など

今月6日に行われた実用英語技能検定1級の語彙問題に、fishy が出題されました。

fishy ①「魚のような」 ②「(話などが)疑わしい、胡散臭い」

当ブログ記事でも以前紹介した英単語。留学中、ホストマザーの Judy に発して二人で笑い合うきっかけとなったあの英単語が、まさか英検1級語彙問題の正解の選択肢として出題されるとは・・・。

あの頃よく使っていた英単語に、22年後の英検1級語彙問題で”再会”する。Judy も天国で驚いているでしょう。こんな”再会”があると、あの頃のすべての時間に大きな意味があったと感じることができます。


ホストマザー(中央)、サウジアラビア人のルームメイト(右)と
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英検準1級の語彙

2024年10月14日 | TOEIC・英検など

6日(日)に実施された2024年度第2回英検の問題がHPにアップされました。高校生たちに「遅くとも高3の夏までに準1級合格!」を推奨しているので、最も気になる準1級の語彙問題を解いてみました。

驚きました。先週読んだ THE JAPAN NEWS に載っていた、兵庫県・斎藤知事の不信任決議の英文社説に出てきていた turmoil とdisciplinary action が正解の選択肢として出題されているではないですか!

また、アメリカ留学中の2002年9月11日、911からちょうど一年たった日のアメリカのロトの数字が911となり、ニュース番組で紹介していたアンカーが That's bizarre! と言っていた場面で覚えた英単語 bizarre も正解の語彙として出題されていました!

やはり、レベルが高い語彙でも、より実用的な語彙を知っているか試されているのがわかりますね。

早速、普段の授業でも実用的な authentic な英単語を、もっと指導していこうと思います。

University of Washington(2001年10月撮影)

寒暖差が大きく、秋が深まるこの時期になると、必ず思い出すワシントン大学(University of Washington)の中庭(quad)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨に濡れた合格証

2024年10月06日 | TOEIC・英検など

今日は英検が行われています。トラスト英語学院からも10名以上がチャレンジしています。健闘を祈るばかりです。

さて、私が初めて英検に挑戦したのは中2で4級。その時は合格しましたが、その次に受けた3級を落ちて英検が嫌いになり、その後は受けずにいました。まあ、現在ほど英検の人気があった時代でもないので、そこまで受験を薦められもしませんでしたが。

自身3回目の英検受験は1993年、大学2年生の時の2級。大学合格後も英語の勉強を続けていたので、特に英検対策をしたわけでもないですが、合格しました。大学の生協で申し込んだので、合格証も生協の受付カウンターに取りに行きました。たまたま母親が上京していたので、大学を見がてら一緒に生協に行きました。合格証を受け取って外に出ると雨が降っていました。クリアファイルに入れるでもなく、雨に濡れる合格証。母は「せっかく受かったんだから、濡れないように大切にしなさい」と言いましたが、「大丈夫。すぐに準1級に受かるからさ」と私。

しかしその後、準1級にチャレンジするも一次筆記に合格しません。大学4年でようやく一次に受かっても、二次面接試験で落ちまくり、2回の一次免除の特権も使い果たしてしまい、結局、大学在学中に準1級には合格できませんでした。準1級に合格したのはそれから4年後の2000年7月のこと(-_-;)

私は今でも、あの大学2年時の雨に濡れた合格証の呪縛だと思っています。努力の証でもある合格証も無下に扱った罰ですね。

今日の英検で隣り合う級をダブル受験している人も多いと思います。たとえ上の級が受からなかったとしても、受かった下の級の合格証は大切にして、次回へのモチベーションにつなげて下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直前期は語彙力強化!

2024年10月04日 | TOEIC・英検など

今年度第2回の英検が今週末に行われます。準会場受験なら、早ければ今日行われるところもありますね。

直前期は語彙力強化とリスニングのパターン練習が即効性があります。普段使っている単語集をしつこく何度も繰り返す、何回もやったリスニング問題をもう数回繰り返す。踏んできた轍をもう一度踏むことで、強固なブレない英語力が仕上がっていきます。

最近、私自身が大学2年生の時に初めて受験した英検2級の問題用紙を見直してみました。何と1993年第1回で、今から31年前の問題です。物持ちがいいですね~(笑)。

当時は大問1の語彙問題が30問もありました。現在の2級の語彙問題は17問ですから、時代の変遷を感じます。問題文に使われている英単語もレベルが比較的高く、homogeneous という単語も普通に出てきています。

(17) ------- being a homogeneous society, America is a gathering point for the world's cultures.

1. Opposite from

2. In spite of

3. In addition to

4. Far from

 

この時、合格はしましたが、大問1の語彙問題の正答数は30問中16問で約半分の正答率。早稲田に合格していたとはいえ、語彙力に不安があったと言えます(汗)。しかし、別の考え方をすれば、英検2級で求められる語彙レベルは現在よりも高かったとも言えるでしょう。

 

英語力の基本の一つが語彙力。英検受験者はこの2日間で一つでも多くの英単語を覚えましょう!Let's beef up your vocabulary!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英検2級は単なる通過点

2024年09月10日 | TOEIC・英検など

2024年度第2回英検の申し込みが締め切られました。

英検のレベルについては、「3級=中学卒業レベル、2級=高校卒業レベル」と考えられていますが、現場で教えている者にとっては少し違った感覚があります。

私が塾業界に身を置いた20年前から感じていたことではありますが、「え?2級に合格しているのに、この程度のことも知らないんだ?」と思わせられる場面に数多く遭遇します。私が高校生・大学受験生だった昭和後期や平成初期の頃は、2級合格者の英語力はもっと高かったように思います。ですので、私は現在の英検2級の英語力は信用していません。

こんな風に書くと独りよがりの意見のように思われますが、同様に感じているのは私だけではないようで、とある高校の英語の先生が Facebook で次のように書かれていました。

「今の2級は、3年次進研偏差値40台、共通テスト4割程度でも受かってしまいますよね。でも、30年くらい前は、センターで8割近く取れ、偏差値は65くらいないと受からなかったと思います。そして合格者の大半は高3で、英語がすごく好きな生徒だったと思います。それでもなお2級を取れる高校生は貴重でした。でも今は高1で2級に受かるのも珍しくありません。相対的に英検2級程度は大したことないという認識に現場もなりつつあります」

このコメントを読んだ時、「やはり、そうか・・・」と妙に納得してしまいました。中学生や小学生でも2級合格は珍しくありませんが、ぶっちゃけ、単語さえ覚えればギリギリでも合格できる可能性が高くなるからです。

ただ誤解していただきたくないのは、「英検2級を受けなくていい。受からなくていい」と言っているわけではありません。2級のレベルが昔よりも下がってしまったからこそ、本物の英語力を身につけるための通過点として、絶対に合格しなければならないのです。「2級なんか受かって当然!」という意気込みで、早くに準1級へチャレンジしてもらいたいです。

東大や京大などの旧帝大、早慶上智、GMARCHといった難関大学では、準1級レベルの語彙と英文が当たり前に出題されます。むしろ、準1級以上の英語力がないと勝負できません。難関大学を目指す場合、遅くともは高3の夏、つまり高3時の春の英検で準1級合格しておきましょう。そうすれば、推薦入試を含めて、チャンスと選択肢がグッと広がります。

英検2級合格者の共通項が、文法力が圧倒的に足りてないという点。準1級に向けて語彙力を高めるのは当然ですが、それと同等に英文法も徹底してやり直さないと、遅かれ早かれ、痛い目に会います。理想としては、一問一答形式の問題集『英文法・語法 一問一答』(東進ブックス)に収められている問題がサッとできて、自分で解説できるようになるまで繰り返せば、英検準1級や1級、そして難関大学受験に耐えうる文法力が備わっている証拠となります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセンスの思い出

2024年07月20日 | TOEIC・英検など

TOEIC界で永遠のベストセラーとなっている『金フレ』の著者・TEX加藤先生が、エッセンス イングリッシュ スクール(ESSENCE ENGLISH SCHOOL)が今年の8月末日をもって閉校するというニュースを、Facebookに投稿されていました。

1993年に池袋で開校したエッセンスですが、私は大学4年の1995年秋に無料体験講座を受けたことがあります。当時の私のTOEIC最高点は695点、その後何回か受けても点数は上がらず615点まで落ちてしまい、どうしても700点の壁を突破できずにいました。そんな時、TOEIC受験会場を出たところでエッセンスのチラシが配られていて、無料体験講座の案内が載っていたのです。ただ、そのチラシの凄いところは、表面にTOEIC高得点のためのポイントがパート毎にまとめられいる「TOEIC 攻略法」が載っていて、それを読んだだけで、「うわ!これだけで50点アップはできるな」と直感的に思いました。

約30年前のそのチラシは今でも大切に保存してます。日本中探しても、当時のチラシのままを持っているのは私だけでしょう(笑)。

そして、無料体験も受けさせていただきました。TOEICで高得点を取るためのポイントを押さえながらも、英語力全体を伸ばすことを意識した授業に感動したのを覚えています。授業後、講師の方から「君はセンスがあるから、頑張ればすぐに目標点はクリアできるよ」と言われたのを覚えています。当時は学生でお金がなかったものですから、結局、入会はしませんでしたが、それから約2ヶ月後に受けたTOEICでは前回の615点から105点アップして720点を取得し、初めての700点オーバーに歓喜しました。

 

あの頃、TOEICに特化した英語学校や塾はほとんどありませんでした。でも、TOEICの可能性と将来性にいち早く気づき、都会のど真ん中・池袋の小さなビルで開校したエッセンスは、私の中では大切な記憶として残っています。

その20年後にTOEICで990点満点を取得した時に最も取り組んだ『全問正解する新TOEIC TEST 990点対策』の著者がエッセンスの加藤優先生だと知った時は、妙に納得しました。「やっぱり、TOEICはエッセンスだな」と。

エッセンスはこれからは教材作成の分野に特化するそうです。学校は閉まっても、今後もTOEICkerの心強い味方であり続けてくれることでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『公式問題集 11』の発売近づく!

2024年07月07日 | TOEIC・英検など

今日は英検二次面接試験が行われます。当塾からも二次面接に臨む生徒がいますので、健闘を祈るばかりです。

さて、英検は中高生を中心に根強い人気ですが、大学生や社会人にとっての英語資格試験の中心はやはりTOEICでしょう。

TOEICの勉強の中心は公式問題集ですが、今月19日(金)に『公式問題集 11』が発売になります。

今年度から英検が一部の級でリニューアルされましたが、TOEICも近くリニューアルされるのではないかという噂もちらほら飛び交っています。変更されるとそれなりの対策が必要になりますから、現行のTOEICで目標点を取るのが肝心です。公式問題集とともに英語の勉強を加速させましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感涙の第26回長野マラソン #5

2024年04月27日 | TOEIC・英検など

(「感涙の長野マラソン #4」の続きです)

第26回長野マラソンは自身8回目のフルマラソンでしたが、6回連続サブ3.5&4回連続サブ200&初サブ3.25(3時間15分未満)で自己ベスト更新となりました。

ゴール後、高校時代の先輩方と

完走メダルとフィニッシャーズタオルを掛けてもらい、長野オリンピックスタジアムから出ると、多くのランナーたちが芝生の上に腰を下ろし、辛くも充実した42.195kmの余韻に浸っていました。私は応援してくれた家族の元へ向かおうと思っていたのですが、なぜか急にアツい想いが込み上げてきて、芝生に倒れ込んで感涙に咽びました。「よくやったぞ、自分。練習は嘘をつかない・・・」

この瞬間のために、練習を積んできたのです。日々の走り込みや筋トレはもちろんのこと、ストレッチや食事・睡眠など体のケアも怠ることなく積み上げてきた成果が、自己ベスト更新だったわけです。

 

今回は私のレースプランニングについて記します。

多くのランナーが後半の失速に備えて、前半に貯金を作っておく「ポジティブスプリット」の走り方をします。もしくは、大会の高揚感に任せて前半を好調に飛ばして「今日は調子いい。このまま行ける!」と思い込んでしまい、後半にガクンと足にきてしまう「結果的ポジティブスプリット」です。サブ2.5(2時間30分未満)やサブエガ(2時間50分未満)を目指す実業団的レベルのアスリートランナーならこれでも問題ないでしょうが、私のような一般的な市民ランナーでサブ4やサブ3.5を目指す場合、ポジティブスプリットで望む結果が出たランナーをお見かけしたことはあまりありません。

私は前半を抑えて後半にペースを上げる「ネガティブスプリット」を心がけています。前半、調子がよく、また沿道の応援などの大会の雰囲気に押されてついついスピードを上げてしまいたくなるのですが、そこは我慢して設定ペースを守ります。

私はCブロックスタートでしたが、それよりも後方スタートのDブロックやEブロックのランナーに中間点(21.0975km)くらいまでは抜かれていくのも普通でした。しかし、常に「マラソンはラスト10kmのスポーツ」と割り切っているので、抜かれても慌てることもなく自分のペースを守りました。そうすると、後半に足が残っているんですね。32kmから追い抜く一方でした。D、Eはもちろんのこと、同じCブロックや前方スタートのBブロックのランナーの多くも抜くことができました。これは5kmごとの通過順位を見ても明らかです。

前半では1,282位まで順位を落としていますが、ゴールでは826位。前半ハーフを1時間36分48秒、後半ハーフを1時間38分25秒で走り、ネガティブスプリットで自己ベストを3分43秒も更新できました。

自分の目標タイムから1kmあたりのラップを計算し、そのペースをスタートから守ってイーブンで走り続ける。サブ4を目指すなら5分41秒/km、サブ3.5なら4分58秒/kmで。もちろんコースによっては、下りで多少は早くなることはあるかも知れませんが、決して前半に貯金を作ろうなどとは思わない。そうすれば後半に足が残り、ラスト10kmで自然とペースアップができます。これは私がランニングを始めてから参考にしてきた金哲彦さんが常に言われていることでもあります。

(「感涙の第26回長野マラソン #6」へ続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする