英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

弱い自分に克つ

2018年02月28日 | 指導現場にて
今日で2月も終わり。国公立大学二次試験前期日程が終了し、私立大学の一般入試の合否発表も今週いっぱいで一段落。多くの大学受験生たちが進路を決め、新たな道に進む選択をする時が迫ります。

この時期いつも思うこと。それは、合格を手にした生徒と不合格という現実を受け入れなければならない生徒の明暗を分けた瞬間は何だったのか、ということ。

高校生活における何かが合格へと導くきっかけとなり、また逆に、勉強へ駆り立てられなかった原因となっているはずです。その明暗を分けたものは何だったのか?受験の合否結果がすべて出たら、ゆっくりと回顧してみるといい。

そして、来年度以降の大学受験に挑む高校生たち。己の人生を決定するものは何なのか、よく考えてみるといい。その答えは、おそらく既に自分の心に隠れています。

それは、高い壁に挑むことを拒むもう一人の弱い自分。その弱い自分を叩きのめす克己心にこそ、受験勉強の意義があります。

「受験に意味があるかどうかはわからない。ただ、一歩一歩、自分の力でつかみ取った景色は、生涯忘れられないだろう」

決意、不安、焦燥、嫉妬、孤独、挫折、克己、希望、継続、成就、感動。
大学受験とは何か、勉強を通して何を感じ、何を得るのか?すべては自分の心と行動が決定します。


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第227回TOEICアビメ

2018年02月27日 | TOEIC・英検など
先月受験した第227回TOEICの公式スコアシートが届きました。ABILITIES MEASURED(項目別正答率)は以下の通りです。

【LAM】100 100 100 94 86
【RAM】100 95 100 96 100

6回目の990点満点ではあったものの、TEX加藤先生の正解数換算表によると、リスニングで5問、リーディングで1~2問を間違ってしまったようです。改善すべき点はまだまだあります。

安定して全問正解で990点満点を出すには英語力があるのは当たり前で、それに加えて次の2点の“TOEIC力”が必要です。

・リスニング46分間をどっしりと構えて解答できる、設問を読む速読力と内容推理力
・リーディングを20分前には解き終えるスピード・正確さ・スタミナ

毎日来る日も来る日も、同じことを繰り返して、英語人としての当たり前の力をより高い水準に持っていくことが求められます。

3月のTOEICは所用のため受験できませんので、次回は5月の第230回となります。また、秋には国連英検特A級を受験予定です。国連英検の高規格な英文とハイレベルな語彙で、すでに頭は沸騰状態(笑)。しかし、この超高地トレーニングがこれまでの自分の知らない英語力を培ってくれると信じ、勉強してまいります。


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小さな種をまく

2018年02月26日 | 英語勉強法
今日で国公立大学二次試験前期試験が終わります。もちろん、中期・後期がありますが、大学受験生たちにとっては、今日が一つの大きな区切りになります。それは、現高2生が来年へ向けてスタートを切らなければならないということも意味しています。

高2生は、3学期の期末テストも終わり、4月初めまで自分の勉強に打ち込めるチャンスです。

第一志望の赤本を解く。
単語帳一冊を完璧に仕上げる。
音読に没頭する。

今だからこそ、思い切って集中してできる勉強があります。そして、それが合格という大輪の花の小さな種になります。さあ、来春へ向かって種をまこう。


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カー娘たちに学ぶ

2018年02月25日 | 閑話
昨夜は、カーリング女子の銅メダルに歓喜した我が家です。

カーリングの奥深さだけでなく、「そだねー」や“もぐもぐタイム”など様々な話題を振りまき、カーリング競技が注目されるようになったのが大きな功績だと思いますが、試合を観ていて最も勉強になったのがグループ内でのコミュニケーションです。方言丸出しで意見を言い合い、最善の選択をする。最高の結果がもたらされた時だけでなく、上手くいかなかった場合でも常に笑顔で声を掛け合いフォローをしあう姿は、あらゆる組織やグループに求められる姿だと思いました。

どんな時でも、様々な可能性の中から最善の選択をして全力を尽くす。しかし、相手がいるからこそ、自分の思い通りに行かない場合もある。その時は善後策を講じ、さらに先を見越した行動をとる。カーリングという競技からは多くのことを学びました。

カーリング女子、銅メダルおめでとう。やったね、「そだねーJAPAN」!


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情報過少だった時代

2018年02月24日 | 英語勉強法
社会人になった1996年、一般家庭にはインターネットはおろかパソコンもまだ普及しておらず、情報に踊らされることがありませんでした。

その当時からTOEIC対策の勉強をしていましたが、現在のようにTOEIC用の良質な参考書や問題集はありませんでした。だから英語の勉強といったら大学受験参考書をやり直すしかなかく、予備校時代の恩師である潮田五郎先生の『潮田の英解講義』を出勤前にやっていたのを思い出します。

受験直前に講義室を訪れて、潮田先生にサインしていただいたノート。「高く翔べ」の言葉は今でも私の心の支えです。

あれから二十年以上の月日が経ち、ずっと大学受験英語と向き合ってきたからこそ英語力が培われたと、自信を持って言えます。

現在は様々な参考書や書籍で溢れ、手軽に情報を手にできる時代。選択肢が多くなり過ぎてしまったからこそ、負の効果も大きくなると感じています。

自分が信じた教材をやりぬく力が求められるのは、古今共通です。


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自制心は幸せのタネ

2018年02月23日 | 閑話
私が筋トレを始めるきっかけになった Testosterone さんが、こんなツイートをされていました。
ブログ更新、ランニング、筋トレ、英語音読、ブログ貯金等々、毎日やると決めたことがたくさんありますが、すべて続いています。多忙で時間が取れそうにない時、ふと「何のためにやっているんだろう?」と感じてしまうこともあります。しかし、そういう時こそ行動に移してしまう。そうすると、いつの間にか爽快感が勝り、自分を律せられたという充実感に包まれます。

毎日やるべきことを継続する意義は、引き寄せられた心の安寧と幸せな将来にあります。




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プラトーを脱する

2018年02月22日 | ランニング・筋トレ
7kgのダンベルを購入して1年半が経ちました。それまでは3kgの鉄アレイだったので、最初はきつくて仕方ありませんでした。フレンチプレス、アームカール、ショルダープレス、サイドレイズもすべて10回連続が限界でした。

ところが1年以上続けた結果、20回連続でも疲れなくなりました。確かに、筋トレを始める前よりは体が締まり、筋肉も多少は大きくなりましたが、その事実に満足していた自分。最近になってようやく、更なる筋肥大(=バルクアップ)ができていないことに気づきました。

先週、10kg~20kgの重量調整ができるダンベルを購入し、負荷を上げました。最初は13kgでやったのですが、数回しか上げることができない事実。7kgで満足していたことを反省しました。そこで10kgでやってみると、すべてのダンベルトレーニングをギリギリ10回続けることができ、何とか3セットを繰り返すことができています。10kgで始めてまだ4日目ですが、すでに筋肉に効いていて肥大を感じています。

筋トレだけでなく英語学習もそうですが、現状より上のレベルに行くときは大変ですが、そのレベルに到達して満足したり慣れてしまう心的飽和が plateau(プラトー・高原現象)をもたらし、それ以上の成長はありません。

成長し結果を残すためには継続が大切です。しかし、その継続も負荷を上げていかないと更なる成長はありません。継続と負荷でプラトーを脱する。筋トレと英語学習には多くの共通点があります。筋トレにはまっているTOEIC満点取得者が多いのも納得できます(笑)。


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自分が変わる瞬間

2018年02月21日 | 趣味
28年前の1990年2月21日、高3生だった私は第一志望の早稲田大学政治経済学部を受験し、打ちのめされました。

試験があまりにもできず、「不合格」という現実を受け入れなければならなかった夜。半ばやけっぱちになり、宿泊していたビジネスホテルの近くのゲームセンターで無為に時間を過ごし、夜9時くらいにそのゲーセンを出たときに見上げた東京の空。

2月にしては暖かく、雨になりそうな、湿った思い空気が私を取り囲みました。「合格を確信して、今この空を見上げている人もいるんだろうな」と思った自分に、「よう、兄ちゃん。何か空に見えるのかい?」と、ホームレスに話しかけられたことも、鮮明に覚えています。

自分がいかに不甲斐なく中途半端な人間かを思い知らされ、そして、生まれて初めて「自分で人生を変えよう」と心に誓いました。不甲斐ない自分にサヨナラできたのが、この日でした。
28年前のあの日、悔しさと新たな決意が交錯する中で破った問題用紙。これを見ると、あの日のことを昨日のことのように思い出します。

あの挫折があったから自分を変えることができ、現在の自分があります。挫折とは、その時は辛いものでしかないかも知れませんが、時が経てば人生の転換点にもなりえます。

大学受験とはそういうものです。大学受験生諸君、今生きているこの瞬間と感じている思いをしっかりと心に刻み、残りの時間を走り切ってほしい。


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第227回TOEICの結果

2018年02月20日 | TOEIC・英検など
先月受験した第227回TOEIC L&R の結果が出ました。
6回目の990点満点を取得することができました。感想でも書いたように、当日は寒空の下で待たされてお腹を下してしまった状態での受験でしたが、そんな条件でも求める結果を出せたことで、経験値を高めることができました。

実力が当然の結果をもたらす・・・。このことを肝に銘じて、これからも真摯に努力を積み上げてまいります。

さて、今日は19回目の結婚記念日です。風信子(ふうしんし・ジルコン)婚式と言うそうです。風信子とは、花ではヒヤシンス、石ではジルコンのことだそうです。ジルコンの石言葉は、生命力・無限・行動力。行動し、無限の可能性を見出す一年にしてまいります。

19年前の私たち夫婦です(笑)


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当然の結果をもたらす実力

2018年02月19日 | 閑話
小平奈緒選手が、女子500mで悲願の金メダルを獲得しました⛸。
夏冬を通じて、オリンピック個人種目で長野県民が獲得した初めての金メダル。地元紙・信濃毎日新聞を始め、地元は大騒ぎです。

  信濃毎日新聞 電子版号外より
昨シーズンから500mでは出場24レースで無敗だった小平選手。金メダルを取って当たり前という周囲の期待に、その通りの結果を出す。当然の結果を当然に出せる力こそが真の実力だと感じました。

大学受験も佳境で、生徒たちからは私立大学の合否報告があります。その結果もまたすべて実力の帰結。結果を出せなかったのは実力が足りなかっただけ。


受験生諸君、国公立二次試験まで一週間、私立大学入試もまだ残っているでしょう。試験が始まるその直前まで自分ができるすべての努力を積み上げて、自分が望む当然の結果を引き寄せよう。


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