英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

英語民間試験導入 延期か

2019年10月31日 | 2020年大学入試制度改革
以下は、一昨日(29日)の信濃毎日新聞朝刊の第一面コラム「斜面」からの全文引用です。
「過ぎてしまえばいい思い出だよ」。来年度の大学受験生や保護者の前では、いつもの軽口もたたきにくい空気がある。共通テストの英語が民間試験になるためだ。いまだ不明な点が多く、公平さに疑問が残ることも不安にさせている。

一番の問題点が経済格差と地域格差だ。試験は一定期間に何度もあり、経済的に恵まれた受験生は力試しができる。会場が都市部に偏りそうなのも地方在住者に不利になりそうだ。たまりかねた高校長の団体が延期と制度見直しを求めたのも無理はない。

先週も疑問点をただそうと校長らは文部科学省や民間事業者を招き緊急シンポジウムを開いた。ところが詳しい報告ができないとして、多くの受験生の利用が見込まれる会社が欠席、批判が噴出した。今度の萩生田光一文科相の受験格差に対する発言にも批判が巻き起こっている。

BS番組での返答だ。「裕福な家庭の子が回数を受けてウオーミングアップできるようなことはあるかもしれないが、そこは自分の身の丈に合わせて勝負してもらえれば」「自分の志で1回や2回は古里から出て試験を受ける、そういう緊張感も大事」

文科省がよりどころとする教育基本法は機会均等をうたい、差別を戒める。経済的「身の丈」に合わせずとも学ぶ機会を得られるようにするのが教育行政の責務であろう。格差批判を「予備校に通うのをずるいと言うのと同じ」とした文科相。その感覚は現場の思いとずれ過ぎていないか。(10月29日)

以前の投稿(10月2日「振り回される教育現場))でも記しましたが、民間試験導入に対する信濃毎日新聞の否定的な姿勢は首尾一貫しています。これが正しい世論だと思うのは、私だけではないはずです。

この“身の丈発言”で批判が集中し、与党内からも民間試験導入に対して延期の声が出始めました。明日11月1日は、文科省が英語民間試験実施団体に対して進捗状況などの詳細な情報を公表を要請ている期限であり、民間検定試験の活用に必要な識別番号「共通ID」の申込開始日でもあります。萩生田文科大臣もこの日の状況を見て判断したいと答弁を繰り返しています。そして、野党は「今国会最大の課題として取り組む」(国民民主・玉木雄一郎代表)と、追求を一層強める構えです。

事態は風雲急を告げる状況。霜月を迎える明日、事態の進展に注目です。
さて、今日はハロウィン。私はイベント的なことを好まないので、当学院では控えめにデコレーションしています。英語学習において、英語圏の文化を知ったり、ゲームや歌などのアクティビティを楽しだりすることは、英語に触れるきっかけになります。しかし、それは飽くまでも“きっかけ”です。単語を覚える、文法を学ぶ、長文を音読する。そのような正統派の勉強から逃げていたら、いつまでたっても英語はできるようにはなりません。何事もある程度のレベルに到達するには、辛いことに身を投じなければなりません。そして、それが、辛くなくなり、当然のこととして受け入れられるようになった時、望む結果を手にすることができるのです。


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ステマで覚える英単語

2019年10月30日 | 英語勉強法
お笑いコンビ・ミキの京都市を応援するツイートがステマではないかと問題になっています。これまた英単語を覚えるにはいい機会です。

ステマはステルスマーケティング(Stealth Marketing)のことですが、Wikipediaでは次のように定義されています。

ステルスマーケティング(英:Stealth Marketing)

消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。
敵のレーダーで早期発見されないアメリカの「ステルス戦闘機」で耳にすることが多いですが、stealth は LONGMAN によると次のように定義されています。
stealth
the action of doing something quietly and secretly
「隠密」「こっそり行うこと」と訳せますが、実は昔、英検1級の語彙問題でも出題されたことがあります。詳しい英文は忘れてしまいましたが、猫の行動を記した英文だったと思います。

英語の勉強を続けている限り、ボキャビル(語彙増強)は学習の基本ですが、単語帳なので覚えるのは無味乾燥に思う時もあります。そんな時は、話題になっているニュースや身の回りで使われているカタカナを掘り下げていくと、案外楽に覚えられます。

B-2スピリット ステルス爆撃機(Wikipediaより)


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身体を作り直す

2019年10月29日 | ランニング・筋トレ
昨日は、前日のハーフマラソンで痛めてしまった骨盤腸骨稜の診断に、地元にある兼子整形外科医院へ行って来ました。
腸骨稜
骨盤をつくっている腸骨の上縁が上向きに弧を描いている縁の部分。骨盤のもっとも上の部分で、体表からも触ることができる。


古東整形外科・内科HPより)
話してすぐにランニング障害に詳しい担当医だと分かり、全幅の信頼を置けました。レントゲンと触診から、以下の診断結果となりました。

・今回の痛みはランニング疲労の蓄積によるもの。
・2週間の完全オーバーホールを要す。
・ランニング再開後は少しずつ負荷をかけていく。
・12月のハーフマラソン大会出場はОK。
・骨盤と股関節のバランスがよく、その周囲の筋肉のつき方もいい。
・大腿四頭筋のストレッチを日課にして、腰から足の筋肉と関節全体を柔らかくすれば、今後予防できる。

この2ヶ月間で435kmを走り、フル1回・ハーフ3回のレースに出場したわけですから、オーバーワークが原因なのは否定できない事実。でも、それをやらなかったら初フルでサブ4は無理だったわけで・・・。マラソンは奥が深いとつくづく感じさせられました。

骨に恒久的なダメージがなく、安心しました。そして、ランニングにかけている私の想いを汲んで診断して下さった医者と出会えたことに感謝です。

これから二週間は走れませんが、しっかりと休みつつも、ストレッチと筋トレ中心に出来ることをやり、身体を作り直して、故障前より強くなってみせます。


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痛みに耐えて

2019年10月28日 | ランニング・筋トレ
第31回諏訪湖マラソンを完走しました。

曇りで気温10℃と肌寒かったですが、まずまずのコンディションの中、スタート。諏訪湖はフラットなコースなので自己ベストの更新も狙っていましたが、3日前の練習で痛めてしまった右骨盤腸骨稜を気にしながら走ることになりました。そして、案の定、6km過ぎから痛みが強くなり、10km辺りではリタイヤも考えました。しかし、キロ5分以内を目安に、痛みに耐えながら走り切れました。

自己ベストは更新できませんでしたが、何とか1時間45分は切ることができました。今回のデータは以下の通りです。
走行距離 21.0975km
コース高低差 6.5m
タイム 1時間43分12秒(ネット)
平均ラップ 4分51秒/km
消費カロリー 1,292カロリー
1kmごとのラップ
1km 4分52秒
2km 4分41秒
3km 4分51秒
4km 4分46秒
5km 4分53秒
6km 4分59秒
7km 4分57秒
8km 4分59秒
9km 4分54秒
10km 5分06秒
11km 4分50秒
12km 4分54秒
13km 4分52秒
14km 4分53秒
15km 4分57秒
16km 4分54秒
17km 4分45秒
18km 4分50秒
19km 4分52秒
20km 4分42秒
21km 4分32秒
15km過ぎ、痛みの中、残り6kmをどうするか考えながら走っていると、後ろから来たランナーに「頑張れ!」と背中をトントンと軽く叩かれました。振り返るとそこには、ゲストランナーのエリック・ワイナイナ選手がいました。ランナーに安心と勇気を与えてくれるその軽やかな走りに一瞬のうちに心が奪われ、痛みが吹き飛んでペースアップできました。並走も少しさせていただきましたが、オリンピックメダリストの走りは、やはり違いました。キロ4分くらいの走りでしたが、ワイナイナ選手にとってはジョグ程度でしょう(笑)。オリンピックメダリストのレベルの違いに驚かされます。
ゴール後には一緒に写真も撮っていただきました。ワイナイナ選手、ありがとうございました!

昨日の諏訪湖ハーフマラソンで、2ヶ月間で4回(フル1回・ハーフ3回)に出場予定だった大会が終了しました。確かにハードで、練習とレースの疲労で腸骨稜を痛めてしまいました。しかし、この2ヶ月間で435.2kmを走り、日々の筋トレや食生活など、マラソンを中心にして律することができた充実した時間でした。

しばらくは走らずにケガを治すことに専念し、12月の今年最後のハーフマラソン大会を迎えたいと思います。


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20年ぶりの諏訪湖マラソンへ

2019年10月27日 | ランニング・筋トレ
今日は第31回諏訪湖ハーフマラソンです。

前回は第11回(1999年)に出場したので、ちょうど20年ぶりの出場となります。20年前は2時間20分49秒でした。現在はハーフのベストが1時間39分42秒ですので、20年前の記録はもちろんのこと、諏訪湖のコースはフラットで走りやすいので自己ベストを狙っていきたいところです。しかし、今週初めから右腸骨に痛みを感じていて、一昨日のインターバル走で10kmを走った後、痛みが強くなってしまいました。

2日間の休足で痛みは引いてきましたが、様子を見ながら走りたいと思います。


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ショートケーキの真実

2019年10月25日 | 指導現場にて
ケーキはシンプルなショートケーキが好きです。他のケーキは手が入り過ぎていて、どうも好きになれません。
物事はシンプルなものほど奥深く、すべての礎になると思います。

今週の月曜日に、英検の一次試験の合否結果が発表されました。不合格だった諸君、原因はシンプルなのですよ。語彙力不足、リスニングの演習不足、そして、それらをやっていなかったのだから、そもそもの勉強不足。悔しがるまでもないでしょう。やっていたのなら望む結果は出ているはずです。なぜなら、英検とはそういう試験なのだから。

シンプルに考えよう。足りていないものはわかっているはず。さあ、捲土重来を期し、今この瞬間から行動に移せ。


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工夫と行動

2019年10月24日 | 閑話
一昨日の祝日、急に思い立って、庭で飯盒炊飯をしました。作ったのは、もちろん定番のカレー。

カレールーは、市販されている中で最も安い99円!でも、「カレールーとカップラーメンは安いほど旨い」という経験則に従い、結果、最高に旨いカレーに仕上がりました。

グツグツ煮込む!


白米も飯盒で上手に炊けました
これまで食べたカレーの中で、間違いなくトップスリーに入る味でした。お金をかけなくても、工夫次第で、心の贅沢はいくらでもできます。

条件ではなく、工夫と行動。そんなことに気づかされた飯盒炊飯でした。


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20年ぶりの挑戦

2019年10月23日 | ランニング・筋トレ
昨日は即位礼正殿の儀でお休みでした。崩していた体調も回復し、午前中の雨も午後には上がったので、キロ5分前後で10kmのペース走を行いました。残り4日間、しっかりと調整して、27日の第31回諏訪湖マラソンを迎えたいと思います。

諏訪湖ハーフマラソンはちょうど20年前の1999年(第11回)に出場したことがあります。この年は結婚し、妻とスポーツジムに通い始めていたので、調子をこいて申し込んでしまいました。何の練習もせず、ただシューズを買っただけでぶっつけ本番で臨んだのでした。当然の結果として、途中で足が痙攣し、休んだり歩いたりの後半。「二度とマラソンなんかやるものか!」と固く誓ったのを思い出します。ちなみに、タイムは2時間20分49秒でした。あれから20年。ランニングと筋トレが趣味となり、全く新しい気持ちで諏訪湖ハーフマラソンを迎えます。
写真は20年前の私たち夫婦です。確かに20年の年月を重ねましたが、ランニングに関しては成長した自分を感じられるのを楽しみに、21.0975kmを走り抜けます。


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30年の月日が変えたもの

2019年10月22日 | 閑話
母校・伊那北高校では、卒業30年目を迎えた年に大同窓会を行うことが慣例となっています。私の代は1990年(高42回)卒ですので、来年が30周年となり、奇遇にも来年は伊那北高校創立100周年と重なり、しかも東京オリンピックがあるので、同窓会を「五輪会」と名付けて動き始めました。

実は7年前の2012年に大同窓会を開催しているので、その流れをつなげて大きくしていきたいと意気込んでいます。

先日の日曜日に、伊那北高校の敷地内にある同窓会館で2回目の幹事会議が開かれましたが、会議終了後に軽く飲みに行くことになり、同窓会館から外に出ると、そこには伊那市の夜景が広がっておりました。
すると、みな「おー、いいね~!」と足を止めて夜景を堪能し、私も含めて多くがスマホを出して写真を撮り始めました。

30年前、高3で17~8歳だったあの時。この夜景はあったはずなのに、見た記憶がない。勉強をしていたかはさておき(笑)、おそらくは受験勉強に追われ、自分のことで精一杯で、周りを見る余裕などなかったでしょう。

30年の月日が流れ、みなそれなりにオヤジになった。そして、今は夜景を愛でることができるまでに大人になった。そして、あの多感な時期を彼らと一緒に過ごせていたのだという事実に感謝した瞬間でした。


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休む勇気

2019年10月21日 | ランニング・筋トレ
今月6日にフルマラソン(42.195km)を走りましたが、その時の疲労がたまっていたのか、体調を崩してしまいました。かかりつけ医で診てもらい、抗生物質等々、たくさんの薬を処方されました。そして、栄養はもちろんのこと、睡眠をたっぷりととった結果、だいぶ良くなりました。

ランニングと筋トレもこの4日間は一切せず、しっかりと休養・休足しました。また今日から、今週末のハーフマラソン大会に向けて、調整していきます。

フルマラソン後は免疫力が落ち、風邪を引くなど体調不良になることも多いとのこと。休養やケアが大事だと分かっていても、ついつい無理をしてしまう自分。反省しました。完走した後のケアまで含めてのフルマラソン。やはり、マラソンは奥深い・・・。


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