文部科学省の有識者会議が昨日開かれ、英語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能評価を目的とした大学入学共通テストでの民間試験活用について、正式に断念する方向でまとまりました。
先月には、同テストでの記述式問題の導入も正式に断念する方針で決まっていますので、2020年度大学入試制度改革の目玉とされた2つが無くなり、結局は、従前どおりの形に収まることになります。
2020年度大学入試制度改革が現役の高校生・受験生、教育現場を混乱に陥れたのは事実ですが、世論を巻き込み、試行錯誤と議論を経ての結論なので、評価できます。
とどのつまり、「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」に名前が変わっただけですが、英語は発音・アクセント、文法、英文整序問題がなくなり読解問題のみになってしまったので、こちらも早急に今までのセンター試験に倣った形に戻してもらいたいですね。英語力の礎は、大学受験であろうが英検・TOEICであろうが、リーディングが基本です。“4技能”という美辞麗句に踊らされず、徹底して「読む」力にこだわって指導してきたことに、間違いはありません。
先月には、同テストでの記述式問題の導入も正式に断念する方針で決まっていますので、2020年度大学入試制度改革の目玉とされた2つが無くなり、結局は、従前どおりの形に収まることになります。
2020年度大学入試制度改革が現役の高校生・受験生、教育現場を混乱に陥れたのは事実ですが、世論を巻き込み、試行錯誤と議論を経ての結論なので、評価できます。
とどのつまり、「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」に名前が変わっただけですが、英語は発音・アクセント、文法、英文整序問題がなくなり読解問題のみになってしまったので、こちらも早急に今までのセンター試験に倣った形に戻してもらいたいですね。英語力の礎は、大学受験であろうが英検・TOEICであろうが、リーディングが基本です。“4技能”という美辞麗句に踊らされず、徹底して「読む」力にこだわって指導してきたことに、間違いはありません。