英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

「はやぶさ君の冒険」展

2010年11月29日 | 子育て
旧上伊那図書館を改築して出来た伊那市の新しい文化コミュニティーセンター「伊那市創造館」で、「小惑星探査機はやぶさ君の冒険」という企画展が行われていたので、家族で行ってきました。
実物大の模型や写真・DVDなどを見て、小学1年生の長男も興味津々。壮大な宇宙に思いを馳せていました。

向学心をかき立ててくれるこの様な催しには、子供といっしょに積極的に参加したいものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わりたい気持ちと感謝の気持ち

2010年11月27日 | 指導現場にて
ある高3生が、テスト時間中に寝入っていました。

大学受験生にもかかわらず、この時期に危機感ゼロの状態。普段担当している生徒ではないので、顔を合わせる機会はめったにありませんが、たまに会うと雑談を交わす間柄。以前会ったときと同じように、勉強に対する向上心は上がらず、高い目標だけが宙に浮いている状態。

自分の人生を変えるための大学入試。
夢へ向かうための大学入試。

だのに何故、こんなにも緊張感がなく危機感がないのか。

彼と二人きりになった教室で説諭しました。
今、一生懸命にならなければ、大学に行っても社会人になっても、一生懸命になれるわけがない。

自分を信じて努力することで道は開かれる。

周囲の人、特に親に感謝する気持ちを持てれば、頑張ろうという気持ちが持てるはずだ。
彼と話していて、自分の口から出てきている言葉が、斎藤一人さんのおっしゃっていることと同じだと気づいたのは、程なくしてからのこと。


私自身の大学受験時代を振り返れば、高校2・3年の夏休みには、東京の予備校の夏期講習に毎年2週間申し込みするも、出席率が悪く、ゲーセンや自習室に閉じこもっていました。

3年の時に全国模試を32回受験。ほぼ毎週末模試を受けて、費用も相当なもの。しかし、受験して満足してしまい、ろくに復習すらしない。

こんなことでは、浪人して当たり前でした。あの時、少しでも親に感謝する気持ちを持てていれば・・・。

自営業の両親が休みもなく朝早くから夜遅くまで働いてくれたからこそ、夏期講習や模試の費用が払えたのです。当時はそんなことを微塵も考えませんでした。あたかも、お金は当然のようにあるものと思いこんで。

今、年老いた両親を見、そして私自身が人の親になって初めて、親の偉大さに気づかされます。

昨夜11:00過ぎ、仕事を終え自宅に向けて車を走らせていると、目の前に見慣れたトラックが走っていました。慌てて車を止めて携帯を取りだし電話すると、前方のトラックもハザードを点滅させながら停車。電話の先には、聞き慣れた方言混じりの父の声。

「やえー、10:00すぎに現場で生コンをうったもんでなぇー。様子を見に来たところよ。そりゃー大変よ」

全然大変そうではなく、むしろ嬉しそうな声。

この仕事好きの父のおかげで、私は今まで生きてこられたのだ。

今、自信を持って両親に伝えることができる。「ありがとう」と。


さて、先ほどの彼は、次の時間は見違えるほど集中して、テスト問題と対峙していました。

人は変われる。本人、そしてその人を取り囲む周囲の人が変われると信じないから、人は変われない。

人生をプラスに変えさせる。そんな指導者でありたい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朗報続々

2010年11月26日 | 指導現場にて
ここ数日、大学の推薦入試合格発表がピーク。指導する高3生からも続々と嬉しい報告が届いています。

昨日も3人から朗報が届きました。帰宅後、1週間遅れのボジョレーで、生徒たちの有望な前途に乾杯しました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅先にて思ふこと

2010年11月24日 | 閑話
私の職場では、毎年研修のため、日本の世界遺産を訪ねています。
去年の日光東照宮に続き、今年は安芸の宮島を散策してきました。

平安から鎌倉時代に平氏の信仰により隆盛におもむいた厳島神社は、普段は教科書やテレビでしか目にすることはありません。

しかし、その光景が目の前に広がると、その幽玄さに、みな圧倒されてしまいました。

ちょうど紅葉のシーズンと重なり、素晴らしい秋色も堪能できました。

宮島 紅葉谷公園
旅行といえば、その楽しみの一つが、普段とは違う新聞を読めることです。

昨日は、倉敷市内のホテルで手に入れた朝日新聞を、電車での移動時間にじっくりと読みました。

17面の“神仏に出あう もっとおとなの遠足”で紹介されていた勝尾寺(かつおうじ)の小嶋秀算貫首の一節が心に残ったので紹介します。
「自分をみつめ、『私は生かされている』という感謝の気持ちを持てば、おのずから努力するでしょう。それが大きな力になる。『勝つ』とはもちろん、自分に勝つということです」
周囲の人に感謝し努力を続ければ、自ずと道は開かれる。

旅は、普段とは違った様々なことを考えさせられるので、それだけで有意義です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生の可能性と選択肢

2010年11月20日 | 子育て
長男が、片手間にいい加減なピアノ練習をしていたので、ママが激怒。今後もピアノを続けていくか否か、長男の意見を聞くことになりました。

私は仕事に出かけなければならなかったので、出かける間際に、私の気持ちを話しました。
英語、漢字、算数、そしてピアノ。
お前がパパとママと相談して、毎日やると決めたことがたくさんある。
では、そもそもなぜこれらをやる必要があるのか。

それはすべて「可能性と選択肢」の問題。
色々なことができれば、これから歩む人生で多くのチャンスがあり、選択肢が広がる。
その一方で、すべてが中途半端で無気力で行われれば、何も身に付かず、結局、人生の選択肢が少なくなってしまう。

なぜ勉強するのか。なぜピアノを弾かなければならないのか。

偏差値の低い潰れそうな大学に行くよりも、偏差値の高い大学へ行った方が選択肢が広がるのは事実。
ピアノも弾けないより弾ける方が人生が豊かになる。

じいちゃんとばあちゃんは、家の事情で高校へ行くことができなかった。
高校へ通う同級生を羨望の眼差しで見つめた日々。
「なにくそ、自分の子どもだけには、こんな思いをさせたくない」
パパには、たくさんの選択肢が持てるようにしてくれた。

だから、パパとママは、お前にも可能性が広がる選択肢の多い人生を歩ませる義務があるんだ。

毎日少しずつでいい。
でも、その少しの短い時間を精一杯取り組むんだ。
そんな単調な毎日の連続が、素晴らしい人生を歩める唯一の方法なんだ。

長男は涙してくれた。小学1年生だって話せば通じる。

子どもの向上心や勉強に対する姿勢は小学生のうちに決まってしまう。
その姿勢を、中学生になってから改めるのは、決して不可能ではないが難しい。それは、塾という教育現場にいると痛感する。

修正すべき時に修正しないと手遅れになる。親の責任は大きい。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つながる縁

2010年11月19日 | 閑話
時はさかのぼり12年前の1998年、銀行に勤めて3年目の私は、軽自動車に乗って毎日お得意先を回る営業担当でした。

ある日、遊休農地の有効活用と相続税対策をしたいと、あるお宅から貸家建築の融資プロジェクトのお話をいただきました。当時の私は、融資どころか不動産に対する知識も皆無。一から勉強して知識を蓄えながら、必死になって融資をさせていただきました。

それを機に不動産の面白さにのめり込んだ私は、1年後には宅地建物取引主任者試験に合格するまでになりました。

時は過ぎ、昨年、そのお宅のお孫さんが高校卒業後に留学を考えているというお電話をいただき、少しの間、英語を指導させていただきました。

その彼が、この10月に渡米し、夢へ向かってスタートを切りました。奮闘する留学生活をブログで記してもらいたいという私の希望を快諾してくれた彼が、ブログ「なかしょーれぽーと」をスタートさせました。

是非ともご覧いただき、サンディエゴで頑張る彼を応援していただければ嬉しく思います。


12年前、必死になって融資の仕事をさせていただいたことで、私は銀行員としての自信を持つことができ、“不動産”という自分の専門性を培うことが出来ました。そして今、そのご縁で、英語に興味を持たれたお孫さんの応援をすることが出来るのです。

人の縁って不思議です。よき出会いを。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相互複数

2010年11月18日 | 英語勉強法
長い間、思い出せなかった文法用語がありました。どこかの問題集の解説で見たことがあるのに思い出せない、まさに on the tip of my tongue の状態。

ところが昨日、2001年3月号の「TOEIC Friends」の模試を解き直し、解説を読んでいたら、ついに出てきました!

以下、93ページからの引用です。
change trains(列車を乗り換える)や shake hands(握手する)のように、動詞の目的語に無冠詞で複数名詞を用いる、相互複数と呼ばれる用法がある。ここも、(A)を turns と複数形にした相互複数を適用することで、文意が通る。take turns -ing は「交代で-する」の意味。
英語の習得において文法用語は大きな比重を占めないと思いますが、指導者としては、やはり様々な角度から英語をとらえたいので、文法用語にはこだわりたいところです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある本との出会いに感謝

2010年11月13日 | 閑話
国連英検特A級を受験した後、近くの本屋で一冊の単行本を立ち読みしている自分がいました。その本は、ブログ仲間の k2さん がとても強い感銘を受けて講読を薦められていた、以前から気になっている本でした。

最初の数ページを読んだだけで引き込まれ、それから数分後、その本を持ってレジに並んでいる自分に気がつきました。

自分の進むべき道に悩んだり、進むべき道を歩んでいても挫折を感じることは、まだ40歳にもならない私でも経験があります。その時は、いつも自分で答えを見つけようとしてきました。しかし、この本の中で斎藤一人さんが語られる言葉の中に、すべての答えがあります。
『斎藤一人の道は開ける』

ひとりでも多くの方に本著を手にとって読んでいただきたいと思います。こんな風に生きられれば、自分だけでなく、日本いや世界全体が幸せになれるのです。

私の心に響いた一人さんからのたくさんの教えの中で、もっとも印象に残った箇所を引用させていただきます。
この夢がかなえば幸せになれますって、そうじゃないからね。幸せって、今すぐならなきゃなれないんだよ。幸せというのはつかみ取りに行くものじゃなくて、今が幸せなんだということに気づくこと。その気づきのセンサーが上がれば、人はもっともっと幸せになる。
(105ページから引用)
成長するための気づき。それは、難しいことではなく、プラス思考を心がけて、現在の自分を認め、周囲に感謝することです。

この本と出会えたことに感謝したいと思います。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東大過去問

2010年11月12日 | 指導現場にて
東大を第一志望にしている生徒がいるので、最近は私自身が東大の英語と国語の過去問を解き、研究しています。

東大の過去問を解いていて気付かされることが一点。難問ではなく、本文に述べられていることを客観的に自分の言葉で述べる論理的思考力が問われている設問だということです。

「東大=難問」という等式を思い描いた瞬間から、難しく感じてしまうのです。基礎的な知識を蓄積して、論理的に自分の言葉で表現する力が求められている東大入試。まさに、学問の礎が問われている良問だと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長男とバックギャモン

2010年11月09日 | 子育て
先日長男としたバックギャモン。一進一退の攻防を繰り広げながら、僅差で負けてしまいました。長男にしてみれば、パパに初めて勝った瞬間。

「ママ~!パパに勝ったよ!」と喜び勇んで走り回っていました。先月の英検1級の語彙問題にも出た gloat が最も似合う光景でした。
He's gloating over beating me at backgammon.
(彼はバックギャモンで私に勝ったことを吹聴している。)
今朝、長男は登校するまで『バックギャモン・ブック』を読み耽っていました。
バックギャモン・ブック
これからも親子で熱戦を繰り広げていきたいと思います。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする