英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

最も分かりやすいTOEIC文法書

2017年10月31日 | TOEIC・英検など
HUMMERさんの新刊『マンガで攻略!TOEIC L&Rテスト 文法対策』をご献本いただいたので、週末、早速取り組ませていただきました。
ストーリー性を持たせるために漫画で書かれていますが、TOEICで問われる事項を中心に据えて、しっかりと文法が解説されています。その根底に共通してあるものは、主語(S)と動詞(V)を中心に英文構造を見抜く力を養うことであり、首尾一貫しています。

漫画で書かれてはいるが、実は硬派な一冊で、巻末の実践テストを含め、収録されている問題はすべてTOEIC本番のレベルで、決して簡単ではありません。本番で狙われやすい単元にフォーカスしているので、繰り返すうちにTOEICの頻出パターンが身につき、高得点に結びついていくはずです。著者のHUMMERさんの想いがストレートに表れている気がします。

英語の初学者というより、英語の勉強をやり直すためにTOEICを受けようとしている社会人、TOEICの点数に昇給・昇進がかかっている社会人にはうってつけの一冊です。本著でTOEIC頻出事項の文法を習得し、中上級者への階段を駆け上がりましょう。
二週連続の台風もあり雨ばかりでしたが、ようやく、いいお天気が続きそうな信州伊那谷です。英語の勉強でも「視界良好!」といきたいですね。


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英語力を変える一冊との出会いを

2017年10月30日 | 取材・出版関係
昨年同様、晋遊舎『英語教材完全ガイド2018』に協力させていただきました。


教材はもちろんですが、勉強法などにも言及されていて読み応え十分の一冊です。プロが選ぶ教材で、英語力を効率的にアップしたいですね。

しかし、いくら英語のプロが薦めるからといって、万人に効くものはありませんし、それぞれに一長一短があります。もし今ご自分のやりかかっている参考書類があれば、まずはそれを徹底してやってみるのも一手です。そして、何度も繰り返し、その著者以上にその本に関しては詳しくなったという実感が持てたら、次の一冊に取り掛かりましょう。

私は、濱崎さんからご献本いただいた新刊や、横山先生の音読本に取り掛かる予定です。


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英語が話せない根本原因

2017年10月29日 | 指導現場にて
英検の一次筆記試験の結果が発表され、来月行われる二次面接試験対策を行っています。

毎回思うことですが、生徒と英語で会話していると、途中で止まってしまう生徒が多いです。もちろん、英語を自ら発することに慣れていないのが原因ですが、もっと根本的な原因は、日本語で話していた時も、自らの意見を持っていなかったり、持っていたとしても会話の中で自分の考えを理解してもらう時に、文章として最後まで言い切らず、理解を相手にゆだねてしまっているからだと思います。

改めて、普段の会話を見直してみてください。日本語は最後に動詞がきますが、すべての会話でその動詞まで言い切っていることが多くないはずです。

島国で以心伝心の日本語文化では、相手が言いたいことを推測し、相手が言い切る前にそれをくみ取るのは当然のこと。しかし、大陸の言語である英語文化では、主語と後にすぐに動詞が来るため、まず結論を言い切らなければならず、日本語文化圏にとってはそもそも相容れないのです。

英語を話すには、英語力を高めるのはもちろんのこと、何事にも意見を持ち、普段の日本語から、最後の動詞まできちんと言い切る習慣をつけることが大切です。


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必然的結果

2017年10月28日 | 指導現場にて
以前も紹介させていただいた小6の女の子が、英検4級に合格しました。

確実に言えることは、努力は嘘をつかないということ。そして、その努力が結果をもたらし、自分の望む未来へ導いてくれるということ。

音読を徹底!
合格証を手にした彼女は、はにかみながらも、その表情には自信と矜持が同居していました。生徒が成長していく姿を目にすることは、何物にも代えがたい喜びです。
近所のイチョウの黄葉が見頃を迎えています。昨日は思わず、木の下で見入ってしまいました。


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英検準1級を受けよう

2017年10月27日 | TOEIC・英検など
英検準1級と聞くと難しいイメージを抱きます。英検2級が「高校卒業程度」であるため、大学受験生は2級に合格することを目標としており、「大学中級程度」である準1級は手の届かないところにあると感じてしまいます。

確かに、最初の25問の語彙問題は、難しく感じるかも知れません。センターレベルの大学入試や2級で必要とされる語彙は5,000語程度ですが、準1級は7,000語以上は必要でしょう。しかし、全てが難しいわけではなく、大学入試に必要な語彙が多いことに気づきます。そして、長文で使用されている語彙は、語彙問題で問われるほどのものはなく、MARCHレベルの大学を目指している受験生であれば、何の抵抗感もなく読めるはずです。

大学入試では英検準1級に合格していると、満点扱いをしてくれるところが多くあります。大学受験生、特に、英語が重視される外国語系・国際系を目指す受験生は積極的に英検準1級にチャレンジしましょう!


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変わる瞬間

2017年10月26日 | 指導現場にて
「出来ないと思っていたけど、勉強をやっていくうちに出来ると感じられるようになりました。今はもっと上を目指したい。大学でやりたい勉強を追究したい」

これは、ある高3生の言葉です。

なぜ大学受験をしなければならないのか?今までは勉強から逃げてきて、安易な道を探ったこともあった。しかし、弱い自分と対峙し、意を決して勉強と向き合ったことで自信が醸し出され、それによって人生の可能性が広がる意義を知る。これこそ、勉強することの効用だと思う。

人はいつでも変われます。その瞬間は見ていて清々しくあり、輝きを放っています。


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いざ二次試験へ!

2017年10月25日 | 指導現場にて
一昨日以来、英検の一次試験に合格したという嬉しい報告が続々届いてます。嬉しさのあまりか、昨日の朝7時に学院の留守電にメッセージを入れてくれていた生徒もいました。

3級以上は二次面接試験が11月5日or12日に行われます。二次試験は「英語の試験」ではなく、「英語を使ったコミュニケーションの試験」という本質を突き詰めれば合格は自ずと近づきます。当学院の二次試験対策受講者の合格率は95%以上です。二次試験対策をご希望の方はお気軽にお問合せくださいね。


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早期英語教育一考

2017年10月24日 | 子育て
今月8日に行われた実用英語技能検定で長男(中2)が準2級一次、次男(小2)が英検5級に合格しました。長男の一次試験のCSEスコアは2級合格点を超える得点率だったので、来年は早めに2級合格をして、準1級にチャレンジしていく予定です。

次男は幼稚園年少の頃から、聞く英語を中心に英語に触れてきました。長男も幼稚園年少から同じように始めて、小5の秋に初めて英検5級を受けさせ、その後約半年で3級に合格したので、次男も同じでいいと思っていましたが、同学年の友達が5級を受けたのに触発され、自分から受けると言ってきたので、今回受験しました。

英語指導を生業としている私が言うのも変ですが、私は小学生低学年での英検受験には懐疑的です。というのも、これまでの指導経験上、10歳未満で英検3~5級に受かっていても、感覚的理解の場合が多く、英文法については分かっていない場合がほとんどで、その後は伸び悩み、結局、高校で他の学生に追いつかれ、または追い越されるというタイプが多いようにも感じてきました。

疑問詞を徹底して覚える次男
だからこそ、小学校低学年でに英検を受けさせる時こそ正統な文法知識を叩き込み、確固たる英語力の礎を構築しないと逆効果のように思います。歌やゲームなどのアクティビティで指導をごまかさずに、しっかりとした文法を教えられる指導者と、子どもの側にもその指導を受ける気力がないと、早期英語教育は徒労に終わってしまいます。

今回、小2の次男に英検を受けさせて感じたことは、合格すれば自信になるし、更なるやる気向上にもつながるということ。しかし、私の中では相も変わらず、英文法を中心とした確固たる理論を教える必要性は高まるばかりです。英検3級まではリスニング力があって単語を覚えてしまえば何とか合格してしまう場合もあるからです。子どもが自ら英検を受けると言ってやる気になっている時にあえて水を差すことはありませんが、そのチャンスこそ将来の更なる飛躍につなげる指導が必要だと強く思います。

次男には夏休み以降、徹底して基本英文法を教え、時には声を上げてかなり厳しく指導した時もありました。しかし、次男は喰らいついて来ました。子どもの性格を見極め、厳しくも温かく背中を押してあげる指導が必要だと、今、改めて思います。


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何を重視するか

2017年10月23日 | 趣味
Amazonのアフィリエイトで、紹介料がわずかですがたまったので、以前から欲しかったプッシュアップバーを購入しました。
購入したのは山善のもので、高さが15cmあって、類似品の中では最も高く、大胸筋と上腕二頭筋を中心に効率的に負荷がかかります。これまでも毎日50回の腕立て伏せをやっていましたが、このプッシュアップバーを使ってやると、翌日全身が筋肉痛になるほどでした。

大学時代も趣味で筋トレをやっていましたが、その中心は腕立て伏せでした。当時は『現代用語の基礎知識』2冊を床に置き、その上で腕立て伏せをして負荷をかけていたのを思い出しました。効果的な筋トレは人それぞれで、何を重視するかは現在の体型や目指す体型、体調、生活習慣で変わります。私の場合は、どうやら腕立て伏せのようです。

今後もこれまでのダンベルを使った筋トレと共に継続し、ますますナルキッソス度を高めていこうと思います(笑)。


  


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一語を大切にする

2017年10月22日 | 閑話
『基礎英文問題精講』には、考えさせられる内容の英文が多く含まれています。
63番には、言葉に対する敬意の必要性が英文で書かれています。ひとつひとつの言葉を大切に使うと、思考もクリアーになり、自分を適切に表現できるようになると書いてあります。だからこそ、短い言葉で多くを表す詩や短歌を暗記する効用が説かれています。

詩や短歌に限らず、気に入った文章は、声を出して音読して暗誦していくと、知的財産になりますね(^^)

ちなみに、私の一番気に入っている短歌は、栗木京子さんの

観覧車 回れよ回れ 想ひ出は 君には一日 我には一生

です。中学の教科書でも紹介されていますが、子を持つ親にとっては心に何かを残す歌です。


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