英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

芝生に学ぶ

2016年05月31日 | 趣味
私の趣味の一つは芝生です。自宅庭の砂利で敷き詰められていた32㎡を、手作業で砂利を振るいにかけて取り除き、芝生を敷き詰めて育成してきました。

芝生育成の基本は、芝刈りとサッチングです。サッチングとは芝の刈りカス(サッチ)を取り除くことですが、芝生を始めてから6年間、徹底したサッチングをやってなかったので、芝生の生長が鈍っていることに気づきました。
「何事も基本が大切」ということを、大袈裟ではなく芝生に教えてもらいました。そして、この基本こそ単調でつまらないしんどい作業になります。腰をかがめてサッチをかき出す。でも、これを徹底すれば、青々した芝生という素晴らしい“結果”がその先にあるのも事実です。

さて、サッチは thatch と綴り、立派な英単語です。LONGMANでは次のように定義されています。
1. straw, leaves, or reeds used to make a roof, or a roof made of this
2. a thick messy pile of hair on someone’s head
2. は面白い表現ですね。日本語では「もじゃもじゃ頭」と言ったところでしょうかジーニアス英和辞典にも a thatch of hair で「くしゃくしゃの髪」と出ています。

thatch に接尾辞の er をつけた thatcher は「屋根葺き職人」。大文字の Thatcher だと「サッチャー」元イギリス首相の綴りです。


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勉強が未来を拓く

2016年05月30日 | 閑話
新形式TOEIC初回となった第210回TOEICから一夜明けました。今後の勉強と指導に生かすべく、今日は昨日のTOEICを思い出し、ツイッターやブログを巡って情報収集する日となります。

さて、TOEICの後は恒例で、“ご苦労さん会”と称して家族で回転寿司に行くのですが、昨夜はお寿司屋さんを出た後にスーパーで買い物をしました。その時、休憩スペースで勉強している大学受験生を見かけました。英単語帳を繰り返して暗記したり、河合塾のテキストを開いて問題を解いたり・・・。優に一時間以上は集中して勉強されていたでしょうか。昔の自分を見ているようで、心の中で「頑張れ!」って叫んでいました(^-^)/

私は代ゼミの代々木本校で浪人していましたが、よく新宿のNSビルのラウンジで英単語や古文単語を覚えたのを、思い出します。あの頑張りがあったから、間違いなく今の自分があります。

代ゼミのパンフレットに載った私(向かって右)
勉強が未来を拓き、なりたい自分への道となっていきます。勉強が人生を変えてくれる・・・。そんなことを生徒に伝えていきたいと思います。


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第210回TOEICの感想

2016年05月29日 | TOEIC・英検など
自身57回目、そして何より新形式最初となる第210回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。会場は松本医療福祉専門学校、今回から問題用紙にフォーム番号はなくQRコードが記されておりました。持ち帰りが禁止されている問題用紙のQRコード・・・。いったい誰が何の目的で使うのでしょうか(笑)?マークシートのA面はピンクでしたので、従来通りだとメジャーフォームということになります。

以下、個人的な感想です。

【パート1】
新形式は6問。従来通り、選択肢を一つずつふるいにかけていけば100%解答できます。人物が写っていない写真が2問ありました。

【パート2】
新形式は25問。スピーカーからの英語が籠って聞こえてしまい、3問ほど消去法で解答しました。一問目から肯定文が出たのは初めてです。

【パート3】
新形式から13セット×3問の39問。2セットはチャートやイラストが含まれ、3人の会話も2セットありました。旧形式と同様に「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを意識しました。

【パート4】
新形式も10セット×3問の30問。パート3と同様に、3セットはチャートやイラストが含まれます。ヒントが増える分、内容が推測しやすいですが、図表に気を取られ過ぎると他の設問のヒントを聞き逃してしまう可能性があります。

【パート5】
新形式は30問。語彙問題も旧形式ほど難しいものは今回は出ませんでした。

【パート6】
新形式は4セット×4問の16問。文挿入も各セットで問われるようになりましたが、旧形式と同じ難易度に感じました。

【パート7】
新形式ではダブルパッセージ(DP)だけでなく、トリプルパッセージ(TP)も出題されるため読ませる量が増え、受験者を最も悩ますパート。パート5を10分、パート6を7分という旧形式とほぼ同じペース14:03頃にパート7に突入。No.176のDPを解き始めたのが2時27分、No.186のTPを解き始めたのが2時35分でした。細部まできちんと読んでいないと正解が導き出せないのは、旧形式と同じ。解き方も旧形式同様HUMMER式を採用しました。英文量が増えるため時間をもっとも気にして解いていましたが、14:50に全問を解き終わり、11分間を見直しに充てることができました。

過去10年間、旧形式のTOEICの時間配分が体に染みついており、解いている問題の番号を見ればその時の時間が分かるほどでしたが、新形式はまだその感覚がつかめていないので、今回は問題を解きながら、時間の経過感覚を体に覚えさせることを意識しました。旧形式では約15分前に解き終えていたので、10分前に解き終えた今回は多少時間がかかったことになりますが、ネイティヴレベルを意識してトレーニングを積めば、自身の速読力はもっと向上すると思います。

私の英語力は旧形式TOEICに育ててもらったので、初回の新形式TOEICを受験できたのは感慨深かったです。そして、いつも以上に学びを得られた受験でした。新形式TOEICとも真摯に向き合い、今後の指導と自身の勉強に生かしていきます。
シアトル旅行からもうすぐ1年。また行きたくなってきました。英語の勉強の継続には、旅行や留学などの具体的な目標があると、さらに効果的ですね。


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今日は第210回TOEIC

2016年05月29日 | TOEIC・英検など
今日は第210回TOEICです。自身57目のTOEIC、そして、新形式となって初めてのTOEICですが、形式は変わろうとも問われる英語力や問題のレベルは変わりません。いつも通り、一問一問を楽しみながら、問題と対峙するのみです。

昨日は、特別なTOEIC対策はせず、いつも通りの音読ノルマをこなし、オバマ大統領の広島スピーチを声に出して感情を込めて音読しました。頭の中は常に英語モード。準備万端です。
今夜は新形式TOEICの受験後感想で、ブログは盛り上がりそうですね。旧形式最後のTOEICとなった先月のTOEIC当日のアクセス件数は1,371件でしたので、それに迫る数字になるかも知れませんね。受験後の感想は午後7時くらいを予定しております。


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Obama visits Hiroshima

2016年05月28日 | 心に響く英文
英語を生業にしている者として、一度はこの英文を声に出して音読すべきだと思う。そして、今、英語を学んでいる次世代を担う子どもたちに、アメリカ現職大統領がヒロシマを訪問した意義を伝えていかなければなりません。


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長男の最初のテスト

2016年05月27日 | 公立中高一貫校受検
公立中高一貫校に通う長男(中1)の中学最初のテスト結果が出ました。人生初めての定期テストだった(小学校は定期テストがない学校でした)ので緊張もあったようですが、まずは本人の目標点に達したようで、何よりでした。

私自身、受験業界に身を置くものとして、一般の市町村立中学と公立中高一貫校中学の授業の進捗具合やテスト問題の内容を比較できるのはとても興味深いです。

分量とレベルは一言で“相当量・相当レベル”です(笑)。社会や理科はほぼ一問1点で大量に出題され、それにプラスして、思考力を問う論述式の問題も必ず出されるので、解答時間はギリギリでしょう。また、理科の中で数学の問題が出されるように、教科間をまたいだ出題も特徴的でした。とにかく、たくさん読ませ、たくさん書かせる。公立中高一貫校の適性検査であれだけの分量を読み解答し合格した生徒たちでさえ、かなり厳しく感じたようです。

そして、問題のレベルも当然高く、細かいところまでしっかり勉強していないと点数に結びつきません。授業でやった内容は当然のこと、宿題として課された数種類の問題集をしっかりとこなすことが絶対です。

3年後は自動的に附属高校へ進学できますが、併設型公立中高一貫校のため、高校受験を突破した生徒も入学してきます。高校入試を突破した彼らと対等以上の学力をつけていなければ一貫校の意味がありませんから、今後の授業や宿題そしてテストのすべてにおいて適切な指導と助言ができるよう、保護者・指導者としてかかわっていきたいと思います。


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タイミングよく学ぶ

2016年05月26日 | 英語勉強法
今日から伊勢志摩サミットが開催されます。サミットに合わせて、定期講読しているThe Japan News でも伊勢神宮が特集されていました。

天照大神と豊受大神が伊勢に祭られている理由や皇室と伊勢神宮の歴史等々、日本人の私でも知らなかったことが書かれていて、勉強になります。

伊勢神宮内宮・皇大神宮御正宮
そして、昨夜は安倍首相とオバマ大統領の日米共同発表の生中継を見ました。extraordinary を「卓越した」と訳せる同時通訳者の凄さに感動し、オバマ大統領が使った fortify という英検1級レベルの単語・・・。やはり教養ある人たちはレベルの高い語彙センスを持っているのだと感心しました。

生の英語に触れ、いろいろなことが学べる貴重な機会です。


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Take me out to Seattle

2016年05月25日 | 指導現場にて
授業で「take 人 to 場所」が出てきたので、大リーグで7回裏の攻撃が始まる前に必ず歌われる TAKE ME OUT TO THE BALL GAME を紹介しました。以下はその歌詞です。
Take me out to the ball game,
Take me out with the crowd;
Buy me some peanuts and Cracker Jack,
I don't care if I never get back.
Let me root, root, root for the home team,
If they don't win, it's a shame.
For it's one, two, three strikes, you're out,
At the old ball game.

私を野球に連れてって
観客席へ連れてって
ピーナッツとクラッカージャックも買ってね
家に帰れなくったってかまわない
さあ地元のチームを応援しましょう
勝てないなんて許せない
ワン、ツー、スリーストライクでアウト
昔なじみの試合スタイルで

時を同じくしてイチローが再び輝きだしました。

もう一度、Safeco Field で野球を観戦したい・・・。


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カリスマ性という資質

2016年05月24日 | 指導現場にて
一ヶ月前に教えたことをすっかり忘れてしまっている生徒。一度のみならず二度三度やっとことも身についていない生徒。

授業でいくら指導をしたからといって、生徒はできるようにならない。「この先生の言っていることに従わないとヤバいな・・・」と思わせる高揚感にも似た恐怖心を抱かせてこそ、生徒は能動的・自主的になり、理解力と記憶力が高まる。

しかし、厳しさと前面に出すと、今の生徒たちは離れていく。いかにして、指導者の思いを生徒に首尾よく伝えることができるか。それこそが指導者のカリスマ性であり、厳しさと優しさの狭間で常に葛藤してする姿こそ、指導者に求められるもののように思う。


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当たり前にある自然

2016年05月23日 | 閑話
昨日の日曜日は、久しぶりに子ども達とはしゃぎました。長男は中学校の体育でソフトボールが始まるので、3号公式球を使ってキャッチボールをし、次男とはお隣の田んぼでカエル取りをしました。

田んぼには、数種類のカエルの他、タニシや準絶滅危惧種のコオイムシが当たり前のようにたくさんいて驚きました。
自宅の目の前にある素晴らしい自然に感謝したいです。

そして、夜は素晴らしい満月。
最高の休日をありがとうございます。


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