英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

「西北の風」を読む Vol.2

2011年09月21日 | 指導現場にて
前回のエントリに続き、再び「西北の風」で感銘を受けた記事をご紹介します。

競走部駅伝監督の渡辺康幸さんが早稲田の駅伝がどん底状態の時に監督に就任してから、昨年度、学生駅伝3冠を達成するまでの経緯が書かれています。
手に届く目標を選手自らが細かく設定し、確実に達成してステップアップしていくよう、自ら考え、自ら行動する自己管理を重視した練習を行った。
「どんな世界でも、自ら育つ力がない者に成功は訪れない。どんな環境にあっても自ら育つ力を教えることが学生スポーツ指導者の役割です」


自ら育つ力を教えること。これは、塾指導者にとっても最も大切なことです。毎週塾に通ったからといって、成績が伸びるわけではありません。要は、塾をきっかけにして生徒自身が如何に学ぶ習慣をつけることができるか・・・。塾の指導者は、そのきっかけを与えなければなりません。

私自身にあてはめてみると、“自ら育つ力”は大学受験を通じて育まれたと思います。大きな目標に向かって、それを細分化し、毎日努力する。足りないものを感じたら、やり方を試行錯誤し、微調整し、そしてまた小さな目標をクリアしていく。そんな自分自身の体験談を語るだけでも、立派な指導になるはずです。

今日の指導中に、早稲田を目指す浪人生に、この「西北の風」の記事を読ませました。読み終わった彼が一言、「グサッときました」

目標達成に向けて、やり方は間違っていないか、妥協はしていないか・・・。自問自答しながら毎日努力を続けると、自ずと結果はついてきます。


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「西北の風」を読む

2011年09月21日 | 閑話
年1回、母校・早稲田大学から、「西北の風」という大学広報紙が届きます。

早稲田大学の今や各界で活躍されている交友の方の記事が充実していて、毎年楽しみにしています。

今回は、東京弁護士会法律事務所代表・長谷川裕雅さんの記事がとても感銘を受けました。

長谷川さんは新聞記者から弁護士へ転身された経歴の持ち主です。

記事では、全身を緑で固めた当時の名物教授・筑波常治先生の話から始まっています。
「驚嘆したのは教授の読書量です。政治から文学までの森羅万象を1日に3冊のペース。質問をすると数多くの引き出しから話が溢れ出てきます。10を知っていてはじめて、他人に1を伝えられることを学びました」
新聞記者時代の話では、
「記事に結びつかない取材ほど、むしろ印象に残っています」

「10を取材してやっと、1の記事が書けました」
そして、弁護士になって『磯野家の相続』を上梓された時の話では、
「難しいことをどれだけわかりやすく伝えられるかが専門家の力量」

「1つの結果を出すために、今後も10の努力を積み重ねていきます」

読んでいて、仕事に対するプロ意識を学びました。

すぐには役に立たなくても、どこかでつながっているのが学問。英語はもちろんのこと、色々なことを興味を持ち、造詣を深めていきたいと思います。

実は、英語を指導している時も、英語には直接関係ない雑談の方が、生徒の眼差しが真剣になるときが多いんです。それがきっかけで学問に興味を持ってもらえたら本望です。


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1.25%の重み

2011年09月20日 | 子育て
第12回長野県こども新聞コンクール・上伊那地区大会の表彰式に出席しました。

1,600作品中、入賞は20作品。改めて、受賞の重みを感じました。

たくさんの人の前で賞状を授与された長男は緊張していましたが、おそらく、この緊張感が達成感へと変わり、次の努力の源となってくれることでしょう。

「やればできるんだ」という達成感と、「自分が努力することで周りの人が喜んでくれるんだ」という充実感。そんな環境(an academic milieu)を整えてあげることが、親である私の責務だと改めて感じた表彰式でした。


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過ぎ行く夏の大三角

2011年09月18日 | 趣味
先ほど夜空を見上げると、夏の大三角が・・・。

思わず三脚を立ててカメラのシャッターを切りました。すると、そこには衛星か飛行機の光線が写っていました。
思わぬ休日のご褒美です。


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心遣い

2011年09月18日 | 指導現場にて
今まで愛用していたシャーペンは、毎年職場で主催している大学見学ツアーで、6年前に中央大学で購入したもの。105円のシャーペンを6年間使い続けましたが、いよいよ機能しなくなってきました。

そんな折、ある高3生から、大学見学のお土産をもらいました。
我が母校・早稲田のシャーペン。生徒の心遣いに感謝し、このシャーペンにバトンタッチです。


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8年目の決意

2011年09月17日 | 子育て
長男が8歳の誕生日を迎えました。

学校生活以外にも、漢字・算数・英語を中心とした勉強、ピアノ、水泳を頑張る息子に、メッセージカードを送りました。
君の努力が周りの人たちを幸せにする。
これからも、夢に向かって突き進め!
真摯に、でもどこか嬉しそうな表情で読んでくれた長男。その顔には、自信のようなものがうかがえました。

これからも、時に優しく時に厳しく、見守っていきたいと思います。


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ロングブレスダイエット

2011年09月15日 | 趣味
最近のマイブームはロングブレスダイエット。

先週の「笑っていいとも!」で俳優の美木良介さんが紹介されていたのをみて、何気なく始めました。短時間でどこでもできて、しかしそれでいて効果をすぐに実感できたので、はまっています。

一昨日は本屋でたまたま著書もみつけて、購入してしまいました。

『美木良介のロングブレスダイエット』
わずか1週間ですが、うっすらと腹筋が割れてきましたし、昨日の朝は筋肉痛で起きるのが苦痛なくらい。それほど効果があります。

皆さんもお試しあれ。


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英語の入り口

2011年09月14日 | 子育て
長男(小学2年)が1歳の頃に使っていたアルファベットのパズルを見つけました。

早速、次男(1歳8ヶ月)が興味を示し始めました。

長男もここからアルファベットを覚え、英語を勉強するようになったので、次男にも同じように興味を持ってもらえたら嬉しいですね。

次男


こちらは6年前の長男(1歳8ヶ月)


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東京業務センターへ問い合わせ

2011年09月13日 | TOEIC・英検など
昨日、第165回TOEICでのリスニングトラブルについて、国際ビジネスコミュニケーション協会東京業務センターに電話しました。

電話に出られた方はとても丁寧に対応してくださいました。

私の受けた教室でのリスニングトラブルについては、パート2から再試験をしたという情報は本部まで上がっていたそうですが、トラブルが起こるまでの詳しい状況や、その後の対応の詳細に関しては何も把握されていないようでしたので、起こったことをありのままに私から説明させていただきました。

当時の状況が把握されたので、今後の対応についてはこれから協議して決められるそうです。10日ほどして文書で回答があるようなので、待ちたいと思います。
信州伊那谷も秋を感じるようになりました。TOEICも実りの秋(=990点満点)を迎えられるよう、勉強を続けていきます。


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第165回TOEICの感想

2011年09月11日 | TOEIC・英検など
第165回TOEICを受験してきました。

自身33回目となるTOEIC。
いつもと同じ会場、いつもと同じルーティーンで試験開始を待ち、
“Yes, I'm all set. I can do it. Wish me luck!”
と、自分に語りかけて試験が始まりました。

しかし、パート1の途中辺りから、スピーカーから聞こえてくるリスニングの音量が小さくなってきたことに気付きました。

「機器の故障かも。まあ、実際のコミュニケーションの場でも聞き取りづらい状況はいくらでもある。このくらいで不平を言ったら自分のリスニング力のなさを露呈させるようなもの。乗り切ってやるさ」と思いつつ、パート2に入りました。

すると今度は、音がかすれ、途切れ始めました。「これではさすがに内容が分からん!」と思うやいなや、突然音量が大きくなり、周囲の受験者からもため息や舌打ちが聞こえてきました。

顔色を変えて慌てだす女性試験監督者2人。それでも試験は続き、パート3に入りました。
いつもどおりにイントロダクションで問題番号41からの質問と選択肢を先読みし、備えました。しかし、音量が小さすぎて問題番号41~43の会話がいつ始まったかも分かりません。

再び音量が大きくなり、また小さくなり、途切れて聞こえてくるスピーカーからの英語。対処に困った試験監督者たちがスピーカーの前に立って耳打ちをしだす始末。教室内のすべての受験者の集中力が切れた瞬間でした。

パート4が始まったときに、責任者らしき男性が突然教室に入ってきてスピーカーを止め、「聞き取りづらい状況が確認されました。ただいま本部と対応を協議しております。問題冊子を閉じて、しばらくお待ちください」

この時、試験開始から約30分が経過していました。
試験官の言葉を無視し、問題冊子をめくり続ける受験生も。そこには、今までの受験では見たことのない光景がありました。

5分ほどして責任者が再び姿を現し、
「本部と協議した結果、新しいCDデッキを使いパート2からやり直しをさせていただきます。ただいまから音量のチェックを始めます」という説明。

この対応に受験者から苦情が続出しました。

思わず私も語気を強め「この状況ではスコアの正当性に疑念が生じるのでは」
と発言。それに対し責任者は「それに関しては本部で対応します」

本部で対応?なんだそりゃ?どんな対応だよ?統計分析の専門家が集まって、スコアを平等化する作業とは違うんだぞ。この状況で、パート2からやり直しをすれば明らかにスコアは良くなる。しかも中断した時の指示に従わず既にリーディングの問題を解いている受験生もいる。どうやって信頼できるスコアが出せるんだよ。


私の後ろの受験生は「試験時間が延びますよね。この後、予定があるんですよ」

「その場合はここで退出していただき、後日再受験になります。再受験に関してはご自分でTOEIC本部に電話していただき、対応してください」と責任者。

どこまでいい加減な対応なんだ。再受験手続きの具体的な説明もない。もしかしたらその再受験の日程が合わない受験生もいるはず。では、受験料返還の可能性は?
今回の試験で昇進がかかっていたらどうする?大学受験生で推薦入試でスコアを必要な高校生もいるかも知れない。この対応で済まされるのか?

同じ教室にいた20名の受験生のうち、ほとんどがこの時点で会場を後にしました。もちろん集中力が切れてしまった私も。試験を受け続けられる気持ちにはなれませんでした。

会場を出た時、中国からの留学生らしき受験生からたどたどしい日本語で話しかけられました。「この後、どのようにしたらいいのでしょうか。どこに電話したらいいのでしょうか」

今後の対応についても「各自で本部に電話してください」の一辺倒。

2ヶ月前から受験を考えこの日のために準備してきました。週休1日しかない私にとっては、家族との時間を犠牲にしました。再受験と言われても、証明写真代(350円)や往復の交通費(1,640円)だって馬鹿になりません。

明日、TOEIC本部に電話して、誠意ある対応を求めたいと思います。

長いTOEIC受験歴でこんなことは初めてです。これもまた経験、またチャンスができたと前向きにとらえたい反面、TOEIC側の対応に不信感を抱かざるを得ない第165回TOEICとなりました。

※私の受験会場は、松本医療福祉専門学校の教室201でした。会場での対応に不満を感じた方は、はっきりとその旨をTOEIC本部(財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 東京業務センター 03-5521-6033)に伝えましょう。泣き寝入りはいけません。


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