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英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

結果を出す一番の近道

2025年01月11日 | 英語勉強法

2025年も十日が過ぎました。「もう十日」か「まだ十日」か?

私の中では今年は時間がゆっくり過ぎている感じがして「まだ十日」ですね(^^)

新年に立てた決意はいかがでしょうか。それに向かって日々の努力を積み上げているでしょうか。忘れてしまっていたり、サボってしまっていたら、この週末の3連休でふんどしを締め直すべきです。

因みに、「決意」は英語では resolution。2023年度第2回英検準1級の語彙問題でも出された重要語です。今月末に英検を受ける人は必ず覚えておきましょう。こういう小さな積み上げが、大きな成果につながります。私の好きな英語の文章(格言)を2つ紹介しておきます(^^)/

 

From small beginnings come great things.

(小さな一歩が大きな結果を生む)

Big oaks from little acorns grow.

(樫の大樹も小さなドングリより育つ)

 

私自身は?と問われれば、フルマラソンでのシュガーカット(サブ310=3時間10分未満)に向けて、毎日の走り込みと筋トレ・ストレッチを欠かさずに行っております。重度の貧血も治り、日々の10km走でも45分未満(4分30秒/km未満)で確実に走れるようになりました。

もちろん、6年以上毎日続けている『新・基本英文700選』の毎日100英文音読、12年以上毎日続けているTOEICパート3・4の各スクリプト10回音読、そして、今月16日で12年連続となるブログの毎日更新も続けております。やると決めたら毎日継続する。それが結果を出す一番の近道。陳腐(banal)でしょう?でも、これが真実です。

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『イカゲーム』再び

2025年01月10日 | 英語勉強法

NETFLIXで『イカゲーム』シーズン2が始まり、話題になっていますね。私は一度も観たこともありませんが(^_^;)

妻は観ているようで、シーズン1の時は趣味の編みぐるみで、キャラクターを制作していたほどです。

『イカゲーム』は英語では『Squid Game』で、そのまま直訳ですね。インドネシアの英字新聞 The Jakarta Post に、公務員試験の合間に役人たちがイカゲームのキャラクターに扮して、緊張した受験生を和ませたという記事を3年前に読んだのも思い出しました。→'Squid Game' soldiers 'entertain' CPNS test partcipants

squid(イカ)

octopus(タコ)

mollusk(軟体動物)

英語学習者としては、これらの単語は当然の様に知っておきたいですが、海鮮類の英単語を覚えたい場合は、回転寿司店のタッチパネルを英語バージョンにして見ると、とても勉強になりますよ(笑)。

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語彙力強化は工夫と行動力

2025年01月09日 | 英語勉強法

一昨日の信濃毎日新聞のスポーツ面に、MLBが最近進めているルール改正についての記事がありました。その中に「ナショナルパスタイム」という言葉が出ています。

national pastime(国民的娯楽)

pastime(娯楽)は、大学受験用の英単語集には必ず収められている英検2級レベルの英単語です。もし知らなければ、この記事を読んだ時に、「このカタカナの綴りは何だろう?」と疑問を持って調べられるかどうかが、語彙力がつくかの否かの分かれ目ですね。当ブログの読者の中にはトラスト英語学院塾生や英語学習者の方が多いと思いますが、「pastime(娯楽)」を知らなかったら、今この場でメモるか、カード化するか、手持ちの単語集を調べるか・・・。何らかの行動を起こさないと、英単語を覚えるせっかくのチャンスを棒に振ることになってしまいますよ。

今月末に行われる英検が迫ってきました。直前期も語彙力を伸ばせば合格も近づきますし、英語力の礎も築けます。少しの工夫と行動力で単語を覚えていきましょう。

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英単語の暗記は工夫次第

2024年12月16日 | 英語勉強法

あるショート動画で、conundrum という難易度の高い英単語が紹介されていました。

conundrum「なぞ(なぞ)、とんち問答;難問」

12,000語を12のレベルに分類したアルクのSVL(Standard Vocabulary List)では最上級のレベル11(自分の視野を広げる英単語)に相当する難単語。

さて、どう覚えるか?

発音は ンドゥラム ですので、私だったら、「名探偵コナン、ドラムを叩きながらを解く」と覚えます(笑)。

 

英単語の暗記には工夫が必要です。単語集をただボーっと眺めていても覚えられません。単語集に追加情報を書き込む、語源に注目する、接頭辞や接尾辞で覚える、語呂合わせで覚える、裏紙に書きなぐる等々、あらゆる手段を講じてボキャブラリーを増やしていきましょう。

共通テストまで33日。もちろん、その後も私立大学の一般入試や国公立二次試験も控えていますし、推薦で大学合格を決めた受験生は、英検やTOEICを受験するかも知れません。直前期の今だからこそ、もう一度、これまで取り組んできた英単語集を繰り返して、見出し語を見て次の2点ができるか確認してみましょう。

①瞬時に正確な発音ができる

②瞬時に(一つの)意味が言える

「瞬時に」が重要なのです。例えば、intellect を見て、「えーと、”知性”」と言っているようではダメです。その「えーと、」が成長を邪魔しています

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12年間の積み上げ

2024年11月25日 | 英語勉強法

今から12年前の2012年11月23日に宿泊した群馬県富岡市のホテル アミューズ富岡の朝食の写真。

2012年11月24日 撮影

なぜ、この写真に思い入れがあるのか。

当時、塾業界に転職して9年目を迎えていました。その年の夏頃から、そろそろ独立開業して、自分の英語塾を開きたいと考え始めていました。そのためにはまず、970点で満足してしまっていたTOEICで990点満点を取得しようと決心しました。12年前の勤労感謝の日、妻の実家に久しぶり家族で出かけて義父母宅の近くにあるこのホテルに宿泊したのですが、家族がカラオケに行っている間、駐車場の車中で私は独り公式問題集をやっているほど、本気でした。そして、翌日は富岡から伊那へ戻ってきて夜10時まで仕事をしたのですが、出勤途中にドラッグストアの駐車場に車を止めて、公式問題集のパート3と4のスクリプト各1セットを10回ずつ、計20回音読したのを覚えています。この時から、「990点満点を取るまでこの音読のルーティンを続けていこう」と決意しました。そしてなぜか、その日の朝食が記憶に残っているという・・・(笑)。

あれから12年。2014年4月に990点満点を取得してからも、TOEICパート3と4のスクリプト各1セット10回ずつの音読ルーティンを一日もサボらずに継続し、一昨日でちょうど12年を迎えることができました。2012年11月24日から2022年11月23日までの4,383日間、回数にしたら87,660回を音読したことになります。私以上にTOEICのスクリプトを音読している人は、いないでしょう。

TOEICにしろ大学受験にしろ、結果が求められる時に人は安易な方法を模索しがちです。でも、そんな付け焼き刃的な勉強では実力が醸成されることもなく、望む結果を手にすることはできません。足元を固める、揺るぎない基礎を作り上げる勉強こそが実は近道なのです。

このパート3と4のスクリプト音読は、先日丸6年間の音読継続を達成できた『700選』の音読と共に、これからも毎日続けていくことでしょう。おそらく死ぬ時まで。なぜなら、それらが私の英語力の生命線だからです。

因みに、毎年出場してきた群馬サファリ富岡マラソンでは、アミューズ富岡がコースになっています。後半の上り坂が始まるきつい所ですが、毎回あの日の朝食を思い出して、乗り切っています(笑)。

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『700選』×314周

2024年11月19日 | 英語勉強法

2018年11月19日から毎日続けている『新・基本英文700選』の一日100英文音読。一日100英文を声に出して音読するだけですが、一週間で一冊を1周できます。

一日もサボらず続けて、今日で丸6年。314周しました。 平日だろうが休日だろうが、旅先であろうが、フルマラソンを走った後だろうが、体調が悪かろうが、やると決めたことはやる。そうでないと、英語力は伸びないし、維持できません。

 

一文ずつ暗記しようとするのではなく、一日に100英文を、ただ声に出して読むだけ。でも、100周した位から、読んでいる英文の次の英文が自然と口をついて出るようになり、200周を超えたあたりから、英文と同じ状況に出くわすと、その英文を知らず知らずのうちに口ずさんでいる不思議な感覚を覚えました。

大学受験時代に最も取り組んだ『700選』。大人になった今、受験生の時よりも時間をかけて取り組んでいることによって、英語をより体系的に捉えることができるようになりました。

そんなレベルに達するには、平凡でつまらないことを愚直に繰り返すしかありません。やると決めたらやる・・・。自分で言うのも変ですが、私の長所です。

一日100英文の音読。時間にして10分程度。でも、Easier said than done. (言うは易く行うは難し。)

継続すれば結果は必ずついてきます。「英語ができない」「TOEICで目標点が取れない」「模試の偏差値が伸びない」と言っている生徒に共通してるのは、できない言い訳探しに奔走して、自分で勝手に限界を決めて可能性を否定し、継続していないこと。

「今日は疲れているから」と翌日や週末にまとめてやろうとしてもダメ。それを“サボり”というのです。結果を残すには単純なことを愚直に毎日続ける姿勢が求められます。やると決めたことは意地でもやり続ける。たった10分の音読でも、毎日継続すれば、人生は変わります。

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15歳の時に覚えた英単語

2024年10月23日 | 英語勉強法

高1生との授業で、教材の英字新聞記事中に heed という英単語が出てきました。もちろん、その生徒は初めて出会う英単語で意味も知りませんでしたが、私が heed を覚えたのは実は高1の時です。

合唱コンクールでクラスで歌ったのが、当時(1987年)世界を風靡していた「We Are The World」。

「せっかく歌うのなら、歌詞の意味も完全に理解しよう」と、英語の時間を使って副担任だった先生が教えてくださいました。その歌詞の最初に、heed が出てきます。

There comes a time when we heed a certain call.

(私たちがある声に耳を傾ける時が来る)

heed

①「注意、用心」

②「~を心に留める、~を気をつける、~に注意を払う」

 

①の名詞で使う場合、pay heed [attention] to ~で「注意を払う」のように、attention に言い換えができます。

 

あの頃、何気なく覚えたことが一生の知識となっているわけですから、ありがたい限りです。

 

因みに、合唱コンクールで歌った「We Are The World」ですが、私は伴奏を担当しました。当時は正式な楽譜がなく、おそらくはどこかの音楽の先生が手書きで起こした楽譜を渡されて、それをピアノ教室の先生と解釈しながら練習して仕上げていったのを覚えています。

当時から使い続けているアップライトのピアノ

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泥臭い勉強法

2024年10月13日 | 英語勉強法

先週の芸能ニュースで気になった記事をご紹介します。

中学受験トップ合格!つるの剛士の秀才三女のノートが凄すぎた

「狂気すら感じる」父もビビる勉強量 中3で驚愕英検級位

タレントつるの剛士が8日、SNSを更新。中学3年の三女いろさんが英語学習ノートを紹介。あまりに鬼気迫る勉強ぶりに父ながら「驚愕。やっぱり凄すぎる」と褒め讃えた。

 「リビングの机の上に何気なく開いて置いてあった娘(三女)のノート、二度見、驚愕。やっぱり凄すぎる。パパも頑張ろ。」というコメントとともにアップした写真は、一面を埋め尽くすように小さな文字が書かれたノート。黒のペン、青、赤と重なるように書いてあり、判読できないほどだ。ボロボロになった英検準一級の問題集なども置かれており、とにかく、猛烈な勉強量が伝わる。つるのも「解読不能。狂気すら感じました」と畏敬の念を持っていた。

 いろさんといえば2022年にテレビで中学受験に合格したことをつるのが報告。「娘が中学受験をして合格したんですけど、トップ合格したんですよ。3年間、免除になったんですよ。授業料が」と告白と秀才ぶりを明かしていた。

 それから2年半。中3で英検準一級とはすごい。コメント欄には「いつ2級に合格したのか」と聞かれ「小6です」とサラリ。ほかにも「これは凄すぎます。頑張りが伝わりまくります」「ルーズリーフにぎっしりすっごいですね」「天才だ」などの声が。「私も英語の勉強頑張ります」と触発される声も挙がっていた。

(デイリースポーツより)

 

こういう勉強をしているZ世代がいて、正直ホッとしました。やっぱり、手を動かし、ノートに書きなぐり、暗記するのが勉強ですよね。タブレットを見て分かったつもりになったり、問題を解いて丸付けしたりするのは、勉強じゃないですよ。その過程で理解したことを覚えないとね。

こういう泥臭い昭和的な勉強法、私は大好きです。なぜなら、私が大学受験時代にやっていた勉強法がまさにこれでしたから(^^♪

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自ら英文を追いかける

2024年08月20日 | 英語勉強法

英検や大学入試の長文を読んでいると、「へ~、そうなの!」と新たなことを知れる喜びがあります。

例えば、今年6月に実施された英検2級の長文空所補充の長文では、トウモロコシを育てるとその地域が暑くなるという内容。トウモロコシが育っている時に大気中に水分を放出し、湿度が増すことによって気温をより高く感じさせるそうなのです。普通に考えれば、緑を育てれば環境によくて地球温暖化の進行を抑えられるし、野菜を育てれば地産地消につながり、フードマイルを抑えることができるので、やはり地球にやさしいと思い込んでいたのですが、逆のパターンもあるんですね。

伊那市西箕輪のトウモロコシ畑

実際にトウモロコシ畑で温度を計って、周辺地域と比べてみても面白いかも・・・(^_^;)

 

英語がまだ得意でなかった高校生の頃、英語の長文を読むのが怖かったです。「知らない単語や、分からない英語構文が出てきたらどうしよう」と、いつもビクビクしながら読んでいた記憶があります。これは英文に振り回されている状況です。これではいつまで経っても、正しい内容理解にはつながりません。そうではなく、「この英文を読むことで、どんな新しいことをしれるのだろう」と楽しみにしながら、自分から英文を追いかけるようにすると、理解が深まります。そもそも、母国語ではない他言語を学ぶのは、新たなことを知るために学ぶのですから、いつまでも英文に振り回されず、自分から追いかけていくイメージを持てるようになるといいですね。

 

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毎日のルーティンにこだわる

2024年08月05日 | 英語勉強法

暑い日が続きます。伊那市も8月に入って4日連続、今年9回目の猛暑日となっています。

「災害級の暑さです。不要不急の外出や屋外での運動は控えて下さい」と、メディアでよく耳にしますが、私の周りのランナーたちは、暑いと逆に走る距離が伸びています。まあ、それだけ変態的であるとも言えますが。

かく言う私も先月は420kmを走り、今月も昨日までの4日間で58kmを走りました。日曜日の昨日は3時間以上も草刈りや畑仕事をして、最も暑い午後2時半過ぎから14kmを走ったのですが、ランニングを始める前の自分では到底考えられない体力です。継続の力は偉大だと、実感しています。

英語の勉強も、毎日これだけやるというルーティンを何があっても継続していくと、それが当たり前になり、気づいた時は揺るぎない基礎力となっています。大切なことは、何があってもサボらないこと。とにかく継続すること。「今日くらいはやらなくてもいいかな」「明日まとめてやればいいや」というちょっとした妥協からルーティンが崩れ、以前と変わらない自分に戻ってしまいます。

私の英語学習の毎日のルーティンは、6年近く続いている『新・基本英文700選』の100英文音読と、12年近く続いているTOEICパート3・4の各スクリプト・1セット10回音読(計20回)。一日もサボらずに続けているので、やらないなんて考えられません。どれだけルーティンにこだわれるか。継続力が培われるポイントです。

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