英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

夢に向かって行動に移そうと思った瞬間

2016年11月30日 | 閑話
英語を学ぶ目的は人それぞれですが、共通するのは夢の実現です。

夢を実現するためには、それまでの人生を変えなければなりません。「転職したい」「留学したい」等の想いや夢は数年をかけて大きくなっていくものと思いますが、その夢に向かって行動に移そうと思った瞬間が必ずあるはずです。昨日の授業でcandidという単語が出て来て、その瞬間を思い出しました。

私は、社会人1年目の1997年、一週間の連続休暇が取れて、天竜川沿いを車で河口まで下る旅をしました。旅のお供にEnglish Journalの付録テープを十数巻持ち込み、車内で一日8時間近くずっと聞きながらのドライブでした。今でも記憶にあるのが、ピーター・バラカン氏のインタビュー。candidという難しめの単語が出て来ており、大学時代にはそのインタビューがほとんど聞き取れなかったのですが、その車の中では聞き取れたのです。何時間も集中して聞き続けたことで、大学時代は聞き取れなかった英語が聞けるようになったことを実感しました。

峰ノ沢橋(静岡県浜松市龍山町)
自分の進歩感じられた感動。「英語とずっとかかわっていきたい」と思ったのが、夢に向かって行動に移そうと思った瞬間でもあったように思います。あの時通った県境の山深い中を流れる天竜川、山間の集落。今でも記憶に残っています。後から考えると、夢に向かって行動に移そうと思った瞬間があるはずです。そんな瞬間の思い出をずっと大切にしていきたいですね。


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最初の試練を前に

2016年11月29日 | 公立中高一貫校受検
今週末、長野県では公立中高一貫校の適性検査(=入試)が実施されます。昨年は長男が受検したので、今年も我が事のように感じます。

開校以来の倍率を記しておきます。※2016年以外は実質倍率。

諏訪清陵高校附属中学校
 2013年 5.31倍
 2014年 4.06倍
 2015年 3.19倍
 2016年 3.28倍

屋代高校附属中学校
 2011年 6.38倍
 2012年 5.54倍
 2013年 5.06倍
 2014年 4.88倍
 2015年 4.8倍
 2016年 4.35倍

都市部と違って、長野県は私立中学受験が一般的ではなく、ほとんどが地元の市町村立中学校に進学します。そのため、公立中高一貫校は開校以来、相変わらずの人気で、合格のために小学生は相応の勉強と対策をしなければなりません。受検する小学生のほとんどにとって、人生最初の試練だと思います。自分が小学生だったらこのプレッシャーに耐えられたかどうかは分かりません。

適性検査日まであと4日。体調を整えることに注力するとともに、これまでの努力を自信に変える時です。本人も家族もこれまでの頑張りを認めて、「自分以外に誰が受かるのか」という気持ちを持てたら合格が近づきます。

受検するすべての小学生たちよ、あともう少しです。頑張れ!

諏訪清陵高校附属中学校


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ある高1生の軌跡

2016年11月28日 | 指導現場にて
6月30日の記事で紹介した、ある高1生。

その後も、次週の授業までに必ず英文の暗誦をしてきていますが、先日ついに、英検準2級合格を果たしましたclap

継続は結果と成長をもたらす。
そして、追いつかれた進学校の、しかも学年が上の生徒たちは何を思うか。グループ全体で競争意識が働くのも当然。音読にも熱が入る。

勉強はやったもの勝ち。高校の偏差値、模試の偏差値は人生の偏差値ではない。努力を継続すれば、人生の偏差値は自然と高くなっていく。


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自分のやり方

2016年11月27日 | 英語勉強法
約20年前の旧TOEICを受けていた頃、TOEIC前日は図書館に一日中こもって翌日のTOEICに臨んでいました。それがきっかけで英語学習が習慣化し、その後の留学とTOEIC満点につながる起点となっりました。

やり方や勉強方法ばかりにこだわる人がいますが、極論すればそんなの何だっていい。自分の信じたやり方で行動に移し継続できているかが余程大事。

私は実用的な使える英語を身につけるため、アメリカに住んでいる時ですら、ずっとTOEICの問題集と格闘していました。「せっかくアメリカにいるのに」「しょせん試験のための勉強」等々いろいろ言われたこともありましたが、自分のやり方を信じ継続したことで人生の起点となり、今の自分があります。
自分のやり方に自信をもつことが、未来の自分を創るきっかけになる。


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幼少期からの学習環境

2016年11月26日 | 子育て
長野県ではほとんどの中学生が高校入試を受けますが、私は、その高校入試でその後の人生の方向性が決まると考えています。「そんなことないよ。高校で頑張れば、大学入試で挽回できる」という指導者は多いですが、現実問題として、それを実現した生徒を、私はこの12年間で数人しか知りません。つまり、可能性は限りなく低いのです。人間は環境に流されます。進学した高校の学力水準が高くなければ、3年後がどうなっているかは容易に想像がつきます。私は綺麗事は言いません。これが現実です。

だからこそ、中学時代の勉強には人生がかかっています。しかし、勉強に向かう姿勢は幼少の頃からの家庭環境が大きく影響します。小さい頃からの習慣を中学時代で変えるのは至難の業なのです。

①継続力と忍耐力を養うために、ドリルなどを毎日やっている。
②達成感を得るために、検定試験を受けている。
③地元の進学校や有名大学などを見学に行ったことがある。
④休日のほとんどをスポーツ活動に費やしている。
⑤ゲームを好きなだけやらせている。

以上の項目は、中学に入った時に勉強についていけなくなる可能性のある小学生のチェックに私が使っているものです。①~③は「いいえ」、④と⑤は「はい」の答えが多いほど、中学での勉強では望ましくない方へ向かいます。小学生、いや、幼稚園・保育園の頃から勉強に対する環境を整えていくことが、中学以降の学業にプラスの影響を与えてくれます。

東京大学・本郷キャンパス


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想いを口にする

2016年11月25日 | 起業・独立開業
独立開業を考えていた時、大学時代の親友が訪問してくれたのがちょうど3年前でした。その時は実に10年ぶりの再会でしたが、その間にお互い家族が増え、背負うものも多くなりました。温泉につかり、酒を酌み交わしながら、これまでのこと、これからのことを語り合いました。
そして翌年、私は独立開業、彼は海外赴任という大きな節目を迎えました。

あれから3年が経ち、時の速さを実感しています。彼がいつ帰国するかは未定ですが、いずれお互いの近況報告をゆっくりしたいなと思います。

友人が贈ってくれた中国彩虹(さいこう)書法の「花文字」
いつでも夢を語り合える友人は、自信を持った人生を生きようと駆り立ててくれますね。

そういえば、3年前のあの夜、長男と温泉につかりながら「勉学の道を志せ」とアツく語ったのも思い出しました。彼は今、その道を一歩ずつ進んでいます。

想いを口にする。想いを行動に移す。人生は常に自分の望むドラマを創り上げてくれます。


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自分のスタイルを確立する

2016年11月24日 | 子育て
長男(中1)が定期テストに向けて勉強中です。昨年の今頃は、この中学に合格するための受検勉強をやっていたと思うと、時の経つ速さを感じます。

小さい頃からの彼の学習スタイルを見ていると、メリハリを利かせた集中型のようです。私自身は、細切れ時間を使った積上げ型と言えましょうか(笑)。自分自身の勉強スタイルの理想とは、伝授されるものではなく、自分でつくるものだと思います。他人の理想を突きつけても、その人に相応しい理想とは限りません。親や指導者が施すことができる教育とは、子どもが自分で理想のスタイルをつくれるように道筋を示してあげることです。

今日の信州伊那谷は雪です。11月の積雪は、記憶にあるかぎり、人生初めてです。私は、自分の考えや戦略性を駆使できる雪かきが好きです。この冬も、自分のスタイルで雪かきを楽しみます(^^)/


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冬の準備

2016年11月23日 | 閑話
勤労感謝の日の今日は、午前中に推薦入試を受ける生徒と面接練習を行う予定です。大学受験は推薦入試が佳境を迎えます。体調管理を徹底して、ベストの状態で臨んでもらいたいです。

午後はフリーになるので、庭の落ち葉を片付けたり、明日の雪に備えてタイヤ交換に精を出します('◇')ゞ。いよいよ冬が来るという感じですね。


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4年間で積み上げたもの

2016年11月22日 | 英語勉強法
独立開業のためにTOEIC990点満点を取ろうと本気で決意した2012年11月20日、パート3・4のスクリプトを各1題、毎日それぞれ10回ずつの音読をすることをノルマにしました。そして、昨日で丸4年が経過しました。

一日もサボることなく続けた結果、29,200回以上音読したことになります。1回あたり約1分と考えると、一日20分を4年間で、29,200分=約21日間を音読に費やしたことになります。最初に音読したのは『TOEICテスト新公式問題集 Vol.5』でしたが、そのパート3・4のスクリプトはすべて200回以上音読し、その後、様々なTOEICの問題集を音読してきました。この4年間、旅行に行くときも、体調が悪い時も、開業準備で心身を酷使していた時も、夏期講習で忙しかった時も、毎日20回音読を続けることによって、続けることが苦痛ではなくなり、続けないことが苦痛に感じる自分がいます。そして、継続した結果、TOEICで990点満点を獲得し、独立開業も果たすことができました。

地元・伊那市の風景(2012年11月撮影)。
この写真を見ると音読を始めた4年前を思い出します。

20回の音読に要する時間は約20分ですが、毎日続ければ必ず英語力は伸びます。でも、そのわずかな時間すら取れないなんて、私に言わせれば言い訳にしか過ぎません。時間は作りだすものです。その工夫と努力すらできないのに「英語がいつまでたっても出来るようにならない」なんて言っている人は、本気じゃないってことです。英語習得はそんなに甘いもんじゃありません。

少しきつめの言葉になりましたが、英語学習を毎日続けることで、一人でも多くの方に可能性を拡げてもらいたいのです。自分に厳しくなった時から、望む未来へ向けての道が作られ始めます。今日から少しずつ継続してみませんか?


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TOEICは受験後こそが大切

2016年11月21日 | TOEIC・英検など
TOEICから一夜が明けました。昨晩は、夕食後に「第215回TOEICの感想」というタイトルでブログを記し心地よい疲労感に浸かっていたところ、母から、父が1メートルほどの高さの側溝に転落して頭から出血している、と電話がありました。

夜間緊急病院に連れていき、CTと傷口の縫合。傷口を2針縫ったものの、CTは異常なし。そして、帰宅したのが日が変わるころでした。一気に疲れを感じましたが、ノルマである就寝前のTOEICパート5を30問やって寝ました。自分で決めたことをやり続けるのも、TOEICのスコアアップには必要です。
さて、TOEIC受験は英語学習のモチベーション維持のために大切ですが、もっと重要なのが、受験後の感想を記しておくことです。何が良かったか、何が足りなかったか、今度どう学習すべきか・・・、等々、受験中や受験直後に感じたことや気持ちをメモ書き結構なので残しておきます。出来なかったり迷った問題、知らなかった英単語も思い出し、出来なかったところを明確にして復習することです。TOEICを今後の勉強に生かすことは、受験する一番の意義かも知れません。

私が約20年前に使用していたノートを見直すと、TOEIC受験後に記した「文法知識のスプロール化をなくす」という言葉が今でも残っています。当時、問題集などで文法力を闇雲につけてはいましたが、知識は穴だらけで虫食い状態。系統だった文法知識を身につけようと、その頃から格闘し始めたのを思い出します。

せっかく2時間集中して辛い時間を乗り切ったのですから、今後に生かしましょう!今回感じたことを今日からの勉強に生かし、辛かった2時間を楽しめるようになった時、TOEICのスコアは必ずアップしています。


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