沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

イノーの生き物

2007-04-23 | 沖縄の海
潮が引いたときのイノーの生き物たち。
詳しい方に案内してもらいました。

上は、キイロダカラ君。
タカラガイの仲間で、学名は Monetaria Moneta.中国名は「銭幣宝螺」、英語名は Money Cowrie.
古くから世界中で貨幣とされた貝。漢字でも、財、賃、貸、資、買…に貝がある。

岩の陰に隠れるナガウニ君。
外敵に狙われないよう、トゲがある。おいしいのかな。


無防備なトゲクリイロナマコ君。
ちょっと堅いです。外敵も襲わないのかな。おいしくないのかな。

砂と同じ色で、これは地味なカニ君。
狙われる美味しさなのだろうね。

サンゴの隣にいるのは、触手を伸ばして砂を食べているニセクロナマコ君。
お尻からきれいな砂を出す、海の掃除屋さん。
猫の尻尾みたいな感触です。伸縮自在の便利な体です。

こちらは、アライボヒトデ君。
ひっくり返すと、自力で起き上がります。

こちらは鮮やかなアオヒトデ君。
やたらと目立ってますが、エメラルドの海では目立たないのかな。

案内してもらうと、イノーの世界が見えてきます。
いろんな生き物が生息する空間です。