沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

パイナップルが食べたい

2008-05-26 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
連日、29度や30度と暑い日が続いて、すっかり夏の沖縄です。
こういう時は、「果物の王様」パイナップルが食べたいなあ。
スーパーなら容易に入手できるかもしれないが、やっぱ生産量日本一といわれる東村の一面のパイナップル畑を見て、おいしいパイナップルをゲットしたい。

そう思うやいなや、自転車にまたがって出発です。
1時間走って、いよいよ山道に差し掛かります。
ここからが、キツイよ。

県道14号線は、上ったり下ったりの繰り返しで、心臓がバクバク。
左のこめかみ近くで、ズキン、ズキンと、自分の鼓動が聞えるよ。
これって、ちょっと健康に悪いかも…。
前回と違って、自転車を押してないからカラダにこたえます。
東村へ行こう(1)恥うすい碑 - 沖縄での一人暮らし

スコールが来ました。恵みの雨です。
路面から湯気が上っています。

なんで、こんなに苦労してパイナップルが欲しくなったのか。
スーパーや農協直売店に行けばあるかもしれないのに。
伝説の「恥うすい」の男女は、どんな想いでこの坂を上ったのだろうか。

やっとの思いで2時間かけて、慶佐次(げさし)の共同店にたどり着きましたが…。
7月まで店頭には出ないとのことでした。残念~(ーー;)
店推薦の海ぶどうをゲットして次に向かいます。

近くのパイナップル畑です。
まだ、実はこんなに小さいよ。
パイナップルは、葉で雨水を集めて大きくなるから、土が悪くても育つらしい。

気を取り直して、さらに自転車でえんやこら進んで、東村の役場近く平良(たいら)の「パイン」に行くと、ここではパイナップルがたくさん並んでいました。
ハウスパインが490円。2個ゲット。
リュックサックに入れて、ちょっと重いけどおんぶです。

自転車で子供をおんぶするってこんな感じなのだろうか、などと考えながら、2時間かけて、帰宅しました。
さっそく、ヨーグルトをかけて、いただきます。
甘さと酸味が、ちょうどいいです。
ヨーグルトがクリームのように感じられて、おいしいです。