那覇空港の滑走路が混雑していて、旅客機の到着が遅れることもよくある。
いったいどうなってるのか。
JALの機内Wi-Fiでフライトレーダー24というアプリで、機内から調査してみました。
15:45 台湾の高雄(Kaohsiung)発、那覇行きピーチ機が、高度15m、時速233kmで着陸体勢に入っています。
15:47 着陸後、管制の許可が出て、待機していた那覇発名古屋行きジェットスター機が、離陸体勢に入りました。
15:48 名古屋行きは離陸していませんが、韓国のソウル発那覇行きチェジュ機(韓国のLCC)が、高度82m、時速252kmで着陸体勢に入りました。
15:51 着陸後、直ちに那覇発東京行きJal機が、時速73kmと離陸に向けて加速中です。
15:52 間髪を入れず、石垣発那覇行きJTA機が、高度15m、時速239kmで着陸態勢に入っています。
離陸を待機している旅客機は、まだ8機以上あります。
このように、那覇空港は2分刻みで、着陸と離陸を交互に繰り返しています。
JR山手線の過密ダイヤでも、2分間隔。
このアプリにより、「那覇空港は山手線並みの過密ダイヤ」ということがわかりました。
しかも、着陸を目指す飛行機は、時速200km以上の猛スピードで突入してくる!
電車の2倍以上のスピードで、レールもない。凄いことです。
着陸許可を待つ飛行機は、上空で、どうしているのか。
これもアプリで分かります。
15:54 自分の乗っている飛行機は、3番目に着陸を予定している青い点。
後続の飛行機は、羽田発那覇行きスカイマーク機で、高度2408m、時速387km。。
その後も、羽田発那覇行きANA機で、高度2401m、時速424km。。
さらに後ろは、神戸発那覇行きソラシドエア機で、高度3077m、時速569km。
6機が、着陸の許可を待って、沖縄本島南部の空を旋回しています。
と、ここで、残念な機内アナウンス。
「那覇空港が混雑のため、到着が10分遅れます。」
前をゆく成田発那覇行きのバニラ機を着陸させた後は、出発待機の旅客機を先に離陸させようという管制官の判断が出ました。 10分あれば少なくとも5機は離陸できます。
今までの航路(緑の軌跡)を外れて、さらに南の上空に向けて飛び始めました。 10分というと時速400kmで66kmは飛ぶから、遠くで遊んで来る必要がある。
後続の飛行機も、順番を守ってついてくるのでしょう。
どこまで飛んでいくんかいな…。
と、ここで、機内Wi-Fiが終了しました。これ以上は、追跡できず。
滑走路が1本しかなくて、それを離陸と着陸で交互に使用しているから起きる問題。
滑走路が4本ある羽田空港では、同時着陸を先日経験した。さすがだねー。
そのため、現在、第二滑走路を工事中です。
右側の緑に覆われたのが、現在の滑走路。
左側の沖合にある細長い土地が、海の中に造成中の第二滑走路。
第二滑走路の旅客機は、構造上、第一滑走路を横切る必要があるけど…。
過密ダイヤの改善、安全性の向上、輸送力の強化を期待します。
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