
船に乗って海釣りしてみないかとお誘いがあった。
思い起こせば20年近く昔、東京湾木更津沖船酔いトイレ閉じこもり事件という、人には語れない苦い経験があった。
以来、船という揺れる乗り物は封印してきたので、躊躇したのだけど、
「揺れないから、内湾だから、港から直ぐ先の目の前のサンゴ礁から少し出たところだから」
という言葉に乗せられて、不安を抱きながらも船に乗ることになった。
不安げな私に酔い止めの薬をそっとくれる方もいて、沖縄の人の心配りに心を打たれるのであった。

船は小型のスピードが出るタイプ。
次々と波を乗り越えて、船が上下にバウンドする。
「今日はちょっと波がありますね。台風の余波でしょうか。」
って、さりげなく、いうじゃない。
早くも、話が違う。
しかも、この船、小型過ぎて、トイレがないじゃない。
危険な展開だ。

やがて、ポイントに着く。船を止めると静かな海だ。
まぶしいオキナワの太陽。青い海。ちょっと揺れる船…。
エサのオキアミをつけて、海底30mまで糸を垂らす。
そして2巻き糸を上げて、様子を見る。
しばらくすると、何か、手ごたえあり。
もう、かかっちゃったのかしら(ーー;)。

何か大きいよ。30cmはあるよ。今日一番の大物だって。
なんか、お客を乗せることが上手な人たちだ。
ヒトスジタマガシラというイトヨリダイの仲間らしい。
写真取ってたら、もう針にエサをつけてくれる。
私がシロートでエサをつけるのも魚から針を外すのがヘタなのを、この人は察してる。

で、また釣れちゃいました。
この魚の名前は不明です。
→タテジマヤッコのオスだそうです。
WEB魚図鑑 に投稿して教えてもらいました(^^♪
横じまと思うけど縦じまなんですね。不思議だ。
この調子でどんどん釣り上げるのが目的なのだろーか。
2匹も釣ったら、晩のおかずとしては十分じゃ。
「あとどのくらいここにいるんですか。」と聞いたら、
「1時間か…2時間。」
カラダ持ちこたえるだろーか。

「はい、次。」っていうから、「自分でゆっくりとやります。」といって、ろくにエサもつけずに意味もなく釣り糸をたれて、遠くの景色を見ていました。
前もそうだった。木更津沖で、誰よりも早くアジを釣り上げて、船長から「初めてとは思えないね~。」とか持ち上げられた後は、船酔いが急にやってきて、その後は陸に戻るまで忘れられない地獄の展開だった。
「今日は30匹釣って、ご近所にも配るぞー」という高い目標と気持ちの張りさえあれば、船酔いを防げるのだろうけど。

この人の編み笠、サマになってるね。
座ったまま、しかも釣竿を握って船の揺れをまともに受けるのはツライ。
立ち上がって両手で頭の上のパイプを握り、遠くの景色を見ながら、カラダの揺れを防ぐ方がずっと楽だ。
転ばぬ先の杖ならぬ、船酔いする先の手すりじゃ。
もう二度と釣り竿を持つこともなく、船の上でバンザイをし続けていました。
やがて、自分より先に体調が悪化し助けを求める人が現れて、一旦、陸に戻ることになった。
これ幸いと、一緒に海から脱出したのでした。
いやー、トイレもない小船の上で気分が悪くなったら、さらに20年間も海釣りを封印しなきゃなんないとこでした。

中央で小さく見える黒い点が釣り船です。
手前の波は浅瀬で、波が砕けているところです。
貴重な楽しい経験をさせてもらいました。
船に乗せてくれた人たちに、厚く感謝です。
思い起こせば20年近く昔、東京湾木更津沖船酔いトイレ閉じこもり事件という、人には語れない苦い経験があった。
以来、船という揺れる乗り物は封印してきたので、躊躇したのだけど、
「揺れないから、内湾だから、港から直ぐ先の目の前のサンゴ礁から少し出たところだから」
という言葉に乗せられて、不安を抱きながらも船に乗ることになった。
不安げな私に酔い止めの薬をそっとくれる方もいて、沖縄の人の心配りに心を打たれるのであった。

船は小型のスピードが出るタイプ。
次々と波を乗り越えて、船が上下にバウンドする。
「今日はちょっと波がありますね。台風の余波でしょうか。」
って、さりげなく、いうじゃない。
早くも、話が違う。
しかも、この船、小型過ぎて、トイレがないじゃない。
危険な展開だ。

やがて、ポイントに着く。船を止めると静かな海だ。
まぶしいオキナワの太陽。青い海。ちょっと揺れる船…。
エサのオキアミをつけて、海底30mまで糸を垂らす。
そして2巻き糸を上げて、様子を見る。
しばらくすると、何か、手ごたえあり。
もう、かかっちゃったのかしら(ーー;)。

何か大きいよ。30cmはあるよ。今日一番の大物だって。
なんか、お客を乗せることが上手な人たちだ。
ヒトスジタマガシラというイトヨリダイの仲間らしい。
写真取ってたら、もう針にエサをつけてくれる。
私がシロートでエサをつけるのも魚から針を外すのがヘタなのを、この人は察してる。

で、また釣れちゃいました。
この魚の名前は不明です。
→タテジマヤッコのオスだそうです。
WEB魚図鑑 に投稿して教えてもらいました(^^♪
横じまと思うけど縦じまなんですね。不思議だ。
この調子でどんどん釣り上げるのが目的なのだろーか。
2匹も釣ったら、晩のおかずとしては十分じゃ。
「あとどのくらいここにいるんですか。」と聞いたら、
「1時間か…2時間。」
カラダ持ちこたえるだろーか。

「はい、次。」っていうから、「自分でゆっくりとやります。」といって、ろくにエサもつけずに意味もなく釣り糸をたれて、遠くの景色を見ていました。
前もそうだった。木更津沖で、誰よりも早くアジを釣り上げて、船長から「初めてとは思えないね~。」とか持ち上げられた後は、船酔いが急にやってきて、その後は陸に戻るまで忘れられない地獄の展開だった。
「今日は30匹釣って、ご近所にも配るぞー」という高い目標と気持ちの張りさえあれば、船酔いを防げるのだろうけど。

この人の編み笠、サマになってるね。
座ったまま、しかも釣竿を握って船の揺れをまともに受けるのはツライ。
立ち上がって両手で頭の上のパイプを握り、遠くの景色を見ながら、カラダの揺れを防ぐ方がずっと楽だ。
転ばぬ先の杖ならぬ、船酔いする先の手すりじゃ。
もう二度と釣り竿を持つこともなく、船の上でバンザイをし続けていました。
やがて、自分より先に体調が悪化し助けを求める人が現れて、一旦、陸に戻ることになった。
これ幸いと、一緒に海から脱出したのでした。
いやー、トイレもない小船の上で気分が悪くなったら、さらに20年間も海釣りを封印しなきゃなんないとこでした。

中央で小さく見える黒い点が釣り船です。
手前の波は浅瀬で、波が砕けているところです。
貴重な楽しい経験をさせてもらいました。
船に乗せてくれた人たちに、厚く感謝です。
魚も釣れて…。
沖縄の魚はきれいですね。
沖縄に旅した時、市場で青や赤の魚を見かけ、見入ってしまいました。
でも、いざ船酔いとなると困った事ですね。
私自身はフェリーぐらいしか乗ったことがないので、
船酔いするかどうかわかりません。
沖縄の方の明るさと心配りをひしひしと感じました。
早く陸に上がりたい、陸がいい、揺れない陸がいい。
船から海に飛び込んだ方が揺れないんじゃないか、なんて思ったりしてました。
楽しめただけで、もう十分です。感謝です。
市場に赤や青の魚がいるんですか。
今度行って見よっと。
でも、いざ船に乗ると…。
小型の船はホントによく揺れてくれます。大型のフェリーなら揺れることは少ないと思いますけど。
おっしゃるように、沖縄の方の明るさと心遣いがとてもうれしく思った日でした。
こんにちは、初めまして。
沖縄に暫く住んでいたものです。
海が恋しくなって、お邪魔してしまいました。
沖縄にはまた、住みたいと思っているのですが、
なかなか行けそうもないので、状況を知りたいです。
たまに遊びに来ていいですか?
MEG
沖縄にお住まいでしたか。
何がお気に入りでしたか?
海が海らしくて、沖縄はいいですね。
海底まで透き通った浜辺を見ていると、これが海なのかと思ってしまいます。
自然に甘えすぎず、自然と調和できる暮らしが出来るといいと思います。
また、ご訪問くださいね。