故事ことわざ問題で、AIが間違えて面白い解答をした。
その解答をAIに画いてもらえば、AIの頭の中がわかるはず。
BingAIは、チャット形式で「○○の絵を描いて」というだけで、イメージクリエーターが起動してくれるようになり、便利!
4つくらい候補が出てきますが、気に入ったモノを選んでいます。
第5問 「人生( )に感ず」をBingAIが「人生(如夢幻泡影)に感ず」と誤答したもの。
プロンプト(命令)『「人生如夢幻泡影に感ず」の絵を描いて』
BingAI
「人生如夢幻泡影に感ず」という言葉は、仏教の教えで、「人生は夢やまぼろしや泡や影のようにはかなく、実体がないことを悟ること」12 という意味です。
この言葉は、「金剛般若経」という仏典に由来します。13
「人生如夢幻泡影に感ず」の絵を描くとしたら、こんな感じでしょうか。
※正解は、「人生意気に感ず」だったんだけどね。正解を画いてもらうと次のようになる。
上は「人生は幻のように儚く実態がないを悟ってる」。
下は「利害や打算ではなく、相手の心意気に感動して動く」絵。
問題7 「( )破れて山河あり」を「風破れて山河あり」とChatGPTが誤答。BingAIは正解。
『「風破れて山河あり」の絵を描いて』
BingAI
「風破れて山河あり」とは、戦乱で国が滅びても、山や川の自然はもとのままのなつかしい姿で存在しているということです1。この言葉は、唐の詩人・杜甫が安史の乱のさなかに詠んだ詩『春望』の冒頭の句です2。日本では、松尾芭蕉が『奥の細道』で引用したことで有名になりました1。
「風破れて山河あり」の絵を描くとしたら、どんなイメージが浮かびますか?私は、荒れ果てた城壁の向こうに、青々とした山々や流れる川を描いてみたいと思います。それでは、私がその絵を描いてみますね。
※芭蕉の句をBingに画いてもらった。戦の跡の山河(上)と夏草(下)だね。
BingAI「夏草や兵どもが夢の跡」は、松尾芭蕉が奥の細道の旅の途中で、岩手県平泉町を訪れた時に詠んだ有名な俳句です123。平泉は、かつて奥州藤原氏が繁栄を築いた地で、源義経の最期の場所でもあります123。芭蕉は、そこにあった義経の居城の跡地に登って見渡すと、ただ夏草が生い茂る風景を目にしました123。その光景に感動して、「夏草や 兵どもが 夢の跡」という句を詠みました123。この句は、人間の栄華や功名が儚く消えてしまうことを、夏草にたとえて表現しています123。
第12問「( )年飛ばず鳴かず」をBingAIが「燕雀安く飛び立つに至らず」と誤答。
『「燕雀安く飛び立つに至らず」の絵を描いて』
BingAI
「燕雀安く飛び立つに至らず」とは、小人物は大人物の志を理解できないということのたとえです1。この言葉は、秦を倒すために立ち上がった陳勝が若き日に言ったことばです2。燕雀はツバメやスズメのような小さな鳥で、鴻鵠はオオハクチョウのような大きな鳥です2。
「燕雀安く飛び立つに至らず」の絵を描くとしたら、どんなイメージが浮かびますか?私は、小さな鳥が低く飛んでいる様子と、大きな鳥が高く舞っている様子を対比して描いてみたいと思います。それでは、私がその絵を描いてみますね。
※正解は「三年飛ばず鳴かず」(王さまの庭に大きな鳥がとまって、三年飛ばず鳴かずにいますが、あれはなんという鳥か知っていますかと問うたところ、王は、「この鳥は一たび飛べば天に突き上がり、一たび鳴けば人を驚かすだろう」と答えた)。
この絵を描いてもらうと、こんな絵でした。
表紙のイラスト、なかなかインパクトありますね。チャットGPTの講座もあると聞きました。上手く利用できれば無限大の可能性が広がりそうですね✨
今朝の日経新聞に書いてありましたが、ゲーム画像高速処理のために20年前に開発されたGPU画像処理半導体が、10年後に最速のスパコンに採用されて、AIの膨大な学習に使われるようになったと。この20年間の開発があったのですね。