アメリカの大統領選挙の投票が始まった。
アメリカの大統領選挙は日本から見ていても面白い。それは候補者同士の討論会のTV中継があったりするからだろう。
テレビでアメリカ人のインタビューを観ると、子どもでも若い人でも、それぞれ「自分はなぜオバマを支持するのか」「マケインを支持するのか」という理由を答えている。そうなる“土壌”がアメリカにはあるように思う。
日本でも党首討論が取り入れられたが、小沢民主党はそれを活用しようとしない。与党が嫌がるのなら分かるが、野党が嫌がるというのはよく分からない。
綾部に帰ってきた頃、「21世紀市議会」という団体を作り、市議選、府議選、市長選の候補者(候補予定者)による立会演説会(的なもの)を開催した。
どちらかが有利になったり不利になったりすることを避け、“討論”にならないような形式にしたのが面白くなかったのか、聴衆は思ったよりも集まらなかったが、 「損だ、得だ」ではなく、日本でも候補者討論会もしくは立会演説会を開催しなくてはならないのだろう。