何かをするときに、「できない」から入ると、それはできなくなる。
できない理由を明確にすれば、それはまず頭の中では乗り越えることができる。
でも、その乗り越えるという想像に対しても、さらにまた「できない」理由を探してしまうと、「できない呪縛」から逃れられなくなる。
人に意地悪をすると、自分にその結果が降りかかってくる。人に良いことをしても、自分にその結果が降りかかってくる。
分からなければ、自分が損する方向に向かって動けば、幸運が降りかかってくるように思う。
定額給付金問題での首長発言を聞いていると、日頃、「地方に任せてくれ。地方分権だ」と言っているのは、ポーズなのかなと思う。
「ひも付き」ではなく、「丸投げ」をと求めているのではないか。
「できない」ではなく、「どうしたらできるのか」を考える地方自治体にならないから、いつまでたっても地方分権が進まないのではないかと思う。
国会議員も首長も、「大変だけど、国民のために腕まくりして頑張ろう」という気概をなぜ見せないのか?窓口が混乱したとしても、景気対策なのだから、出すのなら物入りな年末に出すのが本当は良い。
案ずるより、産むが易し、だ。