夜、お通夜に参列。
帰って、懇談会に参加。
いろいろ話があったが、最後は「定額給付金」についての話題が出た。子どもを持つ30代、40代の人たちばかりだったが、みんな「定額給付金」の支給を期待していた。
世論調査では多くの人が支給に反対しているそうだが、ここでは100%が年内の支給を望んでいた。
テレビで2兆円の他の使い道を評論家が挙げておられたが、「特養を増やす」「介護報酬をもっと値上げする」「産婦人科医を増やす」というものだった。
特養を増やしても、介護保険会計につぎ込む税金や保険料を増やさないといけないので、そのお金はどうするのか?保険料の値上げをしたのでは仕方ない。
介護報酬の値上げは重要だが、とりあえず3%の値上げをするので、それを10%にということが、それほど直接的な景気対策になるのだろうか?
産婦人科医を増やすと言っても、産婦人科医が増えないのは報酬だけの問題ではない。訴訟が多いということもあるし、またこれも重要なことではあるが、直接、緊急の景気対策になるようには思えない。
以前、岩国哲人代議士が講演で、「増税は公が使うお金を増やして、民が使うお金を減らすこと。減税は公が使うお金を減らして、民が使うお金を増やすこと」と言われた。
アメリカのレーガン大統領の減税とフーバー大統領の増税を対比して、「民はお金の回し方が上手い。減税が最大の景気対策だ」と言っておられた。
今回の「定額給付金」は低所得者に手厚く、減税よりもさらに効果があると思われる。
当初方針通り、所得制限は設けなくても良い。手間をかけずに、早く支給することだ。